スーパーホワイトⅡ（040）に思う

スーパーホワイトⅡ（040）外装のGX71マークⅡ＆クレスタを初めて目の当たりにしたときの衝撃は今でも忘れられずにおります。



画像の極上前期ツインカム24は かろっと様 のお車です。

直線基調の端正なスタイリングに目の覚めるような純白のスーパーホワイトⅡ（040）外装のインパクトは、新車当時小学生だった自分に強烈な印象を与えました。純白のGX71マークⅡ＆クレスタは、私にとってスーパーカー以上の憧れでした。



80年代前半に初代ソアラの外装色でデビューしたスーパーホワイトは、以来スーパーホワイトⅡ・Ⅲ・Ⅳとバリエーションが増えました。

デビューから30年以上経過した現在もスーパーホワイトⅡ（040）はアクア・プリウス・カローラ系をはじめとする最新のトヨタ車の外装に使用されています。



新車の板金塗装から旧車のレストアまで広く手がける なめんなよ氏 は、「ラインオフしたばかりの新車のゼロヨンゼロ（スーパーホワイトⅡ）でも、車種や年代によって微妙に色合いが違う。シンプルなソリッドカラーの白だが奥が深い色だ。」とうなります。



私がいつもお世話になっている クレスタ普及委員会氏 は、歴代クレスタを極めつくした筋金入りのクレスタマニアで、中でも81クレスタについての造詣の深さは世界有数です。そんな彼はここ数年パールクリアトーニング（27N）、パールフレイバートーニング（23K）、ホワイトパールマイカ（049）を乗り継ぎ、現在スーパーホワイトⅣ（050）の後期を温めています。

そんな硬派なスーパーホワイトマニアに感化され、わが家で所有する車たちも全車スーパーホワイトⅡ（040）になっていました。



とかく「個性がなくてつまらない」などと揶揄されるトヨタ車ですが、派手さこそないものの、スーパーホワイトのボデーカラーはトヨタ車らしさ、そして日本車らしさを強烈にアピールする最高の「個性」だと思います。



時代がいかに変わろうと、これからもスーパーホワイトの存在が変わらず後世に引き継がれることを願わずにいられません。