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2013年02月21日 イイね!

ビーチェ号の整備 その銃III (あしもと、ボヨヨン下巻)

ビーチェ号の整備 その銃III (あしもと、ボヨヨン下巻)
「あしもと ボヨヨン作戦」
下巻です!

ホイールからタイヤを外したので、次はホイールの点検&タイヤとの合体です。


1.ホイールの点検

先達の中には、錆び錆びで「タイヤを外したら、リムも一緒にとれた」という伝説もあったので、チョット心配。

しかーし、ビーチェ号のホイールは奇跡の如く、錆が「チョビッと」だけ。
ホイールの表面は何度か塗りなおされてるみたいだけど、裏面と内側(チューブが接触するトコロ)は当時のままっぽい。
内側には、若干の錆があったけど錆転換剤で進行を止めました。


2.足回りの点検

ついでにキングピンのグリスアップを・・・。
新しいグリスに押し出されて、キングピンの下側からは古いグリスが出てくるのですが、上側はチョロチョロという感じ。
まぁ、干からびているよりはヨシとしよう。




タイロッド周りもチェック。
よい塩梅にくたびれているのですが、ステアリングアイドラアームから嫌な音が。
ブッシュが硬化&ちぎれてきて、
ギュッ、ぎゅっ、牛・・・と鳴いてます。
足回り大作戦が必要だなぁ(>_<)


3.タイヤの組付け

組み付けるときのポイントは、しっかりビートを落としながら、リムにはめ込むことです。
ビートが落ちていないと、ビートの直径よりホイールの直径のほうが大きいので、まず入りません。
無理やりはめようとすると「ブチブチ」と嫌な音とともに、ビートが裂けちゃいます。



正しくは、ビートをしっかり落としながらタイヤをはめること。
ウエル(ホイールにある組み付け用の溝)に確実に落とすと、力を入れなくても、タイヤレバーでカンタンに組みつけられます。




でも、ビートは固いので、なかなかウエルまで落ちてくれません。
そんな時は、タイヤのうえに立って「ゴーゴー」(昭和のかほり)を踊ると、カンタンに落ちてくれます。

なので、踊りました。

チビちゃんに見られてました・・・。|д゚)

「・・・・・・」無言で去っていきました。三 (lll´Д`)

トラウマにならないとよいのですが・・・。


あとひとつ、チューブタイヤの交換で気をつけなきゃいけないことがあります。
チューブに穴を開けないことは、モチロンなのですが、チューブをそのままほりこむと、走っている間に空気が抜けて、えらい事になっちゃいます。

つまり・・・



タイヤとチューブの間に空気が閉じ込められて、走っているうちにエアバルブとホイールの隙間から徐々に空気が漏れてしまいます。
いつの間にか、ペッタンコに・・・Σ(°Д°;)

そのため、あらかじめ少し空気をチューブに入れてから、タイヤを組付けます。

こうやって、組付けても若干は空気が閉じ込められるので、少し空気を入れてはタイヤドリブルしたり、転がしたりして余分な空気を押し出しながら、空気圧の調整を行いました。

高めの空気圧にして一晩寝かせると、大体0.2kgf/C㎡くらい空気圧が下がりますが、そのあとは安定します。


4.タイヤの観察

ビーチェ号についていたタイヤは、125R12という新車当時標準だったサイズ。
しかも、前輪と後輪は違う銘柄がついてました。

前輪は、
MARANGONI
イタリアのメジャーブランドですね。


↓もちろん、MADE IN ITALY 重量は3.8kg


後輪は、CEAT
インドのタイヤメーカーです、珍しい?


↓何故かMADE IN TURKEY 重量は3.8kg


新しくつけたのは、DUNLOP EC201
このサイズは、どれも廉価なものばかり、ブリジストンは硬いとの評価があったので、ファルケンと迷ったのですが比較的新しいものが手に入ることから、ダンロップをチョイスしました。


↓2013年の1月13日の週に製造・・・新しい! でも、重量は4.6kg


もともとついていたタイヤは、ひび割れてカチカチだったけれど、新しいものはとってもやわらかい。


5.車体への取り付け

ハブらしいハブが無いので、タイヤを持ち上げて保持しながらボルトを締めていきます。
位置決めのピンがドラムカバーからはえているハズなのですが、ビーチェ号は後輪だけしかついてません。(←前輪のは家出中?)

