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2012年10月08日 イイね!

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その伍

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その伍カヤックキャンプツーリング そのです。

未知との遭遇の後、ゆったりと川下りを続けます。


途中、休憩を兼ねてお茶タイムを取ったのですが、チビちゃんは「河童の川流れ大会」(命名チビ)をエンドレスで始めました。

↓上流から、ライフジャケットの浮力でどんぶらこっこと流れてきます


しばらくしたら飽きたのか、急に「熊野川に来た証を造りたい」といって、石と流木で即席モニュメントを造りました。

チビちゃんなりに、旅の終わりを予感しているのかも。

↓何か想うところがあったのでしょう


お茶タイム終了後、漕ぎ出すと河岸に民家がちらほら見えてきました。

↓ここまで来ると、生活音が聞こえてきます


しばらくすると、大きな橋の下をくぐりました。
普段、水面から橋を見上げることなんてないので、二人してポカーンと口を開けてました。
橋の裏側ってこんな構造なんですね、気になります

↓なかなか面白いアングル


橋をくぐって、しばらく進んだら・・・。
あちゃー、また何かいるよ。


↓下手からジェット船とは異なる爆音が聞こえてきました


近づくと、ブルトーザーが水浴びしてました。

↓川底の石を岸に寄せてました


熊野川は、ダムの放水で水量が調節されているため、水深がかなり浅い場所がいくつかあります。
いくらスクリューのないジェット船でも、水深数十センチは無理
ジェット船が通れるルートを確保するために、ブルトーザーで川底を掘っているとのことでした。


↓それにしても、キャタピラのなせる業ですね


ブルトーザーのパイロット(運ちゃんではなく)に手を振ったあと、さらに下流に進むと滝に出会いました。

小さい滝だけど、舟でないと近づけないところ。
ついつい、珍しくって近寄ってしまいました。


↓夏の暑い日に滝の音はオアシス、気分的に涼しくなりました


再び漕ぎ出したところで、チビちゃんが無言で「グッジョブ」サイン。
旅の終わりは、目と鼻の先です。


↓ときどき意味不明行動が・・・


チビちゃんにとっては、久しぶりの冒険。
色、匂い、音、感覚をフル稼働して、自然を感じてくれただろうか。


↓チビちゃんにとっては、まさにadventureでした。


長かった旅も、終着点のジェット船乗船場でおしまいです。

乗船場に上陸して、しばらくは放心状態・・・。
なんとも、名残惜しかったですね。

しばらくしてから、カヤックを乾かして解体、バックパックに放り込みました。

撤収作業中も、次々とジェット船が発着していきます。
埠頭には「スロー」の文字が・・・、川の流れの中で、微速操作するのって難しいのでしょうね。


↓「スロー」の文字が、ウケル


カヤックは、たたんでしまうと結構コンパクトになります。


↓一泊二日でこれくらいの荷物



よい水、よい風、よい景色に恵まれた旅でした。
未知との遭遇もあったし、ブルトーザーにも会えました。
カヤッカーとも、お話ができました。



たまには、自然のなかに飛び込むのもいいですね。


この旅で、出会えたもの全てに感謝を。

Posted at 2012/10/08 00:22:05 | コメント(7) | トラックバック(0) | 旅物語 | 日記
2012年10月07日 イイね!

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その四

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その四カヤックキャンプツーリング そのです。


番外 未知との遭遇編





2日目も、とっても気持ちいい天気。

朝ごはんはチャーハンとスープ。
「ジェットボイル」で手早く調理して、ジェット船の運航時間より早く出発。

朝一番の川は、澄みきっていました。

↓夜間は、上流にあるダムからの放流がなくなるので、水位は下がりきってます


今日は、ジェット船の乗船口まで、一気に下っていきます。
チビちゃんも、ぐっすり寝れたのか、朝から元気いっぱい。

↓余裕の表情?


