ステアリングラックブーツ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回の患者
放っておいても百害あって一利なしなので交換。
2
今回準備したもの
ダストブーツ外側用のクリップ:53434S04J51 2個
ステアリングラック部分留め用のバンド:53449SL0A00 2個
ダストブーツ(運転席側):53534SR3N52
ダストブーツ(助手席側):53534SR3N62
タイロッドエンド用の割りピン:9420120180
計\5000-くらい
注意点はダストブーツが左右で違う点
一応ダストブーツにN6またはN5と刻印が打ってあるので同じものを付ければ問題ないはず。
運転席側:N5(短い方)
助手席側:N6(長い方)
3
タイロッドエンドのテーパージョイントをプーラーやハンマーで取ります。
ここまではタイロッドエンドブーツ交換と一緒ですね。
ちなみに自分のフェリオは錆やらなんやらで全く取れなかったのでタイロッドエンドを下からハンマーでぶん殴って取りました。
ここが錆びたりゴミが入ってたりするとこういうことをするはめになるので、取ったらよく清掃してから組むと次に取る時楽になる、かな。
4
お次はタイロッドのトー調整用ロックナットをゆるめます。
緩める前にロックナットとネジ山の長さをノギスかなんかで測っておきましょう。
もとに戻すときに必要になります。
運転席側:16.8mm
助手席側:11.4mm
こんなに違くていいのかな・・・?
全然ここを触ってない古い車は大抵めちゃくちゃ固いのですがなんとかゆるめます。
ちなみにブーツ側のロックナットに22mmの柄の長いコンビスパナ、エンド側にでかいモンキーレンチを掛けて回しました。
ここで体力の半分位を消耗しましたが・・
5
うへ、錆だらけ・・・
こりゃ回らない訳だ・・・
さて、ここまででやっとラックブーツにアプローチできます。
6
ステアリングラック、下から潜った状態の画像です。
左右どちらのラックブーツもアームやらドラシャやらでかなり作業がしずらくなってます。
ブーツに刺さっているチューブを抜いて、ブーツバンドはカシメを取るのは面倒臭いのでニッパーで切断しました。
タイロッドエンド側はマイナスドライバーでコジって輪っか状のクリップを外します。
7
結構しっかり嵌っていますが、グリグリやってブーツを引きぬきます。
ボールジョイント部分のグリースも替えて起きます。
たぶん付いていたのはリチウムグリスですが、無かったのでモリブデングリスを入れました。
ココら辺は賛否両論あると思うのですが、リチウムグリスを入れておいたほうが無難でしょう。
8
あとは元に戻して終了。と言いたいところですが
ブーツバンドを締めるのに相当手こずりました。
マイナスドライバーやらプライヤーやらを使ってなんとかカシメましたが、両側とも一箇所はぴったりかしめて、もう一箇所は浮き気味になってしまいました。
結構たいへんな割に効果が実感できない、と思いきや
自分の場合、ステアリングちょっと切った時に出ていたヒュヒュヒューという異音が収まりました。
ブーツも新しくなって、異音も消えたので満足。
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