カムマグネット交換＆対策ハーネス取付け（純正）

納車時より，定番のカムマグネットよりオイル漏れがあり，ハーネスへのオイル毛細管現象による漏れも発生していたので，カムマグネットを純正新品に交換し，毛細管現象対策ハーネスを取り付けました。

フロント部のカバーを手前に引っ張って取り外します。　（暖かい状態が取り外しやすいです）

フロント部のカバーは，エンジンを釣る為の穴に嵌めてあります。

ベルト等にオイルがかからないようにウエスで養生し，パーツクリーナにて周囲を清掃しておきます。

カムマグネットのコネクタを外します。

赤丸部をマイナスドライバ等で押しながら抜きます。

E8のソケットを使用し，カムマグネット取り付けボルトを3本（計6本）外します。

カムマグネットを取り外した状態です。

中のOリングが固着しかかっているので，マイナスドライバ等で少しこじってあげると，外れてきます。

純正新品のカムマグネットと毛細管現象対策ハーネス

カムマグネット
部品番号　：　A2710510177
価格　：　？

毛細管現象対策ハーネス
部品番号　：　A2711502733
価格　：　？

（通常Oリングとセンター出し部の穴の蓋は別売）

※今回はセット品を通販で入手した為，個別の価格は不明とします。
セット価格　：　28,600円　（Oリング等付き）

カムマグネットの新旧比較 裏

変更は見られません。

カムマグネットの新旧比較 表

変更は見られません。

Oリングに新油を塗り，エンジン側に装着しておき，カムマグネットを取り付けます。

写真を撮り忘れていますが，カムマグネットのセンタ穴に6mmのキリを挿入し，センタ出しをしながら3本のネジを慎重に締め込みます。

この時，規定トルクの8Nmで締め終わるまでキリを抜かないようにします。
キリを抜き差しし，異常な抵抗が無ければ成功です。

カムマグネットのセンタ穴キャップは，キャップ先部に新油を塗布し，穴部に合う工具を入れ，画像のようにゆっくり押し込むと素直に入ります。

8Nmで締め付けます。

対策ハーネスをエンジン釣り用部品に結束バンド等で固定します。

この際，ハーネスが振動で傷つかないように注意しながら固定します。
ハーネスを直接金具に取り付けるのではなく，金具に結束バンドを先に巻き，その結束バンドに結束バンドを通してハーネスを固定すると，結束バンドがクッションになりハーネスが守られます。

125,309km走行時に交換