しばらくゆったり下って行ったら、お約束の「瀬」が見えてきました。
「瀬」は、川の所々に出現する複雑な速い流れの場所です。
大抵は、蛇行しているところにあったり、隠れた岩があったりと、ややこしい存在。
流れの速さ・複雑さ・障害物などから、1級~6級に分類されてます。
1級・・・多少の波が立っているくらいで、ゆったりとパドリングしてもOKなくらいなもの
2級・・・上半身に波しぶきがかかるくらいで、適度なスリルが味わえるくらいなもの
3級・・・波が高く、1m位の落差があるもので、気をゆるすと即「沈」するくらいなもの
4級・・・相当な波と2-3m位の落差があり、ロール&レスキューが確実でないと危険なもの
5級・・・上級者であっても、ほぼ「沈」するところ
6級・・・命がけ
おおよそ、こんな感じです。

今回、飛び込んだのは0.5級くらい(笑)
でも、カーブになった「瀬」に飛び込んだとたんに、遭遇しました。
これは、かなり危険。

↓「瀬」の中では、よけることも、止まることもできません


いやー、ややこしかった。
小さな動力船の波でも、結構揺れてましたね。



ということで、未知との遭遇はおしまい・・・?



いえ、ここからです。



しばらく、ゆったりとした流れのまま、川下りを満喫していたら・・・。


何か見えてきました。

↓とおくに、ポツリと船らしきものが



チビちゃんも気がついた様子・・・。
不審げに見ています。


↓ピンク色の怪しげな物体が・・・





なんと、軽キャブ改でした!(爆笑)


↓あくまでも、軽キャブがメインで、下に引っ付いてる船はオマケ(>_<)


近づいて、恐る恐る観察してみたら・・・どう考えても軽キャブが操縦席みたいでした。
はじめは、運搬船に軽キャブが載ってるだけだと思ってましたが、よく見てみたらタイヤがない。
しかも、タイヤハウスがしっかり板金処理されていました。


これは、やっぱり軽キャブが司令塔なんでしょうね。

↓謎船の謎司令塔



いったい何に使うんでしょう??

ご存知の方、ご一報ください。

朝から、未知との遭遇を果たしたため、若干虚脱状態・・・。

↓笑いすぎて、漕ぐ力が入らない


上流に向かうジェット船では、右側に座っていたので謎船には全く気付きませんでした。
久しぶりに、度肝を抜かれました。


ということで(←どんな事だ?)、未知との遭遇を果たした後は、一路ゴールを目指して、どんらこっこです。

つづく。
Posted at 2012/10/07 00:06:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅物語 | 日記
2012年10月06日 イイね!

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その参

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その参カヤックキャンプツーリング そのです。


吊り橋めぐりを終えて、やっと漕ぎ出せました。


田戸乗船場から下流は、瀞八丁(どろはっちょう)と呼ばれる名勝地。

浸食によって削り取られた河岸が、壁のようにそそり立ってます。

↓静かです、虫と鳥の鳴き声が聞こえるだけ


流れもほとんどなく、ただひたすら漂ってました。

しかーし、時折思い出したように爆音を響かせて、ジェット船が通り過ぎます。
速度が速いので、波もスゴイ。
横波をくらったら恐怖の「沈」が待ってます・・・。

↓とにかく遠くに逃げてやり過ごします


天気が良かったので、他のカヤッカーもちらほら。
ジェット船の爆音が聞こえると、蜘蛛の子を散らすように一斉に端っこに退避して、波に備えるところが、コミカルでした。
もちろん、ブルーサンダー号も同じ動きです。
「沈」はイヤだ。

