まだまだフィレンツェ話しは続きます。
前日遅かった(イタリアの夜は長い...)にも関わらず、早朝から行動開始!
思いっきりフィレンツェを楽しみます!笑
この日は前々からすっごく楽しみにしていた『
ヴァザーリの回廊』へ!
ヴァザーリの回廊とは、フィレンツェの政務所であった現ウフィッツィ美術館
とピッティ宮殿をつなぐメディチ家専用の秘密の廊下です。
ヴェッキオ宮からウフィツィ美術館、さらにポンテヴェッキオ橋の上をたどり
ピッティ宮へ。
1565年、コジモ1世の命により、わずか5ヶ月で建築されたこの回廊は、
王政を営むヴェッキオ宮から住居であるピッティ宮まで、群集に会うことなく
通り抜けられるようにと造られたそうです。
(当時のメディチ家は栄華を極めていましたが、その為に色々な人に狙われ、
暗殺もものすごく多かった為。)
建築したのは画家にして文筆家、建築家であるジョルジョ・ヴァザーリ。
全長約1キロメートルにわたる世界的美術回廊。
ウフィッツィ美術館内のとある扉が開き、一変して音の全く無い、静寂に
包まれた回廊内へ入ると、廊下の両側に整然と絵画が掛けられています。
これぞまさに
秘密の画廊!!
IMG_0797 posted by
(C)love2freeze
IMG_0819 posted by
(C)love2freeze
まるで空中散歩のように窓の外の景色と絵画を交互に観賞します。
外界とは完全に遮断されたこの静かな空間には、今も当時と変わらずに
中世の時間が流れているのではと思わせるよう。
IMG_0813 posted by
(C)love2freeze
IMG_0802 posted by
(C)love2freeze
IMG_0808 posted by
(C)love2freeze
IMG_0824 posted by
(C)love2freeze
ポンテヴェッキオ橋の上!
誰もここに私がいるなんて気付かないんだろうなぁ。
この回廊、今は
一般非公開です。
以前は日本の旅行会社などがツアーを組んでいたようですが、今のところ
期限も未定で非公開中。
私は偶然、英語のサイトから辿りつきました!
イタリア通の母も未だ訪れた事はなく、この日かなりの興奮状態。
ツアーは限定20名。
専門のガイド付き。
...が、全編イタリア語のみ。
素晴らしい解説も(たぶん?)単語の端々しかわからず。汗
ちーん。撃沈。
いいんです!
芸術はココロで感じるからっ!←言い訳。爆
とにかく、陽気なイタリアーノのグループについて回ります。
途中『わかった?』って聞かれて『ワカリマセン』と正直に答える私に
イタリア人ガイドさん大爆笑。
ははは。
イタリア語を勉強している母だけが満足顔。
ふーむ。
とある絵の前で5分以上は熱心に話すガイドさん。
とっても気になるワタクシは母に尋ねる事に。
私『ねぇ、ねぇ、今なんて言ってはったの??なんの説明??』
母『えらい画家さんの一生の話』
私『...。へっ?それだけ?』
母『うん、それだけ。』
うちの母そういう人でした。残念。
聞いた私がバカだったと激しく後悔。
3時間かけて回廊1キロメートルを歩きます。
あ~面白かった!
この後は、時間がないのでパニーニ(イタリアのサンドイッチ)を片手に
ウフィツィ美術館まで戻り、今度はウフィツィ美術館を鑑賞。
IMG_0777 posted by
(C)love2freeze
ここも予約がいるので要注意!
でも、ここは比較的簡単に予約が取れます。
ここでは、
かの有名な『ヴィーナスの誕生』1485年頃
サンドロ・ボッティチェッリ作
ヴィーナスの誕生 posted by
(C)love2freeze
他にも『プリマヴェーラ』1477年~1478年頃
サンドロ・ボッティチェッリ作
春 posted by
(C)love2freeze
などの名画がたくさん見られます!!
感動~☆
ここでたっぷりと優雅な時間を過ごします。
美術館のあとは、こちらへ。
『サンタ・マリア・ノヴェッラ教会』
IMG_0846 posted by
(C)love2freeze
その横には、『サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
(Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella)』
ここは、フィレンツェに所在する、現存する世界最古の薬局です。
IMG_0849 posted by
(C)love2freeze
IMG_0850 posted by
(C)love2freeze
この薬局の起源は13世紀まで遡り、1221年フィレンツェに移住してきた
ドミニコ会の修道院サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェの修道僧たちが
薬草を栽培して薬剤を調合していたのが始まりだったと言われています。
この修道院は後のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へと発展。
1612年には薬局として認可され、一般営業を開始。
ヨーロッパ諸侯が顧客リストに名を連ねたといいます。
トスカーナ大公(メディチ家)からは王家御用達製錬所の称号を受けたそう。
今日に至っても800年以上の歴史を持つ伝統を守り、オーデコロンや石鹸、
ボディーケア製品を昔からのレシピに基づいて作り続けているらしいです。
私もここの石けんや香水を愛用中。
ここの石けんを使う時、まさに気分は
貴婦人です。←意味不明?!笑
買い物欲を満たした後は、食欲?
いい加減食べ過ぎなのですが。爆
またもジュエリーデザイナーのお友達とお食事。
この日は市内のお店へ。
現地集合と言う事で、教えてもらった道を歩いていると...
こんなに可愛いのに遭遇!!
IMG_0857 posted by
(C)love2freeze
IMG_0856 posted by
(C)love2freeze
可愛過ぎる~っ!
しかも、なんてよくこの古い街並みに似合うのかしらっ!!
IMG_0864 posted by
(C)love2freeze
IMG_0852 posted by
(C)love2freeze
ちなみにワタクシ、
若かりし頃?免許取り立ての時はブリティッシュグリーンのミニクーパー。
しかも限定で結構珍しいやつだったのですが、足回りが異様に固く、
乗り心地が悪かったので、しかも重ステだったし。
2ヶ月くらいで、フィアットの500に乗り換えたんですよね~。
それから4、5年はフィアットに乗っていたような。
なんか縁のある車。
未だにその500はガレージの片隅に。
そう言えば今もうちのガレージにもう1台誰かの白い500がおいてあります。汗
ほんとに縁があったりして。爆
なので、何か親近感が湧きますね。
ここは『フィアット500でフィレンツェをアドベンチャー!!』っていう
コンセプトのレンタカー屋さん。
オーナーはイギリス人の女性。
働いているのはアメリカから来た女性でした。
何だか話しが盛り上がり、お友達に。←得意分野。笑
引き続き街歩き。
ほんと絵になる街ですね。
IMG_0870 posted by
(C)love2freeze
IMG_0882 posted by
(C)love2freeze
IMG_0888 posted by
(C)love2freeze
素敵なお店でお食事して、またも大盛り上がり♪
この日はお友達のお友達も急遽参戦!笑
5人でワイン3、4本は空けたような。滝汗
ちなみに妹はまったく飲めません。
夜景を見ながら、ホテルまで。
IMG_0894 posted by
(C)love2freeze
IMG_0907 posted by
(C)love2freeze
IMG_0908 posted by
(C)love2freeze
こうしてフィレンツェの夜も更けてゆくのでした...
続く...
Posted at 2010/06/21 18:59:13 | |
トラックバック(0) |
Travel | 日記