『解体屋』『スクラップ置場』
皆さんどんなイメージでしょう。
「ゴミ」「墓場」「汚い」・・・
最近は
「中古部品屋さん」のイメージを持ってる方もいるでしょうか。
私の若い頃は
「宝の山」「宝探し」でした♪(笑)
顔なじみになった事務所のオッサンに声を掛け、工具持参でウロついてお宝部品を探し出す、まさに
「宝島」
今は、解体屋さんも中古パーツとして、ちゃんとした商品なので、昔ほどお宝感は減りましたかね(笑)
まあ、その分探す手間や管理してもらって廃車の山をゴソゴソ探す危険や不安感は減ったでしょうか。
話は変わって・・・そんな宝島に、いろんな事情で集められた車達。
オーナーを守って身代わりになった者、年老いて天寿を全うした者、大病を患い手の施しようが無くなった者・・・
昔、自分のせいで自分の車がソコに並んだ時、意味も無く何度も見に行って(泣)

ポルシェのスピンに巻き込まれたウチのランタボ・・・(泣)
そんななか、
最近増えてるらしい、まだまだ元気なのに、不本意に連れてこられた車も。
・・
・オーナーは本当はまだまだ一緒にいたかったかもしれないのに、偉い役人から、
「もう、そんな古い内燃機の婆さんなんて捨てて、もっと新しいEV/HVの若い娘にした方がいいでしょ。思い出?思い入れ?そんなの知ったこっちゃ無い。(笑)でないと毎年年貢を上げるよ!」
と・・・
まるで
「姥捨て山」ですな・・・
そうして、
まだ走れる車がどんどんゴミ扱いされて増えていくんでしょうね・・・
日本人の美徳だとか誰かが偉そうに言ってた
【勿体無い精神】ってなに?・・・(苦笑)
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ここからは長ったらしくなりますので、読まれる方だけで・・・m(_ _)m
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最初に謝っときます。
HV、EVにお乗りのみなさん、すみませんm(_ _)m
乗られてる方が悪い訳では無いんですが!
ど素人の個人的なひとつの意見ですのでお許しください。
ただ、実際信憑性も高そうなので・・・(汗)
エコカー・・・他の皆さんも色々書かれており、私も何年か前にも、
HV・EV車って製造~最終処理まで含めるとホントにエコなの?と何度か書いてますが実際どうなんでしょうか?
確かに
「納車~廃車」までだけを見れば、使うガソリンも少なくて済むし、経済的にも環境的にもエコなのかもしれません。
でも、
購入時のガソリン車との価格差、そのエコカーを作りだし処分するまでの分も含めて考えると、それはホントに「エコなクルマ」なの?
よく言われる、
・ハイブリッド車は、
ガソリンエンジンとモーター両方を使い、最終的に全部ゴミに。

・ハイブリッド車用の
バッテリー作るのに、電気や水を大量に使い、代わりに廃棄物を大量に作り出す。
そして、
搭載されているリチウムイオンバッテリーは、現時点ではリサイクルも廃棄も出来ない。
そうです。
ニッケル水素電池には、 ニッケル、コバルト、その他の貴重なレアメタルが含まれ、使用済みの電池を焼いてプラスチックを燃やせば、ニッケルは回収可。
しかし、コバルトやその他のレアメタルは回収できていないそうです。
現在主流になっているリチウムイオン電池は、廃電池からリチウムや電極部材を回収する技術の開発はニッケル水素電池より遅れているそうです。
もしリサイクルするには、さらに多くの資源と環境負荷が・・・
(HVバッテリーの交換・処理について、以前私もディラーで聞いてみた事もありましたが、結局うやむやにされて、そこまでよくわかりませんと・・・)
(数年前の、(財)トヨタ財団より研究助成を受けている研究グループより、HVバッテリーユニットのリサイクルについて、某自動車メーカー、某バッテリー製造会社、某運輸会社で、1998年に構築した「HVバッテリーユニットリサイクルシステム」には、解体・分別作業が行われ素材リサイクル、ニッケル水素バッテリーは、ステンレスと新バッテリーに再生されている。 とあるようですが、
何%が再生されているんでしょうか?)
2011年の某サイト記事で、
”廃車になったハイブリッドカーのバッテリーはどうなっているのでしょう。
実はというか当然というか、たとえば
トヨタの場合、そこまで考えてクルマを開発・生産しています。
ハイブリッドカーのバッテリーは、すべてトヨタが引き取って、リサイクル処理してくれるのです。
では、そのバッテリーはどのように処理されているのか?
