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アキボーのブログ一覧

2025年05月12日 イイね!

東京急行(5000形:2代目)が入線しました。

さてさて、最近はすっかり入手できる車両に限界を感じはじめている管理人でございます。
まぁ~それはそれとして割り切って何らかしらの新しい遊び方を発見するようにしないと楽しめませんからね。
幸いまだ知らない車両も流通しているのでこれからも一期一会で楽しみたいと思っています。
そんなちょうどいいタイミングにある車両のリニューアル工事をはじめるニュースが報道されていたので探してみました。
そのリニューアルする車両というのは東京急行(5000形:2代目)なんですね。
まだまだ最新型の車両とばかり思っていたんですが、なんとすでに登場から20年以上が経過している車両なんですね。
まぁ、年代的には初代の5000形なんですが、やはり今回はこの流行りの記事にのってみる事にしましたw
そういえば東急の車両って普段はあまり見る機会が少ないんですけど、直通運転する区間が拡大されてからダイヤが乱れると不思議と見かける機会が増えちゃうという車両でもあるんですよね。
都心の中心部を走るメトロ車や西武車・東武車にはない独特のコンセプトを持っている車両なので興味がわいてしまいました。
そんなことから今回入手したのは東京急行(5000形:2代目)の3両編成(5151+5751+5851)になります。
この車両は2004年度(平成16年)に東横線へ入籍した5050系8両編成6本のうちの1本に該当するんですね。
普段から副都心線・西武池袋線・東武東上線へは乗り入れをしているのですが、8両編成となると有楽町線内での運用区間には制約が発生してしまいますね。
本来は4M4Tの8両編成ですが、模型の世界なので1M2Tの特別仕様として今回入線して頂きました。
さぁ!久しぶりの全般検査なので工場内はちょっと気分が高鳴ってきましたよ~。
よ~し!今回は徹底的にバラしちゃうことにしましょう!w
と!言っても所詮は対象年齢15歳以上のBトレインショーティーなので部品点数はわずかですw
やはりアッと言う間に再組立が完了してしまいましたwww
しかしこうやって並べてみると、とても同じ路線を走っていた?とは信じがたいですよね~。
改めて時代の流れの残酷さを感じさせられてしまいました。
それでは恒例の車両紹介ですが、今回は車両の台数も多いので大変でした。
=東京急行(5000形:2代目)諸元=
製造所:東急車輛製造、総合車両製作所(横浜事業所)
製造年:2002年(平成14年)~
製造数:671両
 ・5000系:製造数266両、在籍数212両(9両は5050系への転出、6扉45両は廃車済み)
 ・5050系:製造数325両、在籍数318両(9両は5000系からの転入、8両編成1本は廃車と8両編成1本は譲渡)      
 ・5080系:製造数78両、在籍数80両(2両は6000系からの転入)
運用開始
 ・5000系:2002年5月(平成14年)
 ・5050系:2004年4月(平成16年)
 ・5080系:2003年3月(平成15年)
編成と乗り入れ区間(これがけっこう複雑なんですよね)
 ・5000系(8両編成4本:東横線、10両編成18本:田園都市線)
  直通運転:東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線・東武日光線(8両編成:東京メトロ副都心線)
 ・5050系(8両編成21本:東横線・東急新横浜線)
  直通運転:横浜高速鉄道みなとみらい線・東京メトロ副都心線・東京メトロ有楽町線(※池袋~新木場間を除く)
       東武東上線・西武池袋線・相鉄新横浜線・相鉄本線・相鉄いずみ野線
 ・5050系4000番台(10両編成15本:東横線・東急新横浜線)
  直通運転:横浜高速鉄道みなとみらい線・東京メトロ副都心線・東京メトロ有楽町線・東武東上線・西武池袋線・
       相鉄新横浜線・相鉄本線・相鉄いずみ野線
 ・5080系(2022年に6両編成から8両編成10本へ組成変更:目黒線・東急新横浜線)
  直通運転:東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道線・都営三田線・相鉄新横浜線・相鉄本線・相鉄いずみ野線・
       相鉄厚木線(※回送のみ)
