
少し前・・・いや、かなり前ですが
ブルーサンダー号で熊野川キャンプツーリングに行ってきました。
熊野川は紀伊半島の東側、新宮市で太平洋に流れ込む総延長183kmの大河。
世界遺産に登録されている熊野古道でもあり、古くは舟の参詣路として利用されていたそうな。
上流はダムが多いけれど、中流から河口まではゆったりと流れる、関西屈指のゲレンデです。
とある夏の日、「カヤックでキャンプリーリング」の夢をかなえるために、クルマにカヤックとチビを詰め込んで、午前零時に出発しました。
今回は、熊野川に合流する北山川の名勝「瀞峡」(どろきょう)を出発、途中で熊野川に合流、志古の乗船場で撤収というルートにしました。
↓熊野川はここら辺にあります
↓今回のツーリングルート
熊野川は珍しい
ウォータージェットの観光船が就航しています。
この船は、喫水が取れない場所を運行するためのもので、大雑把にいうと巨大マリンジェットみたいなものです。
今回は、この観光船で上流まで遡り、ゆったり下ってくることにしました。
↓夏シーズンは朝から営業
川下りの支度をして、カヤックごと観光船に乗り込みました。
窓口で料金を払おうとしたら、お姉さんが
ニッコリ「それカヤックですよね、申し訳ないのですが大きな荷物なので、子供料金をいただいております」だって。
たしかに、大きい。
「手荷物です!」と言い逃れはできそうになかったので、素直に料金を支払い、桟橋に向かいました。
↓準備万端、一便目の船で出発
船は喫水が浅く、見るからにペッタンコで速そうな形です。
屋根も開くので、解放感抜群。
↓受付から桟橋までは、急こう配の階段を下りていきます。増水しても対応できるように窓口と桟橋は高低差が10mほどありました。
船といっても、ウォータージェット船は「川のロードスター」、操縦はハンドルで行います。
スロットルも、クルマと同じくアクセルペダルで調整。
うーん、運転してみたい!
↓左ハンドル!
案内のアナウンスもこそこそに、船が出発。
いきなり、すごい加速!
ジェット恐るべし、MAX40km/h!
あちこちに浅瀬やら、隠れ岩があるのに、その間を縫うように爆走していきます。
船頭さん(いや、パイロットだ!)の経験と勘がものをいうところですね。
みんなで歓声を上げていたら、「急カーブしまーす」のアナウンスとともに、スゴイバンク角で鋭角ターン。
恐れ入りました・・・。
そんなこんなで始まった、カヤックツーリング。
次はいよいよ出発点に到着です。
つづく・・・。
Posted at 2012/10/04 12:21:56 | |
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