
出張でよく訪問、またかつて3年以上赴任していたフィ
リピンと日本との比較です。
データが古いので今の日本はもっと高齢者が増えてい
ると思います。
確かに現地では昼も夜も子供がやたら多い。
私の年齢と言えば現地では棺おけ間近での順番待ち
状態です。
中国を除いた東南アジアの発展途上国は子沢山化の
一方、日本は着実に少子化、高齢化の道を歩んでます。
日本からわずか3-4時間しか離れていないのに様々な
違いがあり驚きをかくせません。
治安が悪く貧しくても笑顔を絶やさず精一杯生きてい
る子供たちを見るとジンとくるものがあります。
2006年ある機関による「国民の幸福度調査」でフィリ
ピンは世界で7位にランキングされました。
確か日本は97カ国中60位の後半だったような。
調査機関の違いで上位にあっても他の調査機関では
下位に位置するということもあります。
しかし、傾向的に日本は先進国の中でほぼ底辺の部類
に入ると思います。
中国ビジネスにもたずさわりましたが信じれるものは
お金、自分そして家族の順番と言う拝金主義の色濃い
国でした。
フィリピンはまず家族との幸せ、地域社会そしてお金と
いったところです。常に明るく笑顔を絶やさないホスピタ
リティの高い国民性が印象的です。
物質面の所有意識で幸福度を測る国民性と精神的な
拠り所に幸福を求める国民性の差でしょうか。
また税金が高くても福祉制度の整った北欧は軒並み
上位にランキングされているところから生活の安定性も
大きなファクターかもしれません。
子供たちがすくすく育つことができる住みやすい環境
を形成・維持していくのは我々大人に課せられた重要
な役割だと痛感します。環境問題も然りです。
全世界の子供たちが一人でも多く幸福になれますよう
に。。。
Posted at 2011/01/26 01:49:35 | |
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