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利便性のまったくない超マニアックな趣味・・・
レコード回すだけでハイエンド機はとんでもない価格になっているので、面白そうな構造のOTTOのリニアモータ機を4機種(6台)を集めてみました。





TP-L3
最初にモータを取り出して改造するつもりで入手した個体


○ 安価・比較的個体数が多そうで入手しやすかった
×超鈍感なアーム。
スピンドル径が9.5Φくらいあって回転抵抗が大きめ。
マグネットが浮いている個体が多いみたい

TP-L100D
リビング用にフルオート機が欲しくて入手した個体


○スピンドルが8Φで細めなのでL3より回転抵抗が小さい。
L3のプラッターより情報量がい。
標準カートリッジの音が意外といい
×赤外発光LEDとフォトダイオードが経年劣化で曇っていて使い物にならない。
フォトリフレクターがカートリッジ内蔵なので交換の選択肢がない

TP-L1
ブビンガ突板の美しさの誘惑に負けて入手した個体


○見た目！
×スピンドル径が9.5Φくらいあって回転抵抗が大きめ。
トーンアームの高さ調整機構がない・・・
細かいところですが、信号ラインに鉄製のラグが入っていて音質的に不利

TP-L50
なんとなく買ってしまった個体


○ スピンドルが8Φで細めなのでL3より回転抵抗が小さい。
ノーマルでも明るめの音調で好印象
×プラッチーでcheepなみため・・・

全機種ともなぜにスピンドルを受けるケースの底だけ鉄板・・・

モータを取り出して改造機を作るベースにするなら、TP-L100D またはTP-100Sがおすすめ！ → 自分もTP-L100Sのモータ取り出してオーディオ部屋で使ってます。
理由は
1.プラッターの情報量が多い
2.電源トランス、コンデンサの容量が他の機種に比べ大きめ
3.スピンドル径が8Φで回転抵抗が低め・ベアリングで受けるとしても1280など選択肢が豊富
4.光学系が劣化で動作しないものばかりなので比較的安価！かも？
5.カートリッジ、スタイラスが正常なら流用できる

手元に残っている4台全部並べてみました

本年もよろしくおねがいします。
毎年、元旦は非アクティブなので自宅で初日の出をみてまったりしてました。





去年のクリスマスごろ仕入れたブツ・・・AGI Model 511です。


売っていた当時は見た目が好きではなかったので、試聴すらしたことがなかったのですが、最近になりフォノイコの音が聴いてみたくて物色していました。
価格帯が中途半端だったこともあり、雑に扱われていた個体が多く、まともに動きそうなものはそれなりの金額で取引されているようです。

ガリなし、接触不良なし、内部をみた限りでは、オリジナルっぽい感じで一安心。




中域の密度感は高い印象ですが、上下のレンジはさほど広くなく抜けはいいので、当時のアメリカンな感じです。これはこれで楽しめます！

ウッドケースの突板は経年の汚れがあったので、ガラスクリーナーで清掃して、レモンオイルで下処理、蜜蝋で仕上げました。


当時それなりに売れていたであろうといとう仕上がりだと思います。

めったに書けないS2000ねたです。

去年の夏ぐらいに気がついたのですが、屋根も助手席窓もあまり開けないので放置してました。

ネットで検索すると
1.助手席窓のLOCKスイッチ関係
2.屋根と窓を制御しているコンピュータユニット
3.ヒューズ周りの電源関係

のどれかみたいなので、チェック

1.ガチャガチャしても変わらず

2.ヒューズ切れなし、CUの電源もOK

3.交換してみないとわからい・・・


とりあえずオクで動きそうなコンピュータユニットを調達
先週末に交換してみたとろ屋根も助手席窓のどちらも動きました。


中古ユニットなので、また故障するかも？とビクビクです！

ホロの骨格をひっぱっているゴムバンドが伸びてきたので、きれいにたためなくなってきた。
これもメンテしないと気持ちよく開けられない・・・
生地も固くなってきたような気がするしそろそろここのお世話になる日も近いか？

叔父が他界してから、従兄弟たちで面倒みているキウイを収穫したのですが、
今年はなにかおかしい・・・

5月に花がやたら咲いたので、例年どおりに摘果したつもりだったのですが実が小さい。おまけに熟しが早いようで10月中旬くらいから大きな実は次々に落下。

残ったのはMサイズがせいぜいってとこで、親戚、ご近所に配る程度であとは自家消費なのでサイズ云々は気にしてないのですが、やはり小さいとなんともモチベーションが上がらない。

ってことでまだまだ取り残しちゃってます！

地味にいろいろ試しながら進めているレコードプレーヤーです。
煮詰めていくうちにわかったのは、回転系の音質への影響はアームやカートリッジ以上・・・

マグネフロート量、OTTO TP-L3から移植したリニアモータのGAP、回転系の固定方法どれも、かなり音が変わってしまいます。

現状ではリニアモータのGAP 0.8mmとして、どちらかというとエネルギーやドライブ感が出る方向にしています。

回転系の固定はアームとの位置関係が変わらないようにしっかり固定しないといけないと思っていましたが、試しみたところある程度の重量があれば完全に固定しないほうが開放的な鳴り方になりました。

こんな感じで回転系は置いてあるだけです。


インシュレータは3tドライカーボンとスパイク(ステンレス止めねじ)で構成しています。




スパイクの下も0.8t ドライカーボンです。


エントリークラスのカートリッジ(当時はシェル付きで\5k前後)で、回転系は置いてあるだけですが、音に歪感や不安定さが出ることもなくとても素直な音で女性ボーカルのディテールは特筆です。セオリーに反しているかもしれませんが、聞いていてとても心地良いので良しとしています。

まとめ
1.リニアモータの個体を中古で入手する場合の注意点
マグネットが浮いてしまったものは、ワウフラが増加している可能性あり
(ストロボが静止せず周期的に流れる)

2.リニアモータのGAPは広げていくと優しい出音になるが、広げすぎると規定回転になるまでに時間が掛かる。サービスマニュアルには1mmと書いてありました。

3.マグネフロート量は多すぎても少なすぎてもバランスが崩れやすい。調整機構がないと好みの音は作りにくい・・・

4.スピンドルをボールで受ける場合はタングステンなどの金属ボールより、Si3N4(窒化ケイ素)などのセラミック製が情報量も多くおすすめ！

5.アームパイプに繋がっているだけのアースコード・なめてました・・・
かなり影響します。
オーグラインとビンテージwesternのハイブリッドで様子見中

6.良い回転系は安価なカートリッジでも、かなりの解像度が得られるので、それなりに音楽を楽しめます。(今まではAT10Gが楽しめるカートリッジと思ったことがなかった・・・)当然ですがMCを使えば更に高解像度で楽しめます。

7.ジャンクレコードも洗えば、多少のスクラッチノイズが残ったりしても、メインソースとして成立する・・・