実はそこまではわからないのですが(スイマセン)、トヨタのことですから、少しでも有効にリサイクルすべく、日夜カイゼンを続けていることでしょう。”
・・・だそうです・・・
結局最終的なトコは不明だったんですね(苦笑)
”EV車用バッテリーについて日産は、EV車から取り外した後、エネルギー貯蔵用蓄電池として
リサイクルする事業展開を行うと発表しています。
EV用のバッテリーは、本来の性能の8割以上を維持できないと厳しくなりますが、エネルギー貯蔵用ならば、そこまでの性能は求められないので、多少性能が劣化したバッテリーでも、十分使えます。
それを有効活用しようということです。”
・・・だそうですが、
すでに行われてるんですかね?
HVバッテリーのリサイクル、実際どれくらい実行出来ているんでしょうか?
100%とはいいませんが、メーカーでお金払って回収してたりするんですから、それに近い数字、少なくとも80%以上はリサイクルされてくれないと・・・
リサイクル率が低いようだと、”エコなリサイクルシステム”と言っても、大義名分だけで中身が無い単なるハリボテ?かと思えちゃいます・・・
さらにリサイクル出来たとして、その製造・リサイクル処理に大量のエネルギーや資源を使うようだと、そもそもそれは「エコ」なの?という疑問も・・・
聞くとこによると、
HVバッテリーにも「リサイクルのマーク」は付けてる?ようですが、
巨大なリチウムイオンバッテリー、実は解体・再利用もできず、現在の技術では、どうする事も出来ず、メーカーは、とある場所にまとめて保管しているだけ?だそうです。
原子力発電所から出る放射性廃棄物と同じように、処分もリサイクルも出来ず溜まっていくだけ。
放射性廃棄物よりも危険性は少ないですが、有害なのも確かなシロモノです。
現段階では、まとめてこっそりと隠して保管しておくしかない、エコカーの産業廃棄物、使えなくなったバッテリー。
「たぶんそのうち誰かがやってくれるだろう。今のうちにどんどん作って売っちまおう。」
てことでしょうか?
将来的にリサイクルするために、日本の有名企業が共同出資で、そのバッテリーの再利用や解体リサイクル方法などを研究しているそうですが・・・
しかし、いつ実現できるかはまだわからす、その前にバッテリーの保管場所がいっぱいになったらどうすんだろう?
また地方の土地を買い取ってそこに保管、海外の国に資金援助して、そこに廃棄すればよいといった考えもあるそうですが・・・それってエコなの?
コレも放射性廃棄物と全く同じですね。
某車関連会社の社長は、
「あんな産業廃棄物満載のハイブリッドカーなんか、なんで買うんだ!」
とまで言ってるそうです。
燃費もいいし、税金も安し、環境にもいいらしいからと人気のあるHVカー。
(ただし元を取るには、
年間1万キロペースで10年以上かかるらしい?ですが・・・しかも元を取ろうと長く乗ると、バッテリーはどんどん性能劣化して、燃費もどんどん落ちていきますよね・・・)
*トヨタ製ハイブリッド車の多くは3回目の車検(7年目)を受けず廃棄されているらしい?
バッテリー交換すると、またその分元を取んなくちゃ!?(汗)
トヨタでは「ニッケル水素バッテリー」の保証を「5年未満、5万キロ」としているらしいです?
製造~処分まで考えると、本当にエコなんでしょうか?
ガソリン車は、確かにハイブリッド車より排ガスも多く出しますし、燃費も良くありません。
が、
エコカーも、廃棄もリサイクルも出来ず、どこかにこっそりと大量に隠すバッテリーのような部品を増やし続け、HVバッテリーをリサイクルするにしても、廃棄するにしても、膨大なコストが掛かると思われます。
そして、そのコストはHV車のみでなく、たぶん関係ないガソリン車にも負担が振り分けられているのではないでしょうかね?
昔ながらの内燃機ガソリン車と、最新鋭のHV・EVカー、トータルに見て、どちらがエコなんでしょう?
環境配慮といった点であれば、逆に税金を上てもいいのでは?とまで思えてきます。
「エコカー減税」というより、「HV/EV買替え促進支援減税」な気がするのは私だけでしょうか?(苦笑)
まだ普通に動くガソリン車を丸々一台廃車にさせてゴミを作り、ホントにエコなのかよくわからないエコカーを買うと「エコカー減税」イヤ「HV/EV買替え促進支援減税」を受けられる・・・得するのは誰なんでしょうね?
まあ、私もエコについて偉そうなこと言える車に乗ってないのですみませんm(_ _)m(苦笑)
...一応エコカーな
”ハズ”なんですが(爆)
*最新のHVバッテリー処理状況はわかりませんが、少なくとも記事はほんの数年前の状況だそうです。
現在も、画期的に大きく進歩しているとは思えませんが・・・
v(。・・。)
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車・話題 | 日記
Posted at
2015/07/03 14:28:22