軌間:1,067mm(狭軌)
電気方式:直流1,500V(架空電車線方式)
最高運転速度:110km/h
設計最高速度:120km/h
起動加速度:3.3km/h/s
減速度(常用):3.5km/h/s
減速度(非常):4.5km/h/s
全長:20,000mm(20,100mm:5000系先頭車、20,200mm:5050系・5080系先頭車)
全幅:2,800mm(5000系・5080系)、2,820mm(5050系)
全高:4,050mm(空調上面・パンタグラフ折り畳み)
車体:軽量ステンレス
台車:軸梁式ボルスターレス台車(TS-1019A・TS-1020A)
主電動機:かご形三相誘導電動機
主電動機出力:190kw
駆動方式:TD平行カルダン駆動方式
歯車比:6.21
制御方式:VVVFインバータ制御(IGBT素子)
制動装置:回生併用電気指令式電磁直通ブレーキ、全電気/オール電気ブレーキ併用
保安装置
 ・5000系(ATC-P、新CS-ATC、東武形ATS)
 ・5050系(ATC-P、新CS-ATC、T-DATC、ATO、西武形ATS、東武形ATS)
 ・5080系(ATS-P、ATC-P、新CS-ATC、ATO)
=5000形2代目の経歴=
当時、東急の主力車両だった8000系・8500系は新造車が高額であったため40~50年の使用期間を見込んでいたのですが、さすがに製造から20~30年を迎えて老朽化と陳腐化が進み始めていたため、1992年(平成4年)から改修工事をはじめました。
ところが改修工事に多額の費用が発生したことから合理性が欠けると判断されて、当時、JR東日本と共同開発していた209系の「重量・価格・寿命半分」という設計思想の元に大きく方針を転換することになります。
そしてその後における東急電鉄の標準車両としての位置付けで本格的に新規制作され導入することとなりました。
2005年(平成17年)からは乗降時間の短縮と混雑緩和を目的に6扉車を2両(5・8号車)編成に組み込んで運用していましたが、混雑緩和からさらに拡大する方針となり、2009年(平成21年)からは4号車にも6扉車を連結する組成変更が行なわれて6扉車を3両連結する編成となり2010年(平成22年)に完了しています。
ところがホーム上の安全対策として2020年(令和2年)までに全駅にホームドアを設置する方針となりました。
当然ですが、6扉車はホームドア対応の障害となってしまったため、2016年(平成28年)からは6扉車を4扉車に交換する置換えがはじまります。2017年(平成29年)には置換えが終了して6扉車の全車がわずか12年で廃車となってしまいました。
その後、大井町線で好評であったQシート車両の導入(4・5号車)がはじまりましたが、こちらは残念ながら定着することはなく現在でも4編成のみの導入に留まっています。
しかも、2024年(令和6年)5月からは5号車のみをQシート車両とし、4号車はロングシートの一般車両扱いになってしまいました。
今後は大きな更新工事が予定されているのでさらにリニューアル化されて新しい車両としての活躍が期待されます。
=特殊ラッピング車両=
数々のラッピング車両が登場しましたが、現在でも運行されている車両は下記のとおりになります。
・「渋谷ヒカリエ」:2013年より5050系4000番台4110F
・「青ガエル」:2017年より5000系5122F
・「キューピー」:5000系・5050系8両編成の1号車のみ(2024年は5159F~5161F)
・「SDGsトレイン」:2023年より5050系5175F
・「東海道新幹線N700系」:2024年より5050系4105F
=これからの5000形(2代目)=
東急電鉄より2025年5月8日にプレスリリースがありました。
・外装:エクステリアデザインの一新。
・内装:インテリアデザイン(壁・床・座席)の一新とフリースペースの増設。
営業運転開始時期
2025年秋頃:目黒線(3000系:8両編成13本)
2025年冬頃:東横線(5050系:8両編成23本)
2026年春頃:田園都市線(5000系:10両編成18本)
※あれれ~?期待はしていたんだけど・・有楽町線の新木場方面には来ないのねぇ~?www
Posted at 2025/05/12 19:11:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道模型 | 日記
2025年05月02日 イイね!