ボルトもテーパー形状では無いので、一気に締めてしまうとセンターが出にくいことから、振動の原因になるかもですね(←ホイールバランスも取れないので、ここら辺は気にしなくてもよいのカモ)

仕方がないので、軽めに締めてホイールを回して、3kgf-m位でしめてホイールを回して、5kgf-mで本締めしました。

たぶん、旨くセンターに収まってくれたハズ。

締め付けトルクもマニュアルやホームページによって、数値がまちまち。
ボルト自体も使いまわしなので、あまりきつくは締めず、様子を見ることにしました。


↓トルクレンチは、小トルク用と大トルク用を常備


ホイールがついたら、キャップを取り付けます。
でも、このまま取り付けたら、ホイールボルトとキャップが干渉して音が鳴ったり、錆びたり、傷がついたりするので、ボルトの頭にゴムシートを貼りつけて、うまく密着するようにしました。


↓ショップでは、ここまで気にしてくれませんね。


6.完成

完成しましたー。

少しタイヤが太くなって、どっしり感が出ましたね。


↓少し大人になったビーチェ号


空気圧は、前輪1.6kgf/C㎡、後輪1.9kgf/C㎡に調整しました。

早速、試乗!
空気入れとエアゲージを持って、市内を半周。

おおー、ボヨヨンボヨヨンしてる!

乗り心地は格段に良くなりました。
しかも、ブレーキもダイレクトになってる、タッチもしっとり。
しかし、加速はもっさり。
ロードノイズは、エンジン音でかき消されるのでサッポリ変化がわからん。


いろいろ改造&部品交換しましたが、ここにきてやっと効果が実感できるモノに出会えたような気がします!(←今まで何やってたんダ?)
2013年02月17日 イイね!

ビーチェ号の整備 その壱弐(あしもと、ボヨヨン上巻)

ビーチェ号の整備 その壱弐(あしもと、ボヨヨン上巻)

ビーチェ号には新車当時とおなじ、125R12サイズのタイヤがついてました。

とっても細くて、チンクにお似合いだったのですが、長年の風雪にヤラレて、硬化&ひび割れがよい塩梅に入ってました。


ゴツゴツと固い乗り心地とフラフラする現象も、この状態のタイヤが一役かっているのかもしれません。

なので
「あしもと、ボヨヨン作戦」を決行することに。


1.チンクを浮かべる
まずは、ジャッキアップ。
何故かローダウン対応2トンジャッキが2個あるので、サクサクと持ち上げます。
持ち上げたら、ウマをかけてタイヤを外していきます。
万が一の時の保険として、ABARTH500のesseesse17インチホイールを車体下に入れました(←コレ大事ネ)


↓おおっチンクが飛んだ!



2.タイヤを比べてみる
外したタイヤを、ビアンコ号のものと比べてみると・・・。
親子以上の違い!


↓直径も違うけど、サイドウォールの分厚さが・・・


タイヤ幅はこんなに違う・・・。
いかに、ビーチェ号が小っちゃいタイヤでガンバッテルか、よくわかりますね。


↓うーん、さすがに小さい


因みに、タイヤ&ホイールの重量は・・・
ビアンコ号 205/40-17 esseesseアルミホイール
18kg
ビーチェ号 125R12 鉄チンホイール
8kg

10kgも違う!!!
一本あたり、ビアンコ号はビーチェ号にくらべて2.25倍も重い!
でも、馬力は約9倍・・・なんか理不尽だ(←どうして?)



3.ビートを落とす

タイヤ交換は、専門店に任せる事もあるのですが、基本的に自分でいつもやっているので、今回も自前の工具で交換していくことにしました。

それにしても、チューブタイヤって面白い。
しくじると一発でチューブが昇天されるので、スリル満点です(←ハイリスク、ローリターン?)

まずは、厄介なビート落としを
「ビートブレイカー」でカンタンに処理していきます。

↓バイク用のものを使いました、名前がカッコいいですね


固着しているビートも、面白いくらい落ちていきますよ。

↓ペリペリっとはがれていきます



4.ホイールからタイヤを外す

ビートが落ちたら、リムガードでホイールを保護しながら、タイヤレバーでタイヤをホイールから外していきます。
しっかり、足で踏み踏みしてビートをふやかしておくと、スルリと外れてくれます。


↓12インチって、原付バイクと同じサイズ・・・


ここまできたら、あとは新しいタイヤを鉄チンホイールに組みつけていくだけです。
でも、久しぶりにタイヤを転がして遊んだら、腰が痛くなってきた・・・。

「あしもと、ボヨヨン下巻」に続く。

2013年02月14日 イイね!

バレンタイン 空色チンクがやってきた!

バレンタイン 空色チンクがやってきた!

今日はバレンタイン。




アラフォーのオヂサンが、なにを間違えたかチョコをもらいました。

しかも、空色チンク。

「限定品のさらに限定色らしいですよ!」だって。


↓おおっ、なんかデカイ


ビーチェ号に乗っているのを知っているので、チョイスしてくれたのでしょう。
うれしいプレゼントです。

それにしても、空色がとっても似合ってる。
1/18スケールのモデルカーと比べてみると、大きさがさらに際立ちますね。


↓モデルカーのほうが小さい


うーん、世の中まだまだ捨てたもんじゃないなぁ・・・。


と、感慨にふけっていたら・・・


本命の「あの子」からチョコが!

