なかなかリユース市場の価格高騰を受けて入手できなかった京浜急行800形。
ようやくメ〇カリで発見し無事に入線することが出来ました。
とにかくすでにリユース品でしか入手出来ないBトレインショーティー。
次から次へと新製品が発表されている中で後続モデルが無いのが悲しいですよね~
さらに古い鉄道ファンも人気もあって引退してしまった車両は特にプレミア価格続出なんですよ。
ところで今回入手した京浜急行800形(2代目)も御多分に漏れず、すでに引退してしまった過去の車両です。
あっ!そうか!自分みたいなリターン模型鉄がいるから価格を釣り上げちゃっているんですね~w
でもね・・まぁ~欲しいものは欲しいので仕方ないんですよね~www
しかし!皆様!ご安心下さい!
本日、TOMY TECから「鉄コレポケット」が今秋に発売予定とのビッグニュースが舞い込んできました。
自分のようなショーティーモデルの難民にとって、とても楽しみな製品ですね!
これは期待せずにはいられませんよね。
さぁ!楽しみが増えたことろで益々、分解整備に熱が入りますw
さっそく全般検査してバリというバリを取りまくります。
最小単位の3両編成なのでサクッと完成です。
そろそろ京急の新しい車両も導入を考えないといけませんねw
それでは恒例の車両紹介です。
=京浜急行(800形)諸元=
製造所:東急車輛製造、川崎重工業兵庫工場
製造年:1978年(昭和53年)~1986年(昭和61年)
製造数:132両
運用開始:1978年12月(昭和53年)
編成:3・6両編成
軌間:1,435mm(標準軌)
電気方式:直流1,500V(架空電車線方式)
最高運転速度:100km/h
設計最高速度:100km/h
起動加速度:3.5km/h/s
減速度(常用):4.0km/h/s
減速度(非常):4.5km/h/s
全長:17,860mm(18,500mm:先頭車)
車体幅:2,798mm
全高:4,030mm(パンタグラフ搭載車:4,050mm)
車体:普通鋼
台車:ダイレクトマウント式ボルスタ付き台車で枕ばねには空気ばね、軸箱守(ペデスタル式)を採用(TH-800)
主電動機:補償巻線付直流腹巻電動機
主電動機出力:100kw
駆動方式:TD継手式平行カルダン
歯車比:6.07
制御方式:界磁チョッパ制御
制動装置:回生制動併用電気指令式電磁直通空気制動(応荷重装置付き)
保安装置:1号型ATS、C-ATS
=800形の経歴=
普通列車に使用されていた400形・600形を高加速・高減速・多扉車に置き換えてスピードアップと停車時間短縮を目的に開発したんですね。
さらに当時の社会情勢を踏まえて、省エネルギーを目的に界磁チョッパ・電力回生ブレーキを取り入れて、京急車両として初の右手操作式ワンハンドルマスコンに全電気指令式ブレーキ、黒地方向幕が採用されています。
当初は3両25編成が製造されましたが、のちに15編成には中間車3両を新造して6両編成化しています。
その後、6両編成2本が新造されて合計132両の世帯となりました。
・1978年(昭和53年12月)~1979年(昭和54年1月):3両編成×4本、合計12両
801-1~801-3、802-1~802-3:東急車輛製造
803-1~803-3、804-1~804-3:川崎重工業
・1979年(昭和54年6月):3両編成×2本、合計6両
805-1~805-3、806-1~806-3:東急車輛製造
・1979年(昭和54年12月):3両編成×6本、合計18両
807-1~807-3、808-1~808-3:東急車輛製造
809-1~809-3、810-1~810-3、811-1~811-3、812-1~812-3:川崎重工業
・1980年(昭和55年3月):3両編成×6本、合計18両
813-1~813-3、814-1~814-3、815-1~815-3:東急車輛製造
816-1~816-3、817-1~817-3、818-1~818-3:川崎重工業
・1981年(昭和56年4月):3両編成×7本、合計21両
819-1~819-3、820-1~820-3、821-1~821-3、822-1~822-3:東急車輛製造
823-1~823-3、824-1~824-3、825-1~825-3:川崎重工業
・1982年(昭和57年3月):中間車3両×8本、合計24両
813-3Ⅱ~813-5、814-3Ⅱ~814-5、815-3Ⅱ~815-5、819-3Ⅱ~819-5:東急車輛製造
816-3Ⅱ~816-5、817-3Ⅱ~817-5、818-3Ⅱ~818-5、823-3Ⅱ~823-5:川崎重工業