さぁ!もうすぐ第2戦が開催されますよぉ〜♪

今年も怒涛の開幕戦からはじまった千葉県ダートトライアルシリーズ!
5月4日(日)オートランド千葉で第2戦が開催されます。
当日のエントラントリストはこちらから
千葉県ダートトライアルシリーズ エントリー
https://motor-sports.wixsite.com/chiba-dirt/entry
当日のタイム速報はこちらから
計測タイム速報!
https://tmscresult.stars.ne.jp/
会場のオートランド千葉へはこちらから
オートランド千葉へ会場案内
https://www.youtube.com/watch?v=hmkzV3Jpx8Y&t=3s
Googleマップで簡単にアクセスできます
会場へのGoogleマップ
https://motor-sports.wixsite.com/chiba-dirt/watching
そしてどうしても会場に行けないアナタの為に
ライブ中継
https://motor-sports.wixsite.com/chiba-dirt/live-tv
こうなったら今年のGWは千葉県ダートトライアルシリーズでもう楽しむっきゃないですよ!
全日本への参戦経験が豊富な選手からこれから伸び盛りな若手選手まで
当日設定された同じコースを走って争われる迫力満点のモータースポーツ!
バーチャルもいいけど・・やっぱりリアルが最高ですよ!
さぁ〜果たして誰が勝つのか?
お友達とコソコソいっぱい予想しちゃって下さいね!!
そうそう!きっとこの選手だよ!いつも速いし!
いやいや今年はこの伸び盛りな選手じゃない?
う〜ん・・・あっちの人は速いんだけど走りにムラがあるからねぇ〜
あっ!あの一発屋さんも参戦しているから・・・
ホントわからないよぉ〜www
Posted at 2025/05/02 12:14:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダートトライアル | 日記
2025年04月30日 イイね!

新緑の千葉県北東部ツーリング

やったぁ~今日も朝から快晴!
これは・・出掛けなければきっと後悔してしまうのではないでしょうか?
さぁ!ナンダカンダと理由を付けて連日のツーリングに出発します。
もうすぐ夏ですからね~
早くも夏の観光シーズンへ向けてプールも道路もメンテナンスしていました。
北海道は雪でも、こちらはあっという間にプール開になっちゃいますからね。
少し強めの風が吹いていますがとりあえず登ってみましょうか?
(高所恐怖症なんですけどwww)
もちろん階段オンリーですのでイヤでもしっかり筋トレさせられちゃいます。
ひいひい言いながらもなんとか登頂に成功です。
ひゃぁ~ほんと実にいい眺めですね。
360度高い建物が無いので飽きるほど九十久里浜を満喫することが出来ました。
まぁ、いつも誰一人登って来ないような場所なんですけどね~w
さぁ、地上へ戻れば次はまた違う展望台に行きましょう!
なにしろ今度はエレベータ付きなんでラクチンですよ。
あっ?!ガーン!!
なんと!またもや筋トレせざるを得ない状況に・・・
またもや苦行の階段トレーニング。
それでもテッペンへ登るとこの景色なので癒されます。
やはりこちらも誰一人登って来ませんでしたw
やっぱり展望台と花火は地上から見る方がいいですねw
お昼を過ぎると多くの遊漁船が帰港して来ました。
あれ?名物のアイスクリーム屋さんがラーメン屋さんになっていました!
でも、大丈夫!ソフトクリームは継続して販売中のようです。
平日こそいつもは立ち寄らない場所に行きましょう!
いつもは素通りのこちらの名所もしっかり見学します。
見事なまでに誰もいないので独占して鑑賞することが出来ました。
(まぁ~いつ来てもほぼ独占は間違いないんですけどねw)
好きなアングルにバイクを向けてツーショットも撮り放題ですw
遠方に屏風ヶ浦が望めるなかなかイイスポットなんですけどね。
そしていつ来ても時間が止まっている銚子電鉄の「外川駅」へやって来ました。
駅舎は1923年(大正12年)ですから今年で102歳になるんですね。
修繕を繰り返してなお現役で活躍している駅舎はもはや国宝級ですよね。
側線には801形電車が佇んでいました。
さらに鉄分補給でこちらの車庫に。
銚子なんですが和歌山な南海気分がタップリ味わえます。
お昼も過ぎでそろそろお腹が空いてきました。
こういう時はやはり地元の老舗に限りますね。
こちらのお肉屋さんでコロッケ(税込み90円)とメンチ(税込み110円)を購入しました。
そういえば銚子の揚げ物類はなぜかほんのりと甘い味わいを感じるんですけど?
食いしん坊な自分だけで気のせいなのでしょうか?
さて、帰りは利根川沿いを北上して道の駅「水の郷さわら」でお土産を選びましょう。
大好物な「さんまの佃煮」も最近はさんまが高値になってしまってあまり出回らないんですよね。
美味しい干し芋もゲットしたので帰りましょう。
いよいよ本格的なツーリング季節到来ですね。
今年も利根川の涼しい風を浴びながら銚子で絶景鑑賞と鉄分補給をお薦めします。
Posted at 2025/04/30 19:08:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2025年04月29日 イイね!

