
こちらのポスターは昨日アップした
「ワSR-279」の左側に飾られている
2SR-160(昭和49年式いすゞBU)です。
社番の2は「ツーマンカー」を表します。
昭和40年代は市バスのワンマン運行が進み、
導入車両も前後扉のワンマンカーばかりに
なりましたが、昭和49年だけなぜか数十両
ワンマン/ツーマン兼用車が導入されました。
昭和49年前半までに導入されたワンマンカーは
フロントに大きな緑の「ワンマンカー」の表示板、
ツーマンカーは「ワンマン」の小さい朱色の板を
つけていました。
画像の車両「2SR-160」(名古屋22か1637)は、
数年前に閉所となった港車庫に所属していました。
幹線9号系統は、昭和57年秋の市バス路線再編成で
登場した高密度運行路線で、昼間も約10分間隔で
運行することが最大の売りでした。この頃には既に
市バスの塗装は前回アップした「H-292」のような
黄色+太い緑の帯になっていて、旧車も再塗装時に
旧塗装から新塗装に変わっていきました。この車も
昭和58年頃には黄色と緑の塗装になっていたものと
思いますので、旧塗装での幹線バスの運行の画像は
極めて貴重なものです。
この車と同じ「ワSR-164」(名古屋22か1641)を
モデルにした1/64スケールのミニカーが、もうすぐ
トミカリミテッドヴィンテージ(TLV)から発売の
予定です。黄色と緑の再塗装後のバージョンですが、
前面の行先表示幕は「56 栄」となっているので、
所属していた如意車庫の当時の路線をしっかり再現
しています。発売済のTLVのいすゞBU04はどれも
すばらしい出来栄えなので、今回発売の名古屋市営
バージョンも大いに期待できます♪
Posted at 2010/01/18 10:42:10 | |
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バス | 日記