
私がまだピチピチの少年だった頃、事は起きた
あれは小学4年生の時。
給食当番だったがはく少年は、給食当番のユニフォームに身を包み、
せっせと仕事をこなしていた。
もともとパンしか設定のなかった給食にご飯が追加されたのは確か小3の頃。
月曜と木曜がご飯の日だった。
大きなバットの蓋を開けると・・・今でも覚えている、あのご飯の香り。
30人分のご飯が詰められている大きなバット。
これを一人で持つのは5、6年生でない限りまず無理だ。
よって、4年生は2人で運んでいたわけだ。
・・・事件はこのご飯を運ぶ時に起きた・・・わけではない。
シチューやカレーなどの汁系のおかずは、専用の大きなバケツのような入れ物(もちろんステンレスで衛生には配慮されている)
に入れられている。
バケツタイプなので、2人で運ぶとかえってバランスを崩して危険なので、こちらについては一人で運ぶこととなっていた。
事はこちらのおかずを運ぶ時に起きた。
・・・何も障害物のないフラットな廊下で運んでいた時、こともあろうにつまづいてこけてしまったのだ!
何もないのに!アイツ転倒しやがった!!!
すると何が起きるか?!
・・・こぼれるんですよ!バケツ容器の中身が!
中身とは何か?
みんな大好き、カレー!
普段小食の子も人並みの食事量が確保できるみんなの人気NO.1メニューのカレー!
給食にご飯が導入されて以降、人気NO.1不動のメニュー、カレー。
そう、よりによってカレーの日に事故は起きたんです。
~ カレーぶっこぼし事故 ~
罠が仕組まれていたのか?バナナの皮でも落ちていたか?
いや、そうではない。
これは事故である。(事件ではない)
偶発的な事故であり、意図的な事件ではない。
だが、小学生。誰かの過失にはマスコミ並みに食って掛かる習性がある。
・・・こけてしまった少年は何を思ったのでしょうか。。
ああ!カレーの神様!僕はとんでもないことをしてしまいました。
取り返しのつかないことを、やってしまいました。
よりによって、カレーの日にこけなくてもいいじゃないか・・・
・・・やばい、、、みんなに合わす顔がない。。
ただただ、下をうつむくしかできなかったんですね。
ほんと、彼の心境は痛いほど理解できます。
がはく少年、さぞや辛かったでしょう。
ほんと、穴があったら入りたい。
ただ、茫然と立ち尽くすしか選択肢はなかった。
そんな時、隣のクラスの給食当番が寄ってきた。
ウチのクラスの分、余るから分けてあげるよ。
!!!!!
なんと、予想もしていなかった展開にがはく少年は虚を突かれながらも、
この時世界で一番ありがたい言葉を精一杯のみこんでいた。
これでみんなにカレーを食べてもらうことができる。
心の底から感謝した。
隣のクラス、ありがとう。
もしかしたら、余るようにわざと少な目に配給したのかもしれない。
しかも、それを表に出さないあたり、なんていいヤツなんだ。
また、自分のクラスも、こぼしてしまったことを責めるヤツは誰一人としていなかった。
こぼれて汚れてしまった廊下の掃除も手伝ってくれた。
誰にでも失敗はある。
その失敗に対して、アイツが悪い、コイツのせいだ。と喚いても、何も意味をなさないこと。
逆に、起きた失敗をどうするか、こっちの方がはるかに重要であることを身をもって学んだのであった。
人のやさしさに感謝するという、人生での重要な事案を経験したという出来事であった。
・・・だが、取り返しのつかない失敗もある。
例えば、夜間、無灯火で走るクルマ。しかもボディは黒色。
完全にステルスモードである。
意図的にライトを点灯させていない、とは思いたくないが、これを失敗とした時に発生する影響度は
極めて大きい。
こういうフォルトを防ぐ為にも、オートライトという機能は必要なんだろう。
快適装備としてならいらないけど、安全装備としてなら付加すべき。
最近はそういう風に思えるようになってきた。
ブレーキサポートも、自動運転の類も、同様。
たぶん、この手の究極系は完全なる協調制御なんだろう。
イメージはスキー場のリフト。
同じ速度、同じ車間距離であれば接触はしないよね。
人の意思をどこまで残せるかはわからないけど、今後こういうのを模索しながら進化?していくんだと朧げに思うのであります。
50年とか100年先。技術も価値観も変化していく中で、 クルマ はどういう姿になるのだろう。
Posted at 2015/01/31 23:17:14 | |
日々の徒然 | 日記