今回は、ボーイズレーサーシリーズの80年代1000~1300クラスです!
◎ホンダ・シティ・ターボ 初代
(1981-1986年)1.2L 直4 SOHC CVCC
「トールボーイ」
今の軽自動車よりも短い全長で車重は700kgちょい。
1983年、I/C付きの
「ターボII」(ブルドッグ)は、ブリスターフェンダー付きで、最高出力は110PS(グロス)、回転数が3000rpm以下でアクセル全開すると、10秒間過給圧が10%アップする
「スクランブルブースト」機能を装備!(いいなコレ!)
1985年、副変速機付4速MTの
「ハイパーシフト」追加。副変速機はハイ / ローの2段で、自動的に選択され2、3、4速で作動するため、4速トランスミッションで、変速段数は7速でした。
折りたためばリヤにピッタリ入る、50ccバイクの
モトコンポも発売されましたね。
「シティ・イン・シティ」ダンスCMは加藤茶と志村けんの「ヒゲダンス」の元らしいッス。
◎ホンダ・シティ 2代目(1986-1993年)D13C型:1.3L 直4 SOHC
「クラウチングフォルム」
ロー&ワイドなデザインになり、出力100PS。
軽量・コンパクト・低重心・軽快エンジン・四隅に配置のタイヤで走行性能は高くジムカーナで上位の好成績でした。
が、販売はイマイチでした。
◎ニッサン・マーチ・ターボ/R/スーパーターボ 初代
(1982年-1992年)K10型 直4 930cc OHC MA09ERT
「マーチターボ」
「マッチのマーチ」のキャッチフレーズ
1985年、MA10ET 987cc水冷ターボECCSエンジン 85ps 740kg
「マーチ・R」
MA09ERT930cc 110ps 740kg
競技車両ベース向けのグレードで、
スーパーチャージャー+I/Cターボに、超クロスレシオの
5速クロスミッション、
ビスカスカップリングLSDを標準装備。
交換前提の為、シート、タイヤ、ホイールはマーチのベースグレードの安価なパーツでした。
乗車定員は2名と5名。
「マーチ・スーパーターボ」
マーチRを一般向けにしたモデル。
本革ステアリングや
3連メーター、
ルーフスポイラーを標準装備。
R・スーパーターボ共、主に国内外ラリーで大活躍しました。
◎トヨタ・スターレット 2代目
(1978年 - 1984年)KP61 4K型、72PS
同クラスでは希少な
FR車でしたね。
1980年マイナーチェンジで、ヘッドランプが前期型の丸型2灯から角型2灯へ。
安価で、余計な装備が無く、軽量、改造に向く低グレードのDXやスタンダードが人気で今でも、たまに峠で見かけます!
また、エンジンを1500ccの5K型や、1600ccの4A-GE型に換装するのも流行ったようです。
◎トヨタ・スターレット・ターボ 3代目
(1984年 - 1989年)EP71型 2E型 直列4気筒 SOHC 12バルブ1300cc
「韋駄天」「かっ跳び」のスタタボは、かなり速かったですねぇ!よくジャジャ馬とか言われてました。
1988年ターボモデルの一部変更でフォグランプ内蔵グリルを採用、最大出力を110馬力へ。
Ri(自然吸気)・ターボRというモータースポーツ向けグレードもあり、無塗装バンパー、商用グレード並みの内装など、快適装備類が削られたモデルでした。
◎トヨタ・スターレット・ターボ 4代目
(1989年 - 1995年)EP82型 4E型 直列4気筒 DOHC16バルブ1300cc
「ネズミ花火」と言われ、トルクステアが強く、ジャジャ馬で、当時パワフル過ぎて危険とも言われてました。
ハイメカツインカムII(DOHC16バルブ)でターボが135ps
前輪駆動モデルはEP82、四輪駆動モデルはEP85
スターレット初の
4輪ディスクブレーキをGTに搭載。
◎シャレード・デ・トマソ・ターボ 2代目
(1983-1987年)G11系 CB型 直3 SOHCターボ 1.0L
「猫科のターボ」のキャッチフレーズのターボモデル。
このシャレードの3気筒エンジンは、
イノチェンティ・ミニのエンジンとしても供給。
イタリアのデ・トマソが監修した
シャレード・デ・トマソ・ターボもありましたね。
「926ターボ」という、グループBのホモロゲーションを取る為の「ラリー用」ベース車両もあり、当時1.4倍だったターボ係数のため、993ccの排気量を926ccまで下げ、チューニングしなおし200台生産。
◎シャレード・ターボ 3代目
(1987-1993年)G100系
CB型 直3 DOHCターボ 1.0L
HC型 直4 SOHC 1.3L
1000ccDOHC 12バルブインタークーラーターボと1300cc4気筒SOHC16バルブ EFI
1993年の
WRCサファリ・ラリーで、2000ccターボ4WDセリカに続く総合5,6位の成績でした。
松田聖子の「天使のウインク」 がCM曲。懐かしいッス。
◎スズキ・カルタス 初代
(1983-1988年)
直3SOHC 1.0L
G13B型4気筒DOHC1.3L
G13A型4気筒SOHC 1.3L
「風速ターボ」「オレ・タチ、カルタス」のホットモデルの1000ccターボと直列4気筒の1300ccを追加。
「ハード・タチ・カルタス」の
ツインカムGT-iを追加。
クラストップの出力(後期モデル110馬力)で、当時の国内モータースポーツ(レース・ダートトライアル)では小排気量クラスの主力でした。
◎スズキ・カルタス 2代目
(1988-1999年)G13B型4気筒DOHC1.3L(GTi)
日本国外では主に
「スイフト」の名で販売。
スポーツ仕様の1300ccDOHC搭載モデルの
「GTi」は3ドアのみの設定で、純正エアロが標準装備。
◎フォード・フェスティバ 初代(GT/GT-X/GT-A)
(1986年~1993年)1.3L BJ型DOHC
ファミリア用1.6L(B6型)エンジンをショートストローク化した、1.3L 88psのBJ型 DOHCエンジンを搭載。
パワーは低めですが、良くまわるエンジンだったようです。
「GT-A」
GT-Xをベースに、300台限定でドイツのスカラ社がデザインした鮮やかな赤色に、丸型ヘッドライトのフロントフェイス。
赤ボディにフロントが白のツートーンカラーリングと赤一色のモデルがありました。
以上1000~1300ccクラスでした。
次回ボーイズレーサーは、1500~1600ccクラスです!
(v'ー^)v☆
Posted at 2010/04/16 12:14:13 | |
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