京成3300形を新製しました

実に京成3200形を新製してから1年以上が経過してしまいましたｗ
同じファイヤーオレンジ塗装時代のＢトレなんですが
3200形は2015年に販売されたSGフレーム仕様で
3300形は2009年に販売されたHGフレーム仕様なんですね。
サクッと組立て完了。
光の当たり方でかなり全体の印象が変わりますね～
せっかくなので3200形と並べて比較してみました。
（上：3200形、下：3300形）
うわぁ～やっぱりまったく同じに見えま～す！w
実物がほとんど同じだったんでもう同じ電車という事にしましょう！ww
さて、肝心の実車は1968年～1972年まで54両が東急車輛製造・日本車輛製造・汽車製造で造られました。
車体は3200形両扉車と同様ですが、2次車の3320編成以降は前面上部と側面に種別・行先表示器を装備。
（まぁ～これも更新工事で同様になってますからわかりませんね）
空気ばね台車を装備して1次車は3301～3308がWNドライブで住友金属工業製のFS-361A
3309～3316はTD平行カルダン方式で汽車会社製KS-121Aを採用。
2次車は3000形・3050形などとの併結を考慮して金属バネ台車を再び採用しているんですね。
3317～3324・3335～3350：WNドライブで住友金属工業製のFS-329D
3325～3334・3353～3356：TD平行カルダン方式で汽車会社製KS-131
主電動機の出力は100kw×4ケですが例によって運転室寄りの台車は附随車なんで4連で3M1Tでしたね。
大手私鉄の中で冷房化が遅れていた京成電鉄も荒川橋梁の強化工事が終わり急いで冷房化工事に取り組みます。
しかし車体更新時の冷房化では時間を要するので単独で冷房化工事に着手します。
この3300形も順次冷房化改造をしたり、種別・行先表示器を取り付けたり、ボディ塗装の変更等で
実に1985年から1995年までの11年間で4回も大きく外観が変わっているんですよねｗ
また1990年にはクロスシートの試作（4両編成1本を充当し全車両座席配置を変えています）を実施したりしていました。
1995年以降は全車6連編成に編成変更されて活躍しましたが新型車両導入や空港アクセス線の開業によって
2008年以降は全車が運用率が低い4両運用で使用される事となりました。
その後、青電リバイバルカラーや旧赤電カラー、寅さん号などとして運用され順次引退。
京成最後の赤電として2015年臨時特急成田山号でさよなら運転が行われました。
ちなみにこの時の編成（8連）は1次車（空気ばね）と2次車（金属コイルばね）の混結だったんですね。
京成電車と言えばやっぱり赤電・青電の時代が一番印象深くとても懐かしく思い出されます。