
年度始めです!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
biancoは、食堂のおばちゃんにゴハンの大盛をリクエストをしたり、荒ぶるサーバを鎮めたり、霞が関に陳情したりと、忙しい日々を送っております。
さて、前回ブラケットが完成した「巻き巻きシートベルト作戦」の下巻です。
スキマ時間を利用した「プチごにょ」は楽しいですね。
忙しいほうが、かえって合理的に計画が進んでよいかもです。
それでは、下巻スタート!
1.取付箇所を点検する
チンクにはシートベルト取付用のボルト穴が3箇所あいています。
(1)シートレールのヒーターダクト側
(2)シートレールのドア側
(3)Bピラーまん中くらい
ボルトの規格は、M12 ピッチ1.25でした。
(1)にはバックルを留めます。
(2)には巻き取り装置(リトラクター)とシートベルトの端っこを留めます。
(3)にはシートベルトの折り返し点を留めます。
イメージしにくいですねぇ。
とりあえず、つけてみましょう。
2.取り付けてみる
(1)にバックルを取り付けます。
バックルの根元もブラケットを介して車体に取り付けました。
このブラケットはアリ物に色を塗っただけのシンプルさんです。
↓バックルが生えてるだけで、近代的に・・・
(2)に巻き取り装置(リトラクター)とシートベルトの端っこを取り付けます。
現代車だと、この部分はBピラーの根元に仕込まれていて、巻き取り装置は見ることもできませんし、シートベルトの端っこも覗きこまないとみえません。
この取付位置が「キモ」で、Bピラー根元が理想的です。
何故なら、巻き取り装置は車体に対して「垂直」に取り付けないと、シートベルトが出てこないからです。
これは、機械式の緊急ロック式巻き取り装置の原理的な宿命ですね。
でも、チンクのボルト穴は、Bピラーから程遠い場所にあります。
なので、少しでもスムーズにベルトが出てくるように、微妙に角度を調整しながら取り付けました。
もちろん、作成したブラケットを介しての取り付けです。
↓気持ち、角度をつけました。
(3)にシートベルトの折り返し点をつけます 。
ここは、現代車でいうところの「肩のあたりにあるベルトの出口」近辺の部分ですね。
チンクは、Bピラーの肩より少し低い場所にあります。
スペーサーとバネ座金、ビビり止めのウェーブワッシャーを組み込んで取付完了。
↓折り返し点の金具(黒い三角のヤツ)が車体にあたらないように調整
3.緩み止めは・・・
シートベルトは大事なパーツの一つ。
万が一にも緩んで外れては困るので、ネジロック加工をひと手間。
ネジ穴に一滴、効果抜群のAKRAPOVIC謹製ネジロック剤
↓コレ効きます
4.完成!
こんな感じで取付完了。
↓赤いシートにぴったり!
思ったより、カンタンにできたシートベルト交換。
赤いシートに、赤いベルトがぴったりマッチしました。
これで、毎回長さを調整したり、ドアに挟んでしまうこともなくなりました。
うーん、便利便利。
さて、次は何しよう・・・。
Posted at 2013/04/02 08:43:22 | |
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