
写真はFSWです。
フォトギャラリーにもアップしました。
前回ちらっと触れたサーキット走行のインプレです。
実際走ったのは写真のFSWではなく鈴鹿ツイン(2本走行)です。
(以下、へなちょこサーキットドライバーの前車のEK4との比較が基本になるのでご了承ください)
「良い点」
・速さ:
速さ的には、EK4のころに出したベストタイムを
2秒も更新できたので個人的には速いと思います!
一番の違いは、カーブからの立ち上がりと回頭性ですね。
非常に良く曲がります。
・挙動:
素直なFF的挙動ですが、
お尻を流せるぐらいの遊びがあるのが気持ちいいです。
・ザックスダンパー:
ロールは確かにしますが、ロールの出始めが唐突ではないので、
今の車の動きが非常に掴み易いです。
EK4のときは車高調+硬いバネで走っていたんですが、
今までいかにロールというものを無視して、
強引に車を曲げていたかがよく分かりました。
FN2は車の挙動を知るお勉強になります@@
・剛性感:
ボティ補強は純正で十分かもです。
走っていて非常に安心感があります。
・エンジン:
LSDのおかげもありますが、低回転域からトルクがあるので
カーブからの立ち上がりが楽です。
・VSA
介入は非常に遅いのでONにしたままでもちゃんと走れます。
「もうちょっとな点」
・RE050Aのサイドウォール剛性:
ワインディングではベストタイヤだったRE050Aですが、
サーキットにおいてはサイドウォールの剛性が足りないようです。
純正の空気圧のままで走ると、
走行後、↓のようになってしまいました。
外荷重が掛かる場面でサイドウォールが潰れているか、
空気圧が高すぎて外側に伸びるかして地面に接地しているようです。
タイヤがこうなってしまった後はフロントがグリップしなくなり、
はっきり言ってドアンダー特性になってしまいました。
(雑誌のFN2のサーキットレビューで、人によって意見がかわるのはタイヤの状態も関係あると思います。)
対策:空気圧調整。RE070に交換したいなあ。
・安心感:
EK4のときは、本気アタックを始める4週目あたりは、
緊張感と恐怖感でクラッチを踏む左足が震えていたもんですが、
FN2はなんか安心感があります。着座視点のせいもありますが。
ワインディングではこの安心感が気持ちよさに繋がるんですが、
サーキットではもうちょっと緊張感が欲しいかもです。
対策:ローダウンシートレールに交換。軽量化。
・エンジン:
軽快にスムーズに回るのはいいんですが、
レブリミットが8300rpmと低いのは辛いです。
基本的に音でシフトチェンジするので、
EK4のころの感覚でシフトアップしようとして、
そのままレブに当ててしまうことが何回かありました・・・
ごめんなさい・・・
対策:慣れる。ECU交換したいなあ。
・ブレーキ:
走行1本目は耐えれましたが、
走行2本目で熱にやられてフィールがフカフカになりました。
パッドというよりブレーキフルードが問題ですね。
対策:フルード、パッド交換。
・VSA:
ONでも走れますが、VSAはサーキットだとカーブ進入では効かず、
カーブからの立ち上がりでアンダーが出るような場面で効き始めます。
そのため、ONだとカーブからの立ち上がりでパワーが食われて
つんのめるようになります。
対策:基本OFF
・重さ:
重さが安心感にも繋がっていると思いますが、
もう少し軽快感が欲しいですね。
EK4のときほど豪快にはリアを流せないです。
あと、フロントタイヤとブレーキにかかる負担が半端ない気がします。
単発アタックなら耐えれますが連続アタックには耐えれません。
負担軽減のためにも軽量化は必須ですね。
対策:とりあえず絶対的に重いリアシートを取って走ってみる。
「結論」
・純正のままでも楽しい!!!
問題はありますが、ミニサーキットなら純正でも十分走れます。
実際、手を入れまくったEK4のタイムをあっさり更新できましたから・・・
・もう一回走ろう!
純正のままで走って問題点が見えたことで、
この先のチューニング方向が決まりました。

優先度としては以下。
1.ブレーキフルード交換
2.タイヤの空気圧調整
3.軽量化
4.ブレーキパッド交換
5.シート交換
6.タイヤ交換
7.その他
純正を基本にちょっとづつ手を入れていきます!
Posted at 2010/01/17 14:22:56 | |
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