そう、ウチのチビちゃんです!

早朝3時起きで何やらしているのは知っていたけど。

コレをつくっていたのかー。


↓頑張って湯煎したらしい


何よりのプレゼントですね。

チビちゃん、ありがとう。




Posted at 2013/02/14 22:04:13 | コメント(13) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2013年02月11日 イイね!

ビーチェ号の整備 その拾壱(おめめパッチリ編)

ビーチェ号の整備 その拾壱(おめめパッチリ編)「明るいメーター計画」で、手元のスピードメーターはとっても視認性がよくなったけれど、よく考えたらヘッドライト電池切れの懐中電灯みたいだったのを思い出しました(暗いのヨ、ホント)

なので、おめめパッチリ計画を発動。

年末に、既存のヘッドライト×6000KHIDの組み合わせを試してみたのですが、白すぎてイメージに合わないことが発覚。
しかも、既存のヘッドライトはH4Eという少し変わった規格で、変換アダプターをつけてはいるものの、H4規格のライトを固定するのはすこし無理がある構造でした。


↓年末のやっつけ仕事・・・


とりあえず、ブツを手に入れないと・・・ということで。

これが最後だ!と言いつつ、バルブの固定が針金式バネのヘッドライトを「ポチリ」
ついでに、これでホントの最後だ!といいつつ少し黄色い4300KのHIDを「ポチリ」
嗚呼、火の車・・・。
だれか消火してー(((( ;゚д゚)))アワワワワ



やってきたヘッドライトとHID君は、変換アダプタを介して、しっかりと固定できました。


↓これだ!求めていたものは!


モチロンこのままだと、雨水が盛大にヘッドライト内に入るので、防水ブーツもしっかり装着!

↓備えあれば憂いなしですね。



新旧比べると・・・リフレクターの輝きが違いますねー。
もともとついていたものは、洗っても、磨いても輝きは復活しなかったので、丁度よかったのカモ。

↓をを、ピカピカ。


きりりと引き締まった、おめめ

↓なんか、パッチリ凛々しくなりました


やっつけ仕事の6000KHIDはこんな感じでしたが
↓蒼い!


今回の4300KHIDは丁度良い色に
↓旧車は電球色が似合いますね


それにしても、ポン付けできないので、ハンマーでたたいたり、ペンチで曲げたりと手のかかるライト君でした。

いざ、点けてみたら・・・。

おおおおぉー。
明るい!


↓何とか対向車線には迷惑がかからない程度に調整できた・・・かな?


鳥目なのでナイトドライブが楽しみになりました!

「明るいメーター計画」で明るくなったメーターも、ちょうど良い感じです。


↓これはホントに重宝してます。


いやぁ、夜道が明るいってホントいいですね。
人生まで明るくなったような、勘違いをしちゃいましたよー。

2013年02月09日 イイね!

ビーチェ号の整備 その拾(ファンベルト ぱっつんぱっつん編)

ビーチェ号の整備 その拾(ファンベルト ぱっつんぱっつん編) インフルエンザとの長く苦しい戦いも終わり、暗雲とともに高熱は去りました。

さて、そんな戦いの数日前にビーチェ号のファンベルトを取り替えてました。


ビーチェ号には、ベルト類が1つしかついていません。
つまり補器類がほとんどないということですね。

唯一のベルトは、オルタ(本来はジェネレータ)と送風ファンを回しています。
そのベルトが何とも細いうえに、フニャフニャと緩んでいたため、新品に取り替えました。

↓指で押すと・・・簡単に1cm以上たるむ


用意したのは、9.5*800サイズのベルト。

↓軽自動車用らしい


もともとついていたものと比べると・・・

↓幅がえらい違う。


もともとは10mm幅のベルトだったみたいだけど、削れて8mm位になってました。
製造年は2010と記載されてたので、2年でこれだけすり減ったことに・・・。
こんなもんなんでしょうか?

取り替え方は、オルタについているプーリーを外してベルトを入替え、シムで貼り具合を調整するというとっても簡単なものです。
キモはシムの組み合わせでちょうど良い貼り加減をだすことですね。

なんだかこれだけの事だけど、スッキリしました。

↓完成!


しばらく走ってから、緩みを調整しなきゃですね。

プロフィール

「@Ponji! さーん!大変ご無沙汰しております〜、サクラリー中止なのは残念ですねぇ。
サクラの時期はアチコチふらふらしてますから、何処かでお会いできるかも!」
何シテル?   03/31 15:47
新旧チンクとベスパで珍道中してます。 フラフラとアチコチ出没してますので、かまってくださいな。 ビアンコ号は、走る、曲がる、とまるのがオモシロイ車。 ...
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