プリウスの暴走報道を見た時から、やってみようと思っていた実験です。
「目的」
今販売されている日産車にはBOS(ブレーキ・オーバーライド・システム、ブレーキ優先装置)が装着されているので、実際に作動するのかを確かめます。
←画像は参考資料として添付したモノなので、突っ込まないで下さい(^ε^)
「方法」
場所は、早朝で他車が一切走っていない、広くて真っ直ぐな安全な道路。
CVTセレクターはDレンジに入れ、ノーマルモードのまま。
時速50キロで定速走行し、アクセルを右足で一定に踏んだまま、ブレーキを左足で踏みます。
1)ブレーキを、一番奥まで踏み込む。
アッと言う間に、車が停止しました。
2)ブレーキを、真ん中まで踏む。
制動距離は余り変わらずに停止した。
3)ブレーキを、チョットとだけ踏んで直ぐに離す。
スピードが少し落ち車体が前屈みになるが、再び速度を上げ時速50キロへ。
ここまでは、予想通りの結果でした。
次からの実験が、本当に知りたかった事です。
CVTセレクターはDレンジのまま、スポーツモードに設定。
時速50キロの定速走行から、アクセルを右足で全開に踏み込み続け時速60キロを越えた時に、ブレーキを左足で踏みます。
4)ブレーキを、一番奥まで踏み込む。
5000回転あたりを指していたタコメーターの針が急下降して、アッと言う間に車が停止。
停車中にニュートラでアクセルを煽って離した時と同じ速度でタコメーターの針が下がるので、アクセルを全開にしていても燃料噴射を自動的にカットしてるようです。
5)ブレーキを、真ん中まで踏む。
制動距離は少し長いが、同じような結果になる。
6)ブレーキを、チョットとだけ踏んで直ぐに離す。
エンジン回転が一瞬下がってスピードが落ちるが、ブレーキを離すとエンジン回転が上昇して加速する。
これで納得しました!
峠のコーナー手前でブレーキを踏みクリッピングでアクセルを踏んだ時、エンジン回転が思ったよりも低かったのは、BOSが働いていたからのようです。
今度からはブレーキは切っ掛け作りのチョン踏みにし、なるべくアクセルワークでスピードコントロールしよおっとσ(^o^;
「追加試験」
7)停車中に左足でブレーキを奥まで踏み、CVTをDレンジに入れ、右足でアクセルを踏む。
車は動かず、エンジン回転が上昇した、
BOSの作動条件の1つに、車速センサーも関係しているのかも。
ブログ一覧 |
青マーチ | クルマ
Posted at
2010/03/28 10:19:07