浴室用水道サーモカートリッジ交換 KVK KF239 PZ625B です。
交換方法をネット検索しても多くヒットしなかったので、今回写真を撮影しなが交換に挑戦いたしましたが、カートリッジが抜けずに3時間という苦戦をしいられました。
その内容をアップいたします。
分解前に元栓を閉にします。

前景です。左蛇口のサーモカートリッジ交換します。

蛇口を外します。

外周の固定ネジをはずします。

黄色ネジをまわし緩めて
手前に引っ張ると軽く抜けてきます。

奥にある白い部品をはずします。裏に位置合わせの凸があります。

交換対象物がやっと見えました。

先端のピンは軽く抜けます。

問題はここからです。ペンチで軸をつかみ引き抜きますが、固着して抜けません。
力まかせで引っ張ったら部品が分解し軸だけ抜けてしまいました。
お手上げ状態となってしまいました。マイナスドライバーでこじったりしましたがビクともしません。

手持ち工具の最大の最終手段「半田ゴテ」とマイナスドライバーやペンチなどを使用し少しずつ破壊し取り外す手法にしました。

少しずつ半田ゴテの熱で樹脂を溶かし起こしてペンチでつまみ切ります。
地道に続けて全パーツを取り外すことができました。
破壊している間に外れそうな手ごたえになってきました。
バラバラ部品と新品(右)を比較して材料が残っていないかチェックします。
固着しているのは、奥の部分(写真では下の白い樹脂と黒い樹脂部分)のようです。
この作業に2時間、手こずりました。
この方法、混合栓に目詰まりを起こす可能性があるのでお勧めしません。

無事抜け(破壊し)ました。
本体の手入れをします。

ここから折り返しです。
逆順番に組立ます。

各パーツの向きや合わせ目を合わせて組立ます。

蛇口元栓を開放し、お湯を40℃に合わせ蛇口も40℃表示に合わせ挿入しなおします。

最後に温度ロック用の蓋をして交換完了です。
長期間使用して水垢などで固着していたか不明ですが、
多分、同製品を使用されている方も同様ではないでしょうか。
軸だけ抜けた瞬間に心が折れそうになりました。
根気が必要な作業でした。
サーモカートリッジが抜けなければ、この作業の難易度は高いです。
(2022/1/22追記)

KVKのシャワーの水圧が弱くなったり、水量が細くなった場合、減圧装置(減圧弁)の不具合が想定されます。我が家は10年以上使用し水量・水圧が低下し交換しました。
減圧装置(減圧弁)の取り付け場所はここです。

ネットでも販売してます。 KVK Z6502 です。
Posted at 2022/01/16 15:03:24 | |
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