しばらく、広い場所で浮かんでいたら、前席のチビちゃんがスケッチ帳を取り出して、真剣に絵を描き始めてる。

何やってんだろ?
そろそろ、出発したいのですが・・・。

↓何やらブツブツ言いながら、岩の絵を描き始めたチビちゃん


しばらくたってから、チビちゃんを促して本格的に川下り開始。

ここの川の水は、太陽にあたるとエメラルドグリーンに輝きます。
水に石灰分が多く含まれているから、らしいですよ。

↓バスクリン?いいえ天然の色ですよー


一時間ほど下ったところで、お昼ゴハンにしました。
メニューは、パスタ。
氷点下でも一瞬でお湯が沸くという便利グッズ、「ジェットボイル」(また、ジェットか)で一気に調理しました。(写真撮ってなかった・・・)

↓お昼場所から見た上流の風景・・・何もないですね


↓お昼場所から見た下流の風景・・・やっぱり何もない


お昼ゴハンを満喫した後は、野営地を探します。
できるだけ水面から高いところで、砂地が理想。
なかなか、見つけられませんでしたがとりあえず、場所は確保できました。

↓川辺のサイトは高台が鉄則ですね


テントの設営が終わったら、夕ごはんの支度です。
チビちゃんは、ゴハンよりもが気になるらしく、星座盤をとりだして「あーでもない、こーでもない」と苦戦してました。

↓周りには何もないので、星がアリエナイくらい綺麗でした


夕ごはんも、「ジェットボイル」で一気に調理しました。
メニューは、かやくごはんとお味噌汁。

夜の帳がおりると、お約束のキャンプファイヤー
流木がたくさんあったので、夜の彩りとして、チビちゃんのリクエストに応えました。

↓願いがかなってご満悦のチビ


火を消すと、漆黒の世界。
初めての暗闇に、チビはガクガクブルブル。
街中に住んでいると、一寸先は闇なんて体験ないですからね。

タイムリーに対岸の林から、ガサガサ歩く音が・・・。
チビ半泣き・・・(おもしろーい)
シカが水を飲みに来ていました。

とりあえず、クマじゃないよーと安心させて、寝ることにしました。

自然の怖さ、楽しさを少しは感じてくれただろうか。


つづく・・・。
Posted at 2012/10/06 08:29:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅物語 | 日記
2012年10月05日 イイね!

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その弐

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その弐カヤックキャンプツーリング その弐です。

船頭さんの神操縦で、ジェット船は上流に向かってグイグイ進んでいきます。

熊野川は川幅が広く、流れも穏やか。

そんな牧歌的な風景の中、爆音を響かせて「川のロードスター」は、爆走していきます。

↓この、水しぶき!


右に左に、華麗な軌跡を刻んでジェット船はひた走ります。
でも、所々減速して見どころを解説してくれるのが、またニクイ

爆走50分で、カヤックの出発点「田戸乗船場」に到着。
ついてみたら、ゴロゴロの石だらけで、カヤック組み立てに適した場所がない(>_<)
仕方なしに、石の上で組み立て始めます。

↓ごろごろの石だらけの田戸乗船場


ここでは、観光客は下船して周囲を散策できます。
でも、何より楽しみなのが売店の「柿の葉寿司」
旨いんですよ、ホントに。

↓こんな感じで、お店が出てる。


組み立て始めたら、太陽がジリジリと照りつけてきました。
暑くて暑くて、いつもの倍くらい時間がかかりました。
その間、チビちゃんは次々と訪れる観光客の叔母様方と井戸端会議、時々戻ってきては水をがぶ飲み・・・。
なにやってんだか。

