
前回に引き続き、
ブルーサンダー号のパーツレビューです。
今回は「パドル」
ご存知のとおり「カヤック」は、水上の格闘技です(←ホントか?)。
生きて帰るためにも、水との格闘にも、パドルは欠かせません。
カヤックは、ダブルブレード(櫂が両端にある)パドルを使います。
ブルーサンダー号は、
最大出力「2人力」なので、パドルも2本あります。
写真上がチビ専用パドル、写真下がbianco専用パドルです。
形状の違いは、どっちが長時間漕ぐかによって分けています。
チビ専用のものは、ブレード(櫂)部分が幅広く短い形状になっていて、瞬間的に水をキャッチします。
極端に言えば、短時間遮二無二漕ぐタイプですね。
一方bianco専用のものは、ブレード部分が細長くなっていて、徐々に水をキャッチします。
極端に言えば、長時間辛抱強く漕ぐタイプですね。
↓ブレードの形状もさまざま
パドルは、2.2メートルほどの長さがあります。
このままでは、とてもクルマには収まりきれません。
また、電車やバスでの移動もあり得るので、2分割できるタイプで揃えました。
↓分割するとこんな形に
継ぎ手は、ワンタッチで取り外しと、長さ・左右のブレード角の調整ができる優れもの。
↓継ぎ手はこんな感じです
材質は様々ですが、ブレード部分はカーボン、FRP、シャフト部分がカーボン、グラファイト、アルミというものが主流です。
カーボンは、○軽い、×割れる
グラファイトは、○適度にしなる、×割れる
アルミは、○割れない ×しならない、重い
といった、特徴があります。
チビ専用は、ブレード部分FRP、シャフト部分アルミ、重量1.2キロ
bianco専用は、ブレード部分FRP、シャフト部分カーボン、重量1.0キロ
因みに、フルカーボン製のパドルは重量は700グラム。
お値段は重量が軽くなるほど、高くなるという公式がぴったり当てはまります。
パドルはパドリングシューズやライフジャケットと同じくらい、重要なアイテムですね。
沈したときに、パドルを手放してしまうと、カヤックへの再乗艇がとても困難になりますし、やっとの思いで再乗艇できても、パドルが無ければ、漂流するしかありません。
カヤッカーにとって、パドルは自分の分身のようなものです。
パドルの大きさは、人間と比較するとこれくらいです。
結構長い・・・チビの1.5倍はありますね。
↓パドルと人の比較
何はともあれ、靴を履いて、ライフジャケットをつけて、パドルを持ったらとりあえず漕ぎ出せます。
次回は、もっとカヤックライフが楽しめるグッズを紹介予定!
(いつまで続くんだ・・・クルマネタは??)
Posted at 2012/09/04 00:56:09 | |
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ブルーサンダー号(カヤック)パーツ・整備 | 日記