山形の温泉に行ってきた

やまがた発！旅の見聞録という番組をご存知だろうか。山形県内の名所名蹟を紹介する観光PR番組で、山形LOVEな私は毎週欠かさず見ているのである。この日ＴＶＫのオンエアでは白布温泉の温泉宿が紹介されたのだが、番組を見たまさにその日の夕刻にその温泉宿にチェックイン。もちろん、放送を見てから宿を決めたわけではなくて、1ヶ月以上も前の事前予約っすよ。朝、自宅のＴＶで見た若女将が出迎えてくれたのには笑ってしまった（ほとんどお話できなかったのが残念です＞＜）。こんな偶然あるのかね。凄くね？



米沢牛のすき焼き、大変おいしゅうございました。茅葺き屋根の歴史的建造物。なのに内部は清げでお洒落でWi-Fiあり。もちろん温泉は本物（日本有数の豪快な打たせ湯！）。ほんに、素晴らしい宿です。



翌日、事前調査済みの蕎麦屋で昼食を摂るべく南陽市へ。相当な僻地にあるが、13時を過ぎているというのに客足が途絶えない。これは期待できる。



これが半もりそば￥500・・・全然半もりじゃねえっっっ。コスパ高すぎる。鴨鍋そば￥950と野菜天ぷら￥350も信じられないほど安いと言わざるを得ない。天ぷら350円て。どんだけ。しかも、全てうまい。うますぎる。と思わず埼玉のまんじゅう屋のCMみたいなセリフまで飛び出す始末。この店、声を大にしてお勧めしたい。



二日目の投宿地は、初体験の銀山温泉・・・よもや訪れることはあるまいと思っていたのだが、おしんで有名な能登屋旅館のお隣の宿にチェックイン。



いわゆる温泉宿風の一度出しスタイル。こういうの好きなのよ。変にちまちま持ってこられても、手際が悪くてサーヴの間隔が空きすぎてしまうのはよくあることだし、それならいっそ気取らず一度出し。美味けりゃもう全然文句言わないよ・・・って、あれ？天ぷらがないなあ。白布の宿でも無かったけど・・・はっ！ちょっと気になっただけ！べ、別に不満とかじゃないんだからね！そもそも昼の蕎麦屋で野菜天ぷらを食ったわけだから、むしろ被らなかったことに感謝です。いやマジで。



なんだ、いいじゃないですか銀山温泉。実を言うと、当温泉地についてはマニア方面からの賞賛の声を聞いたことがなかったので、実際に来るまでは戦々恐々としておりました。温泉街の情緒は日本屈指の素晴らしさなのだから、宿のチョイスさえ外さなければ存外に満足度が高いです。



帰り道、途中で銀山温泉のほど近くにある、ハクチョウの渡来地でもある徳良湖に立ち寄った。餌付け済みの鳥たちが至近距離で観察できちゃう穴場スポット。平日のためか、他に人影なし。寒いけど、アシさえあればこちらもお勧めです。



じゃあの。