先日は東急電鉄デハ3450形(復刻旧塗装)の3編成が揃って楽しみましたが・・・
そこそこ余剰なパーツが残りました!
これはもったいないですよね~。
是非、これらをなんとか活用したいところです。
出来れば同時期に活躍していた「海坊主」のデハ3500形あたりに改造したいところなんですが・・・
残念ながら屋根板の形状がまったく違うんですよね。
左右を切り落として整形してなんて考えましたが・・・
・張上げ屋根の形状ではないのでサイドビューに違和感がある。
・ベンチレータの配置も形状も全く異なるのでかなり無理がある。
以上のことから、これは新規に制作するしかないようなのであっさりとあきらめました。
また道具を揃えようとすると取り止めもなく買いまくってしまいそうですからねwww
さて?と、なると同形状のデハ3450形が該当車両があるのかどうか?
さっそくデハ3450形の全車を調べてみました。
まず、デハ3450形は1931年(昭和6年)から1936年(昭和11年)にかけて全50両が製造されています。
・日本車輛製造(6両):デハ3450~3452、3457~3459(台車:D-16)
・川崎車輛 (44両):デハ3453~3456、3460~3499(台車:弓型イコライザー)
登場時は全車両が両運転台で製造されています。
しかし、その後に度重なる改造が1950年代から1960年代に8年かけて行われました。
その結果、片運転台化と貫通扉設置・中間車化が行われて同じ車両が二つと無いほどバラエティーに富んだ車両になっています。
ちなみに最期まで両運転台のままで残ったのはたったの3両(3450・3498・3499)しかありません。
さらに最期まで正面が非貫通だった車両は7両(3450の非パンタ側、3452、3453、3455、3456、3460、3461)だけです。
こうやって調べてみると日本車輛製造で作られて最後まで非貫通だったのはデハ3452の1両だけなんですね。
さらに最後まで正面が非貫通だった川崎車輛の車両も5両(3453、3455、3456、3460、3461)だけしかありません。
しかも残念ながら川崎車輛の正面が非通路のパーツは付属していないのと日本車輛製造とはかなり違います。
この結果、残ったパーツで制作できるのは川崎車輛の正面が貫通式タイプだけということになりました。
さらに残っているデカールの車番も限られているので今回の増備用の車両は「デハ3481」ということにしました。
それでは車番が決まればあとは制作を開始するだけですので早速、製作に取り掛かりましょう。
さらに手持ちであるBトレのフレームはHGフレームですのでちょっと改造が必要になります。
まぁ~片側の突起部分をカットするだけなのでまったく問題ないレベルです。
それではサクッとパーツを並べて確認しましょう。
下回りのHGフレームを片側だけカットしてハメ合わせを確認します。
尾灯パーツがフレームに干渉してしまうんですよね。
あとは完成した下回りをボディに組付ければ完成です。
いやぁ~やっぱりイイ顔してますね!
旧型電車の魅力は1両だけでもこのだけ存在感があることなんですよね。
丸いコーポレートマークもいいんですけど、やっぱり東急電車と言ったらTKKですよね~
川崎車輛製の下回りは弓型イコライザーの台車が映えるんですよ。
これですでに組成が完了している3両編成3本も安心して運用に入れるってもんです。
(まぁ~もちろん走らないので脳内走行なんですがw)
多客時には予備車を増結して4両編成で対応しましょう!
さらにラッシュ時は2編成を連結して6両編成での運用も可能になっています。
なにしろ最大10両編成で吊り掛けサウンドが楽しめる最高に楽しい吊り掛け編成となりました。
いやぁ~今日も妄想の世界を思いっきり楽しんでいますw







Posted at 2025/03/26 19:05:54 | |
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