目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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最近困った事に、エンジンが冷えている状態ではちゃんと掛かってくれているのですが、どこかへ行った時エンジンが熱くなっているとカチッと音がするだけでエンジンが掛からない事が有ります。エンジンが冷えた状態になるとまた掛かってくれますが困ってしまいます。バッテリーは、ゲージが青色なので問題ありません。
インターネットで色々調べると、スターターモーターに原因が有ると多くの人の投函で出てきます。
確かにもう9万キロになるので消耗品のスターターモーターだと思い取り換えてみることにしました。まあいつ廃車にするか分らない古い車なので安く直したいとオークションで調べてみると新品で2万円位から有りますが・・・
素人判断なので、別の個所の可能性も無いではないかと・・・
そこで交換用の新しいスターターモーターをオークションの激安魔王宮城店で見つけました。
「保証付 ZERO-CLUB S8NFS サクソ セルモーター スターター 送料含めて¥4,109-。」
そうそうプジョー206 1.6L用とは書いて無くS8NFS サクソ用です。
ちなみにシトロエンのスポーツハッチバックのサクソ GF-S8NFSは1587ccですね。プジョー106の姉妹車にあたる。 メーカーは違いますが色々と部品は同じものを使っています。
ZERO-CLUBの製品なので、交換して取り付けられて、その後早々と廃車になったと想像します。保証付と言うほどあって新しくて綺麗。
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ちなみにスターターモーターのPeugeotでいうパーツナンバーは5802C9。純正として今付いているものはValeoは432623、ちなみにBoschの場合は0986013850。ディーラーで交換する場合、スターターモーター単品価格で約4万前後取られるので工賃を入れれば5~6万は取られるのかな?。
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取り換える準備です。一番の理想は、貸ガレージなどに行って車ごとupするのが良いです。が今回は木製のカーランプを自作しているのでそれを使って作業します。
下にもぐる時は、自作の木製カースロープを使用します。
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車が動かないように後輪に輪止めもします。写真は乗っけた状態ですね。
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1.エアクリーナーエレメントに繋がれている太いホースを外します、二か所あるホースバンドを外します。
2.黄色い部分を押し込んで細いホースを片側外します。
(バッテリーをおろせば楽ですが、外さなくても何とか手は届きます。但し腕に一杯傷が出来ますけど・・・)
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写真の左方向がクルマのフロント。ボンネット側からアクセスできるボルトは隠れていて見えずらいです。
真ん中の赤丸は"Valeo"の文字が見えます。反対側の71 2ボルトが見えます。この写真では隠れてますけど
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スターターモーターはこんな感じで取り付けられています。ATモデルも、MTモデルも同じです。
スターター自体は、画像内#71のボルト3本で固定されています。
端子は#72対辺8mm、#73対辺13mm
車両下部から2本71 1、71 2、ボンネット側(上方)から1本71 3アクセス出来ます。 対辺13mm
指定のトルク値です。
daNmはNmの10倍値です。なので、#71のボルト3本は22Nmです。
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スターターモーターの取付位置は(赤丸部分)、スタビライザー より少しエンジン側の真ん中より左側に有ります。
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車両下部から見てみます。
スターター本体が見えます。
写真では写っていませんが、赤丸部分にこちらからアクセスできるボルトが2カ所あります。(左側の写真)
目では見えずらいですが、手探りで、触れるので脱着出来ます。
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車両下部から手を伸ばした状態で赤丸部分の端子のナット2カ所を外します。かなりキツイ体勢ポジションになりますが頑張って外しました。
当然の事ですが#71のボルト3本を先に外すと本体が落っこちてきますから注意が必要です。
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上が外したValeoのスターターモーターで下がZERO-CLUB S8NFS サクソのスターターモーター
流用はリスクも多いですが、見た目は良く似ています。
取付ける手順
まずは車両下部からアクセスする2本のボルトからやると取付しやすいかと思います。
そしてエンジンルーム側の1本
端子のナット2か所
最後にトルクを掛けてやれば良いと思います。
無事に取付完了しました。今のところエンジンが熱くなっても掛かります。
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