久々の超マイナーご近所ツーリング

今日もやや強い風が吹いていますが・・・
いやぁ~もう我慢できません!
バイク乗りま~す!
そしてやって来たのはこちら「トトロの木」
手賀沼の畔にこそ~っと育っている木なんですよ。
まぁ~知っている人は知っているけど・・
ほとんどの人は知らないでしょうね~www
案の定、見事なまでに誰一人いませんでしたからw
それはもうバイクとのツーショットも撮り放題な穴場中の穴場ですwww
そしていつも荒んだ世界に揉まれ過ぎて
日々、邪心に満ち溢れ、さらにこぼれそうに過ごしているのでw
そろそろ悔い改めようとコチラを訪問することにしました。
こちらは柏市が保存している「旧手賀教会堂」です。
あまり宗教の複雑な関係は興味がないので茅葺屋根の古民家訪問と言ったところでしょうか?
なにしろ日本で唯一の「茅葺民家転用教会堂」なんですって。
1881年(明治14年)日本ハリストス正教会の教会堂として茅葺屋根の民家を流用したんですね。
お茶の水にあるニコライ堂(日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂)が1891年(明治24年)ですからそれより古いんですね。
それでは心を入れ替えたつもりになっておじゃましま~すw
見事なイコン画(聖画)がありました。(もちろんレプリカです)
外から見ると見事に和洋折衷した半円アーチ窓なのです。
あの修道士ニコライが飽きずに眺めた手賀沼の景色だそうです。
見学無料で楽しめる土壁で茅葺屋根の古民家な教会堂です。
月曜日と年末年始が休館になっています。
やはり同じキリスト教なのですがロシア正教なので知名度がないのかな?
それとも今は紛争絡みでいろいろと問題が・・・
あぁ~自分より邪心が満ち溢れているような感じがして来てしまいましたぁ~w
まぁ、この際、そんなことは関係なく古き良い古民家を味わうことに専念しましょう。
なにしろ高台なので日当たり抜群!
もっと畳の上でゴロゴロしたいところですが、そこはやはり聖域なので我慢します。
今回の訪問で自分の小さな邪心よりも世界ではさらに大きな邪心があることを知りましたw
もう余計なことは悩まずに相変わらずありのままで行こうと誓ったのでしたwww
Posted at 2025/04/29 18:58:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2025年04月24日 イイね!

