アルchuのブログ一覧

よく言いますね。
「回さないと癖が付いて回らなくなる」
これの正体は十中八九、燃焼室のカーボン堆積です。

ECUは低回転高負荷の時など、ノッキングが発生した際、
リタード制御を入れます。

カーボン堆積で圧縮比が上がってしまうと、
リタード制御が介入しっぱなしになって出力が落ちたり、
圧縮比が高すぎることでポンプロスが大きくなって
高回転で力強さがなくなってしまったり。

圧縮が上がると出力でそうなものですが、
それはきちんとセッティングしてこそ効果を発揮します。
点火時期、噴射量、吸入空気量・・・などなど

もしかしたら回転数のどこかではトルクが出るようなことがあるかもしれませんが、
ECUの適合が大幅にずれるので、変な特性になるはずです。
ただ、じわじわ変わるのでオーナーは気づかない。

つまりは「たまには高回転までまわしてカーボン吹き飛ばしてあげましょう。
ついでに○○ーズの○○ーエ○１を入れると効果絶大です。半年に一回で十分です。入れまくっても無駄です。」

ということですね。
アルテッツァは高回転ユニットの部類に入ります。

レブリミットは7800rpm位だったと思いますが、
実際はかなり余裕があるように思えます。

チタンバルブ使っているのに7800rpm＋αが動弁限界とは考えにくいですし。
特殊な表面処理もしていない動弁系なので、
そんな無茶なカムプロフィールにしているとも思えません。
実際私もNA時代はレブ8500rpmにしていましたが
バウンスの兆候はなく、出力も伸び続けていたので、9000はいける様な・・・・

レースでは一万近くに設定していた車両があるという話を聞いたことがありますが
ターボになっている今は無用の高回転。
というかそんなにまわしたら100%棚落ちします。

ターボにした時点で某氏（既に停年）から
「これ以上はむりだ。棚落ち気をつけろよ」と言われてますので・・・