2010年09月21日
今日やった業務内容に、
『理念構築会議』ってのに参加する業務がありました。
上記、~会議ってのは、
現在、私の会社では企業理念を再構築する機会にあり、
私はそのメンバーの一員に抜擢されたわけで、
それを決めるための会議に参加したというわけです。
で・・・、
その理念にある文言の一部に、
『思いやり』って文言があるのですが、
今回、これが社長たちからすると
企業の方向性として『甘さ』や『緩さ』をイメージさせる
ということで、『変えようぜ』って方向になったわけです。
その場の議論内容など、
いろいろあって、頭の中が混乱してしまい、
自分としても、企業活動において『思いやり』が必要なのかどうか、
迷うところがありました。
たしかに、ビジネス=ミッションを遂行する上で、
甘えとかやさしさとかは、遂行スピードの妨げになるのかもしれない。
でも、『思いやり』の文言をなくした場合、
人としての在り方を失うような・・・そんな気もして・・・。
人があっての企業であって、
企業が人を虐げることはあるべき姿ではない・・・。
そう考えたとき、やはり『思いやり』は必要だろうと思ったので、
上の考えをそのまま意見しました。
つまるところ、社長に向かって啖呵切ったってことです。
『思いやりは一歩間違えば組織の甘えに繋がる可能性のある文言であるが、
企業は人ありきで成り立っているということを象徴する文言でもあると思う』
と。
このセリフを思いついた時、思い出したことがありました。
それは、昔描いていた想い・・・。
浪人していたとき、就活していたときなど、
節目で考えついていた根幹・・・。
それは、大切な何かを守るということ。
そのために、日々戦いつづけるという決意。
それらが脳裏に再起しました。
そう、私が私自身に描く理念。
今でも根幹にあり、自分を行動付けている・・・。
それを認識できました。
政府であろうと、企業であろうと、組織というもののあるべき姿。
それは、人を守るということ。
決して、逆であってはならない。
組織の為に人が犠牲になるなんて、あってはならないのだ。
社会人になって4年ほど経ちますが、
やはりいつまでも忘れてはならないことだと思いました。
Posted at 2010/09/21 23:06:23 | |
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