
カヤックキャンプツーリング その
参です。
吊り橋めぐりを終えて、やっと漕ぎ出せました。
田戸乗船場から下流は、
瀞八丁(どろはっちょう)と呼ばれる名勝地。
浸食によって削り取られた河岸が、壁のようにそそり立ってます。
↓静かです、虫と鳥の鳴き声が聞こえるだけ
流れもほとんどなく、ただひたすら漂ってました。
しかーし、時折思い出したように爆音を響かせて、
ジェット船が通り過ぎます。
速度が速いので、波もスゴイ。
横波をくらったら恐怖の
「沈」が待ってます・・・。
↓とにかく遠くに逃げてやり過ごします
天気が良かったので、他のカヤッカーもちらほら。
ジェット船の爆音が聞こえると、蜘蛛の子を散らすように一斉に端っこに退避して、波に備えるところが、コミカルでした。
もちろん、ブルーサンダー号も同じ動きです。
「沈」はイヤだ。
しばらく、広い場所で浮かんでいたら、前席のチビちゃんがスケッチ帳を取り出して、真剣に絵を描き始めてる。
何やってんだろ?
そろそろ、出発したいのですが・・・。
↓何やらブツブツ言いながら、岩の絵を描き始めたチビちゃん
しばらくたってから、チビちゃんを促して本格的に川下り開始。
ここの川の水は、
太陽にあたると
エメラルドグリーンに輝きます。
水に石灰分が多く含まれているから、らしいですよ。
↓バスクリン?いいえ天然の色ですよー
一時間ほど下ったところで、お昼ゴハンにしました。
メニューは、パスタ。
氷点下でも一瞬でお湯が沸くという便利グッズ、
「ジェットボイル」(また、ジェットか)で一気に調理しました。(写真撮ってなかった・・・)
↓お昼場所から見た上流の風景・・・何もないですね
↓お昼場所から見た下流の風景・・・やっぱり何もない
お昼ゴハンを満喫した後は、
野営地を探します。
できるだけ水面から高いところで、
砂地が理想。
なかなか、見つけられませんでしたがとりあえず、場所は確保できました。
↓川辺のサイトは高台が鉄則ですね
テントの設営が終わったら、夕ごはんの支度です。
チビちゃんは、ゴハンよりも
星が気になるらしく、
星座盤をとりだして「あーでもない、こーでもない」と苦戦してました。
↓周りには何もないので、星がアリエナイくらい綺麗でした
夕ごはんも、
「ジェットボイル」で一気に調理しました。
メニューは、かやくごはんとお味噌汁。
夜の帳がおりると、
お約束のキャンプファイヤー。
流木がたくさんあったので、夜の彩りとして、チビちゃんのリクエストに応えました。
↓願いがかなってご満悦のチビ
火を消すと、漆黒の世界。
初めての暗闇に、チビはガクガクブルブル。
街中に住んでいると、一寸先は闇なんて体験ないですからね。
タイムリーに対岸の林から、ガサガサ歩く音が・・・。
チビ半泣き・・・(おもしろーい)
シカが水を飲みに来ていました。
とりあえず、クマじゃないよーと安心させて、寝ることにしました。
自然の怖さ、楽しさを少しは感じてくれただろうか。
つづく・・・。
Posted at 2012/10/06 08:29:06 | |
トラックバック(0) |
旅物語 | 日記