μ-DIMENSION ＥＬＥＭＥＮＴ　ＥＬ ＣＯＭＰ６（スピーカー）取付奮闘記録　④

左右の車体とドアを繋ぐゴムチューブから、スピーカーケーブルを貫通させたら・・・③で紹介した「コルゲートチューブ」と「粒ＬＥＤ用の台座」をハメます。この部分は、外気や雨、洗車による水が触れる箇所であり、ドアの開閉に伴う干渉が起こりうる場所でもあります。なので配線の表面の保護が重要となります。それと、配線のカラーリング的に・・・「隠す」という意味も含まれます（笑）。

ここから先の作業は左右均等に行います・・・。

巻き付けたコルゲートチューブはタイラップでガッチリ固定して、そのまま〇で囲った部分に差し込み、乾くとゴム状になる接着剤で隙間をキッチリ埋めて水や埃の侵入を抑えます。

「2」で差し込んだ反対側にも「粒ＬＥＤ用の台座」で蓋をし、タイラップでガッチリ固定します。

そして、この後は一番重要な配線の取り回しの作業です・・・。

配線とは言え・・・少しでも「干渉」が生じると、経年で配線が摩耗すると同時に塗装面も著しく擦れます。そして、いずれは断線やショート等のトラブルに繋がるので・・・テキトーな「取り回し」ではとても危険です。何よりも、完全固定ができない「可動部」であり、外気や水に触れる箇所なので「取り回し」にはとても気を使い、試行錯誤も重ねました・・・。

取り回しは、頻繁に動かすドアなので・・・いかなる状態でも配線が干渉しない様にしながらも適度に遊びを設けてあります。その両端（コルゲートチューブを巻いてる箇所）は逆に完全に動かない様に固定させてます。配線の「取り回し」は状況に合わせて考えないと・・・後でやり直しになり兼ねないんです・・・。

単車を弄っていた時にさんざんやった配線作業は無駄ではなかったみたいですね・・・（笑）。

取り回しが終わったら、車体とドアの間に挟まる仕組みになっていて、外からの水、埃、空気、音などの進入を防ぐ役割を担っている・・・ゴム状の「モール」を外します。

※モールは全て外さなくてＯＫです・・・。

モールを外したら、モールがハマっていたリブを跨ぐ様に配線を車内に引き込みます。そして、〇で囲った部分をテープで固定します。リブの先端は角張っているので、配線を傷つけない様にテープで巻くなどして補強をします。

そのままモールをはめた時、モールの内側に配線が当たる箇所（〇で囲った部分）をカットし、配線を通す為のトンネルを設けます。そして、しっかりとモールをはめ込みます。

若干、モールの一部分が浮いていますが・・・殆ど目立つ事無く配線を車内へ通す事ができました。

ただ、この部分は配線に多少負担が掛かっているかもしれないので、定期的にモールを外して配線の状態を確認した方が良さそうですね・・・。

次回へ続く・・・。