2011年07月21日
介護の世界に入ると、必ず同じジレンマに悩まされます。
今日お話するジレンマに該当しない介護士がおられる場合はきっと転職しタレントになるべく才能を持った方と思います。
その“ジレンマ”とは…
「レクリエーション」です。
介護とは一般に「オムツ交換」や「着替え」「お風呂」や「食事」といった当たり前の生活援助を想像しがちですが、実際ではこれらは基本業務であり、然程難解な事ではありません。(とはいえ在宅で介護をされる場合は別です)
では何故レクリエーションが難しいというかというと…
“毎日続く生活の中で、マンネリ化せず、単調にならず、利用者本人が楽しみ参加する”これがレクリエーションなのです。
おおよそ職員が用意する訳なんですが、内容だけ見ると…
「風船バレー」「童謡」「体操」と稚拙に思われるものも多々あり、認知が軽度の利用者には参加を促されても不快に感じる場合もあるでしょう。
こんな場合も含め、単純なレクリエーションを恥ずかしくないものに変える話術があります(こう書くとカッコ良く聞こえますねww)
複雑なような前談ですが、至って介護士はコレを使い巧みに参加を促す訳です。
その“話術”とは“説明”です(*´∇`*)シンプルでしょう?
でも前後でレクリエーションの意味、効果、それに関連する知識の説明
例:手遊びの場合「家でもできるお金のかからない頭の体操です(*´∇`*)」背中の文字当ての場合「背中には神経が少なく刺激を感じにくいんです、しっかりしている私たちでも解らない事もあります」等
といった会話をする事で、不快にさせずにレクリエーションに参加していただいています(。-∀-)
まあ、同じレクリエーションを使い回している事にはかわりないんですがね・・・(;´Д`)
※若いご婦人との会話が上達する訳ではありませんorz
Posted at 2011/07/21 13:41:44 | |
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介護 | モブログ
2011年06月23日
山陰地方では昨日から蒸し暑い日となり、本日はカンカンな日差し…
昨日の湿度は84%とかなりの不快指数です。
脱水には十分気を付けて、こまめな水分補給を心がけましょう。
さて…この湿度ですが、介護の仕事をする以上、およそ避けては通れぬ道があります。
「入浴介助」です。
この入浴介助…
Tシャツに短パンで行いますが、それでも汗だく…
湿度は夏場に至っては90%くらいでしょうか?…
入浴に衣服の着脱…
脱衣場から出るとクーラーが効いて涼しく気持ちが良いんです…
はじめはね…
これを繰り返し行うと当然、頭痛がおき、クラクラするなかまた暑い風呂場へと足を踏み入れていくのです。
体調管理が厳しい環境ですが暖めたり冷やしたりを繰り返す事は活性化すると聞きます。
つまりは介護士は肌がツルツルというわけです。
噂で聞いた事があります。
氷水と熱い湯を交互にかけて鍛えれば大きくなると…
あの噂は…
私に至っては嘘という結論に至りましたorz

Posted at 2011/06/23 13:37:06 | |
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介護 | モブログ
2011年06月03日
あなたは何歳まで生きたいですか?
私は200でも300でも(´∀`)
「そんなに生きたくない」という意見も勿論あるでしょう。
健康の秘訣は以前お話しましたが…
「精気に溢れ若々しい人」というのはどういうものでしょうか?
介護施設や老人施設ではハッキリと差が見てとれます。
それは目力(*∀*)
元気で気力のある方は、どんなにお年を召されても若々しいく、目はいつもギラギラしています。
逆に疲れきって背中を丸め、眼鏡の向こうは死んだ魚のような方もおられます(私ですorz)
百歳の若者もいれば、二十歳の老人もいる…
若さは心であり、たとえ表に出さなくても「目標」があり楽しみを持っていれば100と言わず200でも300でも生きていたいと私は考えます。
その為、まずは目力から鍛えねば…
目標は…
眼鏡を取ったら美少女(´∀`)

Posted at 2011/06/03 13:30:59 | |
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介護 | モブログ
2011年05月30日
皆さん余所のお宅に入った事はありますか?
友人の家や親戚の家くらい入れば十分
あまり他人のお宅には入りたくはないものです。(不法侵入はダメ!絶対!)
しかしながら介護の世界では余所のお宅に入る職種があります。
ホームヘルパー・訪問看護・デイサービスなんかがこの部類となります。
デイサービスでは時に家族が居なくても、許可を持って(口約束程度です)利用者の連れ出しをし、終了後、無事送り届けたり
ホームヘルパーは洗濯をしたり、炊事をしたり、または代わりに薬を受け取りに出たりもします。
あまり余所のお宅に入る事がない、そしてテレビでは言わない介護の話
扉を開けるとネズミが飛び出してきたり
足の踏み場もないゴミの山に横たわったいたり
触れられないほど壁一面がカビだったり
床が尿で朽ちて穴が開き、ダンボールで補修してあったり
もはや手のつけようのない環境の中で歩くのもままならない方が住んでおられる場合があります(一部です)
親族は当たり前に生活し、家族もいて、でも「親」を捨てている事もあるんです。
過去、この方が何をしたかは知りません。
しかし、たった1人の家族の協力で、この方の最後が変わるかもしれないんです。(大袈裟でなく)
そんな憤りを感じながらも、私は介護を続けます。
だって仕事がないんだもの(涙)

Posted at 2011/05/30 13:43:31 | |
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介護 | モブログ
2011年05月10日
東日本大震災、介護老人の非難した施設利用による「介護施設からの高額請求」の報道補足
ニュースを聞いて…
介護保険の請求は本来一割負担です。
以前にも書きましたが、「限度単位数」を超えた場合には、超えた利用単位×10の利用料、つまり10割負担となります。
ニュースでは「介護施設から高額請求がきた」とのクレームが寄せられたと報道で一方的ではあります。
施設は通常以上の利用だった事でしょう。
この場合…
請求書は通常通り出るんですが、なぜクレームに至ったのかという点…
利用する前に施設から「限度単位を超えて10割負担になる可能性」「支払い」の説明が行き届いていないという問題点
この問題点を施設側が訴えていたが機能しきれなかった行政(推測です)
この二点を踏まえていたにも関わらず「聞いてなかった」また「読んでなかった(入所手引き)」という場合も考えられ…
報道一つでエラいカオス
特別措置として生活保護と同対応(期限付き)(被災程度による)「減免」が望ましいと思われます。
福祉機能で言えば「保育」なんかもどうしてるんだろう…

Posted at 2011/05/10 13:33:23 | |
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