ヒーターコア洗浄

寒くなってきました。
車内を暖めるべく暖気、温調ダイヤルをホットMAX＆風量２～３位にしても「ぬる～い風」しか出てきません。暖かいと感じられるような風がどうしても出てきません。
エンジン回転が高い（4000回転）時に若干ですが暖かい風が出ているような気がしなくもないが、完全に暖気している状態で出てくる風の温度が外気温＋10℃程度。
寒い冬を乗り切るためにDIYにて点検してみました。

考えられる要因は
1・サーモスタッド不良（タイベル交換時に新品に交換したので除外）
2・風量不良（普通に出るので除外）
3・エアミックスドアの固着（普通に動くので除外）
4・リンケージケーブルの不良（曲りなど無しで除外））
5・ヒーターコア詰まりによる水流量の減少（かなり怪しい）

という事で、5のヒーターコアの詰まりを解消すべく、簡易的に洗浄をしてみます。

ヒーターコアの洗浄といっても薬剤などは使わずに水道の水圧で汚れを出そうと思います。

10分程暖気してボンネットを開けます。
エンジン本体の奥、リアエンジンマウントの斜め上にある２本のホースがラジエターからヒーターコアに繋がっているホースです。
向かって右が「行き」で左が「戻り」です。
ホースさわった感じでは二本共に暖かくはなっている。
（流動水量が多いか少ないかは解らないがコア内をクーラントが循環してきている事を確認）

プライヤーを使いバンドを緩め、この2本のホースを取り外します。
若干固かったです。
コア本体から出ているアルミ？パイプに負担をかけないように慎重に外しました。

流動を変えてやる事で「かす」が出やすいかなと思い、通常の流れる逆方向から水を流してみました
向かって左、「戻り」のパイプに水道蛇口からホースを繋げます。
ホースの方が径が大きかったのでバンドで閉めました。

向かって右「行き」側から水が排出されますのでこちらにもホースを付けておきます。

この状態で水道全開、5分程流水洗浄しました。

片方（排出側）ホースを外してみます。
綺麗な水が排出されてます。（画像撮影時は水圧1/3）
コア内を見ることが出来ませんので、まぁこれで良しとします。

元通りにホースを戻し、一応ラジエター液のエア抜き＆補充をしました。

エンジンをかけて暖気。
結果、物凄く「熱い風」が出るようになりました。

多分「かす」が溜まっていて風量に対しての熱量（流動量）が不足していたのではないかと思う。
今までクーラント液の管理が疎かだったのかな？

取りあえず洗浄して良い結果が出ました。
暖かい冬を迎えられそうです(*^_^*)

走行距離：91,827km