さて、大糸線増備計画は残念ながら所属する車両に該当する車両が無いので脳内仮想増備することにしたのですが・・
どうも割り当てたクモハ51023・クモハ51029は色々と経歴が面白そうなので再度ネットで検索しながら勉強します。
すると・・
このうちの1両であるクモハ51029はかなり特殊な経歴を持った車両であることが発覚しましたぁ~!!
なんと!日本最後のクモハ51形で唯一の生き残り車両だったんですね。
しかもさらになんとぉ!!
この車両は大糸線に1ケ月程度配属されていたようです。
しかも古い写真をみると大糸線から飯田線へ転入時はぶどう色で前面が改修されていません!
そうです!ステップもテールランプの上に付いている写真を発見してしまいましたぁ~
いやぁ~!一気に製作意欲が上がっちゃいますよね~w
・クモハ51029
1937年 日本車輛製造(モハ51029)
大阪鉄道管理局宮原電車区に配属(大ミハ)
淀川電車区へ転属(大ヨト)
1939年 明石電車区へ転属(大アカ)
1941年 淀川電車区へ転属(大ヨト)
1943年 明石電車区へ転属(大アカ)
1944年 改造工事(座席撤去)
1948年 改造工事(座席復旧)
1954年 吹田工場(車体更新修繕Ⅰ)
1954年 宮原電車区に転属(大ミハ)
1956年 高槻電車区へ転属(大タツ)
1965年 長野鉄道管理局松本運転所北松本支所に転属(長キマ)
1966年 静岡鉄道管理局伊那松島機関区へ転属(静ママ)
1983年 運用離脱
1983年 廃車
と!ここまではよかったんですけど・・・・
そしてもう1両のクモハ51023も車歴を調べてさらに製作意欲を増幅させるつもりだったんですけど・・
まぁ~事の詳細はともかく、とりあえず車歴を記載しました(笑)
・クモハ51023
1937年 日本車輛製造(モハ51023)
東京鉄道管理局三鷹電車区に配属(東ミツ)
1943年 大井工場(改造工事:座席撤去)モハ41078へ改番
1950年 宮原電車区に転属(大ミハ)
1951年 改造工事(座席復旧)
1952年 吹田工場(改造工事)モハ51023 へ復番
1953年 高槻電車区へ転属(大タツ)
1954年 吹田工場(車体更新修繕Ⅰ)
1954年 宮原電車区に転属(大ミハ)
1956年 高槻電車区へ転属(大タツ)
1961年 明石電車区へ転属(大アカ)
1969年 静岡鉄道管理局伊那松島機関区へ転属(静ママ)
1978年 豊橋機関区へ転属(静トヨ)
1979年 運用離脱
1979年 廃車
どちらの車両も戦時中の空襲を生き残り、戦後の混乱期を乗り越えて余生を飯田線で過ごした盟友なんですね。
しかし・・・ここからどうしても「欲」に溺れてしまいました(笑)
どうもこの2両を単純に飯田線所属車両に振り分けて製作するのも如何なものかなぁ~と・・・
ひょっとすると可部線や山陽地区の配属車にも該当するような車両がいるのではないかなぁ~?と・・・
今思うとこれこそがそもそも「運のツキ」だったんですね~(爆)
さらに止せばいいのにクモハ51形全車の履歴を1両ずつ探したりしちゃったもんですから・・
それはそれはもう大変な事に・・・・・
だってネットで写真を検索するとそれはそれは各車両のそれぞれの時代の写真が限りなく発掘出来るんですから・・
それでも気になって飽きずに調べていたら・・
情報過多になり過ぎてしまってもうナニが?ナニやら?すっかり迷宮状態に陥りました(爆)
さらに親切?な事に動画サイトが次から次と旧型国電の動画を推奨して来るもんですから・・
それを毎日遠慮なく鑑賞しておりました(笑)
飯田線をはじめ、身延線・大糸線はもちろん!可部線・小野田線・鶴見線etc・・・
すっかりハマってしまって抜け出せない旧型国電の底なし沼に沈んでしまいましたぁ~(爆)
そうしてこの迷宮をグルっと一巡したあたりで・・・
もうすっかり製作意欲すら燃え尽きてしまっちゃったわけなんです(笑)
まぁ、そんな中でも新たな発見もあって楽しかったのは事実ですけど(爆)