※6両編成化に伴って旧-3は-6に改番、組み込む先頭車に合わせてメーカーは揃えられています。
・1983年(昭和58年3月):中間車3両×4本、合計12両
820-3Ⅱ~820-5、821-3Ⅱ~821-5:東急車輛製造
822-3Ⅱ~822-5、824-3Ⅱ~824-5:川崎重工業
※6両編成化に伴って旧-3は-6に改番、組み込む先頭車に合わせてメーカーは揃えられています。
・1986年(昭和61年8月):中間車3両×3本、6両編成×2本、合計21両
811-3Ⅱ~811-5、812-3Ⅱ~812-5、825-3Ⅱ~825-5:東急車輛製造
826-1~826-6:東急車輛製造
827-1~827-6:川崎重工業
※6両編成化に伴って旧-3は-6に改番、組み込む先頭車に合わせてメーカーは揃えられています。
=ADL(自動戸閉切放)設置工事=
1984年(昭和59年)6月からホーム有効長が4両分しかない梅屋敷駅に6両編成が停車する際には浦賀方の2両に戸閉めを自動化するためADL(自動戸閉切放)を設置しました。
3+3の6両編成にも同様に対応するために3両編成を含む全編成に対してADL(自動戸閉切放)装置を搭載しています。
該当する締め切りドアには梅屋敷駅にて開かないことをステッカーを貼り付けて周知していたんですね。
=更新工事=
1994年(平成6年)から2001年(平成13年)にかけて更新工事が行われました。
3両編成として残っていた801~810編成:10本を6両編成5本に組成変更しています。
奇数編成の品川方と偶数編成の浦賀方の運転台を撤去して中間車化されました。
801+802、803+804、805+806、807+808、809+810
=車両運用=
登場当初は品川~神奈川新町間の普通列車停車駅のホーム長が6両編成に対応していなかったことから朝ラッシュ時の神奈川新町以南での普通列車として、日中は神奈川新町~新逗子間の急行として使用しています。
1982年(昭和57年)4月からラッシュ時の6両編成普通列車として品川乗り入れが開始されたましたが、梅屋敷駅のホーム長が4両に制限されていることもありラッシュ時以外の品川~京急川崎間には運用が設定されていませんでした。
1993年(平成5年)夕方ラッシュ時の6両編成の普通列車に運用が拡大されましたが、全時間帯での運用は1999年(平成11年)7月のダイヤ改正まで行われませんでした。
1985年(昭和60年)頃まで3両編成での運用もありましたが、1986年(昭和61年)8月以降は空港線関連の運用以外での3両編成運用はなくなりました。
その後は普通列車用の性能であったことから新1000形、1500形の6両編成とともに本線系統の普通列車を中心に運用されています。
2002年(平成14年)には朝・夕・夜には羽田空港発着の快特・特急にも充当されていたんですね。
しかし最高速度が100km/hというダイヤ制限もあって2010年(平成22年)5月以降にはエアポート急行の一部にも運用されることになったのですが、同年10月に羽田空港国際線ターミナル駅開業に伴ってホームドアが設置されたことで空港線の運用から離脱しています。
また、4両編成しか入線できない大師線での運用は出来ませんでした。
2012年(平成24年)10月より逗子線は平日の日中から夜まで、土休日は早朝深夜を除きエアポート急行が10分間隔で運用される
ようになり、同線での運用も平日の朝夕と土休日の深夜のみと限られてしまいました。
=廃車=
すっかり活躍する場を奪われてしまい2011年度(平成23年)より順次廃車されています。
・2011年(平成23年):801・803編成
・2012年(平成24年):809編成
・2014年(平成26年):805・807・811・813・814編成
・2015年(平成27年):812・815編成
・2016年(平成28年):817・818編成
・2018年(平成30年):816・819・820・821・822・824編成
・2019年(平成31年):823・825・826・827編成
=保存車両=
デハ812-6の前頭部が西武2000系(クハ2098)・東急7700系(デハ7702)と共に藤久ビル東5号館に保存されています。
=まとめ=
常に快特の活躍が注目される京急の過密ダイヤを陰で支えた普通列車として高加速・高減速・乗降時間短縮に大きく貢献した800形。
残念ながら保存車両もなく消えてしまいましたが素晴らしい電車であったことは間違いないでしょう。




