戒めのオブジェ

皆さんは、車やオートバイを利用していると思いますが、いつも交通事故に遭うかもしれないと想像力を働かせていますか？

私の場合、注意散漫で調子に乗ってしまうところが多いので、子供の頃から小さい自動車事故に遭ってます。
結果、今まで急所を地面に打ち付けなかったので大けがはしませんでしたが・・・。

確か２３の時ですが、8月の１２日にある場所の墓地の横のカーブでお盆のしきびを満載したハイエースと私が乗ったCBR250Rと正面から激突。
バイクは前面が大破、私は吹っ飛ばされて車の斜め後ろの道に胴体着陸。
派手に転んで細かい傷だらけになりました。
このあと、この地域を管轄している警察に行き事故の届けをしていたら、年配の担当警察官が「ああ、2週間前もここで事故があって一人死んどるで～あんた、生きててよかったなあ」。
「えっつ！」と自分。
再び事故現場に戻り、大破したバイクを回収に行くと自分の着地した2メートル先の路側帯に菊の花が供えられていました。「えーマジですか？」

「なんで人間胴体着陸したのに大怪我しなかった」理由が判りました、近くの工事現場でダンプカーが砂をこぼしながらカーブを曲がったのを繰り返してくれたお陰で、アスファルトの上に10センチ位砂が積もっていて、そこに着地したので私の膝から胴体の形に地面が凹んでいました。
こうなってくると、偶然が偶然を呼び「守護霊がいるのかも？」と信じられずにいられません。

話が長くなってしまいましたが、要は「お盆の前日にお盆のしきびを満載したお盆セットの車に墓の横の見通しの悪い天国行きのカーブを攻めていたらバイクでオフセット正面衝突、車の斜め後ろに跳ね飛ばされ柔らかい地面に倒れた」ということです。

で・・・その時に折ったバイクのアルミのステップです。
これを見て毎日、事故の戒めにしています。

追記、その天国行きのカーブは私の事故後2年で廃道になり、私が倒れた周辺が今も行き止まりの道として残っています。よって、もう誰もここで事故は起きないでしょう。