VVTプーリー オイル漏れ修理。 其の一。

以前からオイル漏れが気になってたので、今年の3月にタイベル交換ついでに整備工場でカムシール･クランクシール･VVTプーリーのプラグボルトのシールも交換してもらいました。

しばらくして、まだどこからかオイルが滲んでいる…

VVTプーリー内部からのオイル漏れを疑いました。

ちなみに、VVTプーリーは赤マルで囲んでいるコレです。

ここでVVTからのオイル漏れの確認方法を。

一番上のタイベルカバー(No.1？ No.3？)を開けてエンジンをかける。

プーリーのスロットル側に厚紙なりウエスなりを近づけてみる(⚠️手や指の巻き込まれ注意)。

オイルがチラチラと付着するようであれば、VVTからのオイル漏れほぼ確定です。
ワタシの場合も例に漏れず、オイルが付着してました。


本来、このVVTプーリーは『非分解』の指定がある部品ですので、この時点でプーリー交換になるのですが、如何せんお値段が…
取替え工賃も含むと4万円オーバーが相場だそうです。

オイル漏れの原因のほとんどは、プーリーの中にあるこのOリングが劣化してシール出来ずに漏れ出すみたいです。

もちろんトヨタからはこの部品単体では出ません。

ですが、色々と検索していると自分でOリングを交換してる人もいるし、ネットでは出回ってます。

自分でやってみて直ったら儲けモン、いっちょ挑戦してみましょう！


ワタシは某オクで1,800円で入手しました。

失敗しても自己責任という事で。

まずは作業準備。 スペースを確保します。

ラジエターアッパーホースとVベルトを外し、タイベルカバーもNo.2まで外します。

プラグボルトから外します。

この時、中からオイルが出てくるので養生しておきましょう。

ワタシはいつもウエス代わりにキッチンペーパーを使用していますが、まぁまぁの量のオイルが出ますので、この作業に関しては、ウエスや古タオルなんかがいいと思います。


プラグボルト取り外しは14mmの六角レンチを使いました。

この時クランクが回らないように、クランクのセットボルトに22mmのコマを掛け、動かないように押さえておきましょう。

プラグボルトが外れたら、10mmのボルト5本を外します。

緩める前に、数ヶ所に合いマークを忘れずに！☝️

スライドしながら引き抜きます。

外れたら、軽く洗浄します。

合いマークが消えてしまわないように気をつけましょう。

こちらがキャップ側。

こっちにOリングが張り付いてましたが、プラスチックのようにカチカチです。

こりゃ漏れるわな。。。



其の二 に続く。