京阪電車(1900系:一般色)を新製しました。

以前に入手した京阪電車1900系の4両編成2本 (一般色と特急色)はどちらも組立済みの製品でした。
まぁ、当然なんですが、取扱説明書・デカール・付属部品も一切無いので商品パッケージの内容はまったくわかりませんでした。
気になっているところに前回入手した1900系の2両が届いたわけなんです。
特急色の1両は前面が幌付きで前照灯も飛び出したイカツイ好みの旧型顔をしているんです。
さらに一般車のもう1両も墨入れ等がされていてとても魅力的な車両でした。
どうにも部品構成のバラエティーがわからないので、ここは未組立の商品を探してようやく入手することが出来ました。
それでは早速、入手した1900系(一般色)からしっかり検証してみることにしましょう。
なにやら箱の裏面には3種類の前面が入っているとのことで期待値が高鳴ります。
どうやら前面パーツはこの4種類が揃っていて多彩な1900系が楽しめるようになっているんですね。
(右上:冷房化&リニューアル工事後、左上:1914号車)
(右下:1810系からの編入車、左下:1900系新造車)
そこでまずは1両しか存在しなかった1914号車を制作することにしましょう。
すでに入線している4両編成「1921編成」の1922号車(淀屋橋向き)を1914号車へ更新工事を行いました。
←出町柳           淀屋橋→
 1921+1995+1956+1914(元:1922)
やっぱり組成されている編成が向きに寄って違う表情なのはうれしいものですもんね。
※ちなみにこの1914号車は運転台付き旧1810系からの編入車両の中でも唯一の先頭車両として最後まで活躍しています。
(他の運転台付き旧1810系は3扉化改造の際に中間に両開き扉が新設され、運転台を撤去して中間電動車化されています)
そもそも冷房化・リニューアル工事をする際にすでに新規で製造されていた1900系の丸型のヘッドライトが生産中止だったんですね。しかもまた廃車発生品もなかったことからこの1両だけが唯一埋め込みの角形シールドビームという独特なお顔になったわけなんですね。
こうして並べて比較するだけでもかなり印象が違いますよね。
今回はとりあえず入手した1900系「一般色」を新製することにして「特急色」は届いたら改めて考えることにしました。
それでは1900系(一般色)の編成を新製することにします。
前面幌付きの非冷房で旧1810系を組み込んだ編成にしてみました。
←出町柳          淀屋橋→
 1923+1989+1957+1911(旧1820)
こうして入線済みの京阪電車1900系の顔ぶれがこちらの3形態になります。
(左から1900系新造車、旧1810系からの編入車、唯一角形シールドビームの1914号車)
それではさっそく入手した旧1810系中間改造車を組み込んで、堂々たる5両編成が完成しました。
(なお、当電鉄の車庫は4両編成しか入りませんw)
いやぁ~実にイイ!
同じ京阪電車の1900系とは思えない!
表情豊かな電車たちなのがタマリマセンねぇ~
時代を超えた車両を並べて組成を楽しめるのも模型ならでわの醍醐味ですよねぇ~。
それでは恒例の車両紹介をしたいと思います。
=京阪電車(旧:1810系)について=
日本で初めてカルダン駆動方式を実用化し、2代目の京阪特急専用車になった1800系の増備車で全19両が製造されました。
・制御電動車(1811~1820):10両 川崎車輛 ※うち2両は両運転台
・制御付随車(1888~1891):4両 川崎車輛
・中間付随車(1884~1887・1992):5両 川崎車輛 ※うち3両はナニワ工機(現:アルナ車両)
2扉クロスシートを装備した特急専用車両で京阪の代名詞となった21インチ白黒受像機が中間付随車に搭載されました。
当時、新たな台車の研究をしていた汽車製造の設計チームと京阪電気鉄道が二人三脚となって日本初となる量産型空気ばね台車KS-51を開発し、軸箱梁式空気ばね台車(エコノミカル台車)KS-57、独立回転車輪式台車KS-68、全アルミ製台車KS-75と次々に新しい空気ばね台車を開発し、競合他社も刺激され次々に新しい空気ばね台車の開発が行われるようになりました。
この開発に関して実装試験等で大きく貢献したのが1810系の両運転台の2両だったんですね。
これが「台車の京阪」と言われる由縁になっています。
特に残念ながら採用には至らなかった独立回転車輪式台車のKS-68は画期的な鉄道台車だったんですね。
