ムーヴLのテールランプをカスタムのテールランプに

ムーヴLのテールランプをカスタムの物に変えてみました。
ネットで検索して見ると、カスタムテール⇒ノーマルテールの例はたくさんあったのですが、ノーマルテール⇒カスタムテールの例はあまりなかったのでやってみました。

作業前のノーマルの様子です。
ノーマルのテールは写真の〇の部分にリフレクターがあります。
ところが、カスタムのテールにはリフレクターはないので、そのまま取り付けると、保安基準を満たさなく(車検に通らない)なります。
これがノーマル⇒カスタムがあまり例がない理由なのかもしれません。

と、いうわけでまずリフレクターをとりつけます。
リフレクターですが、調べてみると、細かく規準が定められています。
ざっくりまとめると、

色 赤(透明、オレンジなどは不可)
高さ 地上250〜1500mmの範囲
数 左右2個（左右対称の位置にあること）
角度 後方へ直角±10°以内、垂直方向±5°
規格 Eマーク付き推奨（面積20cm²以上）
備考 テールランプ内に反射材が無い場合は追加必須

と細かな規定があります。

見えにくいですが、Eマーク付いてます
今回のリフレクターは9.4☓2.75=25.85なので、規準を満たしています。
取り付けは、厚紙で型紙をつくり左右対称の位置に貼り付けました。

取り付けたあとの写真ですみません。
写真の矢印のところのナット2つを外して引っ張ると外せます。
あと、ノーマルとカスタムでは、ソケットの形状が異なるようです。
なので、今回は配線ごと交換します。
オークション等で部品を買うときは、電球のソケットから伸びている「配線〜ボディに引き込む部分のゴム？パッキン？〜接続カプラー」の付いているものがおすすめです。

初めは、ボディからゴムを外して配線を引き出して、カプラー繋ぎかえて終了と思いましたが、配線を引っ張っても、少ししか出てこず、カプラーまで出てきません。
そこで、裏側から作業をしました。
トランクルームの内張りを剥がすために、写真①〜③のクリップを外します。
①は外さなくてもできますが、外すと手元が広くなり、やりやすいです。
クリップは、真ん中の丸い部分を引っ張りだしてから抜くタイプです。
写真は運転席側です。助手席側も同じ手順です。

内張りをめくると、カプラーさんを発見！
車体に固定されており、引き出すのは無理です。
これを差し替えれば、配線は終了です。

助手席側の写真です。助手席側は、トランクルーム用の電灯があるのでちょっと作業し難いです。

この車は、リアカメラの配線がここを通っているので、更に作業し難かったです。

あとは内張りを戻し、点灯確認をして、ランプユニットをネジ止めして終了です。
ついでに、ウインカー、バックランプの電球をLEDにしました。

使用した工具
ボックスレンチ10ミリ
内張りはがし
クリップはがし
配線のパッキンをボディに押し込むのに、ヘラなどがあるとよい。