ブレーキ ライニング 点検　と　パーキング ブレーキ レバー の引きしろ点検・調整

ホイール 交換と同時に，ブレーキ ライニング 残量を点検。

まずは左後輪から。

特に異常は認められませんでした。


ライニング 厚み

標準値 ： 4.9 mm

限度値 ： 1.0 mm

右後輪

こちらも特に異常は認められませんでした。

今回の メイン である，シュー クリアランス の調整を行います。


1. 引きしろの点検
　標準値 ： 5 ～ 7 ノッチ ［操作力約 196 N ｛20kgf｝］

パーキング ブレーキ レバー のアジャスチィング ナット を ケーブル ロッド 先端まで緩め パーキング ブレーキ ケーブル を フリー の状態にして，次の要領で調整する。

(1) ブレーキ ペダル の踏み込み操作を ストローク が変化しなくなるまで繰り返す。

備考
・ブレーキ ペダル の踏み込み操作を繰り返せば シュー クリアランス が正規に調整される。

(2) パーキング ブレーキ レバー の引きしろが標準値になるように アジャスチングナット で調整する。

注意
・パーキング レバー の引きしろを標準値未満にすると，リヤ ブレーキ の引きずりを起こすため注意すること。

(3) 調整後 パーキング ブレーキ レバー を戻したとき，アジャスチングナット と パーキング ブレーキ レバー の間にがたがないことを確認する。

(4) 車両の後部を ジャッキアップ して，パーキング ブレーキ レバー を戻し，後輪を回して リヤ ブレーキ の引きずりのないことを確認する。



これで，シュー クリアランス が適正値になるので，ブレーキ タッチ が向上するはずです。