現在でも京阪電鉄の寝屋川工場に保存されているようなので一般公開日には見学することもできるようです。
=京阪電車(1900形)諸元=
製造年:1956年(昭和31年)~1958年(昭和33年)※元1810系
    1963年(昭和38年)~1964年(昭和39年)※新造車
製造数:45両(元1810系:17両、新造車:28両)
編成:5両編成(最終期)
軌間:1,435mm(標準軌)
電気方式:直流1,500V(架空電車線方式)
最高運転速度:110km/h
設計最高速度:120km/h
起動加速度:2.8km/h/s
減速度(常用):4.0km/h/s
減速度(非常):4.5km/h/s
全長:18,700mm
車体幅:2,720mm
全高:4,140mm(パンタグラフ搭載車:4,092mm)
車体:普通鋼製
台車:汽車会社・住友金属工業(空気ばね式台車)
主電動機出力:108kw
駆動方式:WNドライブ・中空軸カルダン駆動
歯車比:6.0(4.71)
制御方式:電動カム軸式抵抗制御
制御装置:東洋電機製造(ACF-H8108-569改)
制動装置:電磁直通ブレーキ(HSC)
保安装置:京阪形ATS
=京阪電車(1900形)編成表=
 ←出町柳       淀屋橋→
 1913+1997+1958+1985+1914 2006年3月廃車
 1915+1987+1955+1986+1916 2006年3月廃車
 1917+1998+1953+1994+1918 2006年3月廃車
 1919+1993+1952+1990+1920 2008年12月廃車
 1921+1995+1956+1996+1922 2006年3月廃車
 1923+1989+1957+1988+1924 2001年12月廃車
 1925+1983+1950+1984+1926 2006年3月廃車
 1927+1981+1951+1982+1928 2001年12月廃車
 1929+1992+1954+1991+1930 2008年12月廃車
※赤字:1810系からの編入車
※これだけ見ると簡単にわかりそうな組成変更なんですが・・
 そこは相変わらずの流石な京阪電車さん!メチャクチャ変わってます。
 特に同じ1900系でも中間車に組み込んで車番まで変更されているので調べるのが大変でした。
・1810系から1900系へ編入(1963年頃:淀屋橋延伸に伴い)
 1901(1811)、1902(1812)、1903(1813)、1904(1814)、1905(1815)、
 1906(1816)、1907(1817)、1908(1818)、1909(1819)、1911(1820)
 1951(1885)、1952(1886)、1953(1892)
 1910(1889:電装化)、1912(1890:電装化)、1914(1891:電装化)
 1950(1888)
・一般車格下げ工事(1972年頃)
 1991(1905:元1815)、1992(1906:元1816)
・冷房化・リニューアル工事後、5両編成9本へ組成組換え(1985年頃)
 1986(1901:元1811)、1987(1902:元1812)、1988(1903:元1813)、1989(1904:元1814)、1996(1911:元1820)、
 1995(1912:元1890)、1994(1909:元1819)、1993(1908:元1818)、1990(1907:元1817)、1997(1910:元1889)
いやぁ、しかしこれだけ京阪電車が揃うと圧巻ですね~
まだまだ未組立な車両もあるのでそろそろ第四期の車庫増設計画を発動しないといけなくなるかもですw
Posted at 2025/04/24 19:09:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道模型 | 日記

プロフィール

「小田急電鉄(8000形)の車体のみ3両が入線しました。 http://cvw.jp/b/623666/48595467/
何シテル?   08/12 14:52
モータースポーツ好きから更に進化してレプリカ・痛車好きに!(笑) 痛車の進化に遅れまいと追いかけながら 旧型国電でレトロブームも楽しんでます。 余生は...
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