なんと、シトロエンを買ってしまった。
国産車しか一生縁の無いと思っていたオレ。
フランス車の高級感ではなく、違和感にときめいてしまったのだ。
アムールの国のクルマ、シトロエンC3。
初めて見えるものがある、のコピー通り、これまでにない新しい感覚。
壊れやすいだなんて噂だけかもしれないし、刺激が欲しかったのかも。
と、偶然だが、妻が電マを使ってると知った。
どこで買ったか言わないが、極めてフツーのことらしい。
通販カタログにバイブまで載ってるとは知らなかった。
お互いバツイチで、結婚3年目の共働き。
今もじゅうぶん美しい妻だけれど、正直飽きていた。
忙しさにかまけて放置プレイだったことは間違いない。
「オレが責めてもいいか?」
月に1回もしてなかったが、この手のプレイには興味があった。
「本気で言ってるの?」
バレたことが恥ずかしいのか、少し照れたように微笑む妻。
決して嫌がってる訳ではなさそうだ。
「ついでに縛ってもいいか?」
つい言ってしまった言葉に、笑って頷く妻。
気が変わらないうちにと、その場で服を脱ぐよう命令するオレ。
笑いながら全裸になり、ソファに座り足を組む妻。
手軽な運動にと買った縄跳びのロープで、曲げた妻の膝を縛ってみる。
手首はオレのベルトで、ハンカチで緩く猿轡をする。
ベッドではなくリビングだからか、犯しているような気分。
早速、延長コードを伸ばしスイッチオン。
カラダに電マを当てただけで、紅潮し、震える妻。
「こういうことが好きだとは知らなかったよ。
もっと攻めて欲しいんだろ?」
その気になった口調で演技のつもりが、こんなに盛り上がるとは。
何度も悶える妻に、ソファは水浸しになってしまった。
この際と思いアレコレやってしまったが、次第に冷めてゆくオレ。
もういいよと、ロープをほどく。
憔悴し、疲れきった妻が、おもむろに顔をあげて言う。
「アナタ、じゅうぶん楽しんだでしょ?
今度はアタシを楽しませてよね」
唇が笑ってる。
これって、俺が楽しんだってことなのか?
ていうか、元の生活に戻れるかすごく不安だ。
Posted at 2011/12/02 14:41:31 | |
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