そういや最近原チャばっか弄って車全く弄ってないな…
まぁいっか(笑)
デルビのEURO2規制は排気系、吸気系とリファイン(解除)してきましたが点火系にも規制がかかっています。
今日はその点火系を解除しました。
というより排気と吸気の規制を外すとただの低速スカスカ、回すとどっかんになるのでどれかの規制をはずすなら全ての規制を解除しなければなりません。
EURO規制の基本は燃調は薄目で燃やしてます。
そのままだと危ないのでエアクリに栓をして吸気量制限して排気は触媒で詰まらせてトルクをなんとか稼いでいます。
つまりチャンバーだけ社外にしても?…
です。
純正状態では燃調が薄くて早く点火するとノッキングやデトネーションするので点火時期はかなり遅めに設定されてます
…が、チャンバーとシリンダとジェット類変えて適正燃調に持ってきた場合はノックやデトネの心配は無いためこのエンジンの持つMBTの適正点火時期よりかなり遅い点火時期です。
これではパワーでないしトルクもヘチマもあったもんじゃないです。
では実際に解除はどうするか?
方法は二つあり一つ目はマロッシのCDIに変えること。これはソフト側で点火時期を予測し進めてやることでトルクの増大と点火時期の適正化をしてます。
もう一つはハード側で進角させてやること、これはピックアップコイルを動かすことで進角できます。
まずは左カウルとシフトレバー、ジェネレターカバーを外すとフラホがありますのでプーラーで外します。
外す場合は絶対プーラーいりますのでプーラーがない方はマロのCDI購入決定です(笑)
するとジェネレーターがありますのでプラスのネジ三本外すとジェネレータが外せます、するとジェネレーターベースがありまして取り付けのネジを見ると…
こっこいつ動くぞ!?(笑)
事前にタイミングは計ってあるので可能な限り長穴分フル進角です。
これでマロのCDI並みの点火時期になります。
低トルクはモリモリ高回転は気持ち良くパーーーーンと吹けます。
長穴になっている時点でメーカーもわざとやっていてあとはユーザーが対処してくれと言わんばかりのつくりです。
これがこいつのEURO2規制の正体です。
といってもこの情報が役立つ方は日本に数名でしょうかね?(笑)
ここまできてようやくキャブのセッティングに移れます、というより全規制解除しない限りどんな部品つけても性能は発揮されないばかりかセッティング出ません、下手したら規制がある程度残っているノーマルのが速かったりしますのでやるなら全部やらないと『フルパワー』にはなりません。
つかこのバイク自分でさわれる人じゃないとフルパワーにするより単車買った方が早いわマジで(^_^;)
まったく情報ねぇしwww
以上備忘録でした。
Posted at 2014/07/11 21:08:20 | |
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