また1人亡くなった…

　ジャスティン・ウィルソンが現地24日の午後に死去。また1人亡くなった。また自分のうつがひどくなった気がする。

　VTR『ジャスティン・ウィルソン、頭部外傷で意識不明の重体 / インディカー』

　これも不運としか言いようがない。ものすごい確率の不運だ。天文学的だろう。カーボンパーツは知っている方は分かるとは思うが、手で曲げようとしてもびくともしない硬いもの。そのパーツが小さいものでなく、大きなパーツで当たってしまったのが最悪だった。

　残された人間は悲しみに暮れる。ジャスティンが痛みを感じずに逝ってくれたのはまだ良かったかもしれない。しかし、サーキットでの恐怖はこれでまた大きくなったと言わざるを得ない。

　自分の車には屋根があり、ロールケージも張ってあり、フルバケに4点のシートベルトを締めてサーキットを走るが、火災が起こる可能性はかなり高い。クラッシュ時に気絶して火災になったら、と思うと屋根があっても安心は全くできない。走行時に入る保険は死亡時に200万しか降りない保険。これでは残された人には悲しみが増すだけ。きつい。

　引退はしたくない。けど、不安が拭いきれない。

　ご冥福をお祈りするしかない。ジャスティン、安らかに。