たとえば大糸線のクモハ54形は最後までガーランド型ベンチレーターのままだったとか。
飯田線のクモハ54形ではクモハ54111だけがステップ位置がテールランプの上にそのまま残っていたとか。
もう見る動画も写真も無いくらい見飽きちゃいました(笑)
そうそう!そもそも気になっていた大糸線の旧型国電ついては廃車の履歴から整理してみましたので記録しておきます。
1937年(昭和12年)に信濃鉄道が国有化されて当初は17m車の王国だったんですね。
その後、20m車ロングシート車両に置き換わってさらにクロスシート車両も転入して来ています。
(廃車時に長野鉄道管理局松本運転所と北松本支所に所属していた車両です)
1958年(昭和33年)
・クハ16形:16100(長)
1959年(昭和34年)
・クハ16形:16100・16121・16156・16160(長キマ)
1965年(昭和40年)
・クモハ11形:11120・11124・11138・11212・11303・11401・11431・11447(長キマ)
・クハ16形:16208・16454(長キマ)
1966年(昭和41年)
・クモハ11形:11129・11137・11216・11474(長キマ)
・クハ16形:16203・16209・16228・16301・16304・16414・16481・16485・16508(長キマ)
1967年(昭和42年)
・クハ16形:16222(長キマ)
1971年(昭和46年)
・クモハ41形:41013・41015・41049(長キマ)
1972年(昭和47年)
・クモハ41形:41012・41014・41030・41117・41122・41125(長キマ)
1974年(昭和49年)
・クモハ60形:60008・ 60058(長キマ)
1975年(昭和50年)
・クモハ51形:51030(長キマ)
・クハ55形:55316(長キマ)
・サハ57形:57400(長キマ)
1976年(昭和51年)
・クハ68形:68090(長モト)
1977年(昭和52年)
・クモハ51形:51032(長モト)
・クモハ41形:41800(長キマ)
・クモハ43形:43800・43802(長キマ)
・クハ68形:68075・68082・68097・68099・68101・68102・68200(長モト)
1978年(昭和53年)
・クハ68形:68023・68056・68058・68082・68097・68099・68101・68102・68111・68200(長モト)
1979年(昭和54年)
・クハ68形:68023・68052・68075(長モト)
1981年(昭和56年)
・クモハ51形:51013・51014・51025・51804(長キマ)
・クモハ60形:60022・60024・60056・60066・60082・60099・60107・60113・60114(長キマ)
・クモハ40形:40077(長キマ)
・クモハ43形:43804・43810(長キマ)
・クモハ54形:54005・54101・54109(長キマ)
・クハ68形:68001・68011・68017(長キマ)
・クハ55形:55405・55432・55433・55434・55435・55436・55437・55438(長キマ)
・サハ57形:57401・57402(長キマ)
・サハ45形:45004・45005・45007(長キマ)
※前回のブログで前面のステップについては所属した機関区・電車区で揃えているのかと思っていましたが違いました。
やはりそれこそ転入してきた1両1両についてそれぞれ個別に対応していたんでしょうね。
手持ちの「ますこっとれいん」も「ねこまた」さんのお役立ち情報みたいに全塗装しちゃえばいいのはわかっているんですけど‥
しかし・・こちらに手を出すと塗装用具を無限に揃えたくなったり・・3Dプリンターも欲しくなったり・・
それこそ収集がつかなくなってしまうのでココはグッと我慢することにしました。
自分もようやくオトナになったなぁ~と実感出来ました(爆)