↓骨組みだけでバテたー


一通り組み立てが終わったところに、チビちゃんが戻ってきてニヤニヤしてる・・・。
嗚呼・・・見つけたか・・・。

少し上流に、吊り橋があるのを、とうとう見つけてしまいました。

高いところが大好きな、おバカ親子としては「見つけた以上、行かなければ」ということになり、カヤックを置き去りにして、一路吊り橋を目指して崖登りを始めました。

↓チビに見つかってしまった、吊り橋


この吊り橋は「山彦橋」というらしく、 「針金」(ホントに針金にしか見えない)で作られています。
歩くたびに、ギシギシと味のある音が・・・。

↓結構高いところにある


吊り橋を渡っていたら、ジェット船が足元をくぐっていきました。
上から見ると、オープンな屋根と、とんでもないスピードが確認できました。

↓「田戸乗船場」からフル加速中のジェット船


ふとチビちゃんをみたら、嬉しそうに手を振ってました。
どうやら井戸端会議仲間が乗っているようです。


↓けっこう高いのに、気にせず手を振るチビちゃん、怖がろうよ。


吊り橋を堪能した後、やっと出発です。
ここから、一泊二日のカヤックの旅。

とりあえず、出発記念をパチリと撮影。

↓やっと出発できそうです


次は、やっと漕ぎ出します。
つづく・・・。
Posted at 2012/10/05 00:03:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅物語 | 日記
2012年10月04日 イイね!

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その壱

ブルーサンダー号で行く、熊野川どんぶらこっこの旅 その壱少し前・・・いや、かなり前ですがブルーサンダー号で熊野川キャンプツーリングに行ってきました。

熊野川は紀伊半島の東側、新宮市で太平洋に流れ込む総延長183kmの大河。
世界遺産に登録されている熊野古道でもあり、古くは舟の参詣路として利用されていたそうな。
上流はダムが多いけれど、中流から河口まではゆったりと流れる、関西屈指のゲレンデです。

とある夏の日、「カヤックでキャンプリーリング」の夢をかなえるために、クルマにカヤックとチビを詰め込んで、午前零時に出発しました。

今回は、熊野川に合流する北山川の名勝「瀞峡」(どろきょう)を出発、途中で熊野川に合流、志古の乗船場で撤収というルートにしました。

↓熊野川はここら辺にあります


↓今回のツーリングルート


熊野川は珍しいウォータージェットの観光船が就航しています。
この船は、喫水が取れない場所を運行するためのもので、大雑把にいうと巨大マリンジェットみたいなものです。
今回は、この観光船で上流まで遡り、ゆったり下ってくることにしました。

↓夏シーズンは朝から営業


川下りの支度をして、カヤックごと観光船に乗り込みました。
窓口で料金を払おうとしたら、お姉さんがニッコリ「それカヤックですよね、申し訳ないのですが大きな荷物なので、子供料金をいただいております」だって。
たしかに、大きい。
「手荷物です!」と言い逃れはできそうになかったので、素直に料金を支払い、桟橋に向かいました。

↓準備万端、一便目の船で出発


船は喫水が浅く、見るからにペッタンコで速そうな形です。
屋根も開くので、解放感抜群。

↓受付から桟橋までは、急こう配の階段を下りていきます。増水しても対応できるように窓口と桟橋は高低差が10mほどありました。


船といっても、ウォータージェット船は「川のロードスター」、操縦はハンドルで行います。
スロットルも、クルマと同じくアクセルペダルで調整。
うーん、運転してみたい!

↓左ハンドル!


案内のアナウンスもこそこそに、船が出発。
いきなり、すごい加速!
ジェット恐るべし、MAX40km/h!

あちこちに浅瀬やら、隠れ岩があるのに、その間を縫うように爆走していきます。
船頭さん(いや、パイロットだ!)の経験と勘がものをいうところですね。

みんなで歓声を上げていたら、「急カーブしまーす」のアナウンスとともに、スゴイバンク角で鋭角ターン。
恐れ入りました・・・。

そんなこんなで始まった、カヤックツーリング。
次はいよいよ出発点に到着です。
つづく・・・。
Posted at 2012/10/04 12:21:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅物語 | 日記

プロフィール

「@Ponji! さーん!大変ご無沙汰しております〜、サクラリー中止なのは残念ですねぇ。
サクラの時期はアチコチふらふらしてますから、何処かでお会いできるかも!」
何シテル?   03/31 15:47
新旧チンクとベスパで珍道中してます。 フラフラとアチコチ出没してますので、かまってくださいな。 ビアンコ号は、走る、曲がる、とまるのがオモシロイ車。 ...
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