2012年03月21日
昔峠を走ってた頃
当時二輪のGPで活躍していたのは
ドゥーハン・シュワンツ・レイニーなど
ただ若い頃というのは伝説のようなものに憧れるわけで
憧れていたのは天才?と呼ばれたフレディースペンサー
スペンサーの背中に入っているダイネーゼのマークがカッコ良くて
皮ツナギを買うならダイネーゼと決めてました
しかし実際に買えたのはNANKAIの皮ツナギ
当時ダイネーゼは高かったのか、身近に売ってる店が無かったのかもう忘れましたが、買えませんでした
ヘルメットは自家塗してましたが、ツナギはありきたりだったので
せめてライディングブーツで個性を出そうと思い選んだのが
ゴッドスピードのライディングブーツ(笑)
これ当時ミスターバイク(だったと思う)という雑誌があって
その雑誌にYAMAHAのV-MAXに乗った、ケンシロウのような格好をした男がよく載ってました
(イメージとしてはこんな感じ)
その男が全身このブーツのような黒いレザーに、金属が鋲打ちされたようなバトルスーツと呼ばれるファッションで決め
V-MAXに乗り、バーンナウトやスピンターンをかましてる写真が毎月載ってるわけです(笑)
さすがに全身世紀末覇者のような格好をする勇気は無かったし、自分はレプリカオンリーだったのでV-MAXにも特別興味は無かったのですが・・・
ただこのブーツはカッコいいなと
で、当時それなりに高かった記憶がありますが頑張って通販で注文
数日後、物が届き箱を開けると写真のとおりのブーツが
いや、写真で見るより現物は個性的でカッコいい!
しかし喜んで履いてみると足首が曲がらない・・・
見た目もハードですが造りまでハード過ぎ
歩くぶんには体重がかかるのでなんとか曲がるのですが、バイクに乗って足でシフトチェンジしようにも足首が曲がらない
別に自分は虚弱体質じゃありませんがフルパワーで曲げようにも曲がらないので、シフトチェンジは足全体を上下させてのシフトチェンジ
皮が馴染めば曲がるようになるかもしれないと、2週間ほど我慢して履いてましたが無理でした
「あの世紀末覇者の様な男はどういう筋力をしているのだろう・・・」
なんて思いながら、軟弱な自分は結局アルパインスターのブーツを買うはめに
ついでに苦い思い出といえばTZR後方排気
この次のモデルのTZRは峠にもたくさんいましたが、後方排気は当時の峠でも乗っている人が少なく、個性的かなと思い中古で購入
その頃バイトしてた名古屋中央市場に早速乗って行く途中、目の前にS字コーナーが
「ちょっと攻めてみようか」とふと思ったのが間違いでした
コーナーでスリップ
自分はすぐに立ち上がったのですが、TZRは倒れたまま路面を滑走していき向かいの縁石にガシャーン・・・
クランクケースが割れてエンジンおしゃか
買った当日の出来事でした(笑)
もちろんその後エンジンを載せ変えて復活したのですが、あの時は泣きそうになりながらTZRを押して帰りました^^;
その後数台乗り換えた後、車に乗るようになり、バイクに乗ることも無くなったわけですが
当時一緒に走ってた友人の中にはずっと乗り続けていた人や、サーキットにステージを変えて活躍してる人もいて
乗り続けるという事の凄さ
つくづく考えさせられました
Posted at 2012/03/21 17:37:10 | |
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