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さて昨日の続きですが、今回は
濃厚ムルティプラネタです！

＃ディノ君は出てきませんのでディノ君マニアの方は流して下さい（笑

ムルティプラといえばFIAT600をベースにジアコーザがスペースを最大限に生かせる様、最前列をフロント車軸上までに移動して３列６人乗りに仕立てた車両ですね。このツートンカラーとファニーフェイスの具合がタマランですね♪


600ベースですので全国オフでも見られた方も多いかと思いますが、リアのエンジンセクション廻りは600と同じ具合ですね。

＃横はAbarth 850TCですが、エンジンフード辺りだけは同じ感じですね♪


でコチラの車両に戻りまして、後ろに廻りこむとこんな具合です。

＃VWのタイプ２のモデルバンみたいですな！


と言う事でコチラはカロッツエリア・コリアスコ(Coriasco)が作成しました商用バンタイプなのです～

＃コリアスコはトリノの商用車向けのコマーシャル・バン車両を仕立ててたカロッツエリアですね。


フロントはノーマルと同じ様ですが、ちょっと屋根がハイルーフになってますかな？



こちら比較用にノーマル写真です。

＃フロントウィンドウ上から少し上げてるみたいですね～


運転席側のサイドはパネルバンの具合で窓部分はすべて鉄板仕様となっております。



コチラは逆サイド、右側のみスライドドアとなっております。



開けるとこんな感じ。

＃古くなった物置の扉を開けてる感じです．．（笑


スライドドアの屋根部分の腐食が少々酷いですかね～

＃思いっきりスライドドアを開けると、ドアが後ろに吹っ飛ぶと思います（笑


バンタイプですので後ろは荷物室なんですが、車検用にとりあえず２席置いてあります。



荷物室と運転席の間には仕切りが付いてますので、乗り込むと窓は無くオリに囲まれてる様な感じになります・・・（笑

＃これの後ろに乗ってのドライブはかなりシュールな感じに．．．（笑


フロントシートはノーマルと同じですかね～



私はムルティプラを運転したこと無いのですが、少々足元が狭目ですかね～

＃私の足が長いから．．．ここの突っ込みは無用に願います．．（笑


後ろはパネルの跳ね上げと、エンジンルームですね。


エンジンはFIAT500のジャルディニエラなんかと違いまして、寝かす等の処理は無く600のコンポーネントのままとなっております。


エンジン自身はマイナー後の600D 767ccに換装されてます。ナンバーが無いので現状で外は走れませんが、掛かりも良いですし調子も良さそうです♪


イタリアから入ってくる古い車ですが、イタリア人の趣向なのか外はボロでも機関系はしっかりと言うのが多いですかね～
車庫証を直ぐに取るそうなので、そのうちナンバーも付くかと思います♪



ミラノで画家をやっていた方が長らくお乗りになっていた様ですが、乗られる方も居なくなり少々放置気味のものを日本に持ってきたそうです。予備検を通すだけでもかなりの時間が掛かっており、なかなか古い車を入れるのも大変な様ですが、前のオーナーさんが何やってたのかを思い巡りながら見て頂くのもまた良いのではないでしょうか。錆の分だけ歴史も積み重なってますので♪

＃誰か買っちゃってぇ～♪