GV7×KANAMEのブログ一覧

先週末、気仙沼や、宮古市に行ってました。

つい、一月前には、仙台空港利用しました。

営業で、仙台港にも行きました。

それらの場所は、変わり果てた姿に。

もし、震災時その場にいたら、津波にのまれていたかも……。

そう考えると怖くなります。

東北地方太平洋沖地震に被災して、少し落ち着いたので、コメします。

まず、被災して亡くなられた方、お悔やみ申し上げます。

避難所で不安に過ごされている方、大変つらいと思いますが、体調にはお気を付けください。

私は、3/11　地震当時、仙台市内の事務所におりました。

事務所は、ビルの8階。

後で、気付いたのですが、携帯に「緊急地震速報」のメールが来ていました。

地震は一瞬で事務所内のキャビネットを倒し、引き出しは飛び出し、書類はめちゃくちゃ、展示していた商品サンプルも床一面に散らばっていました。夢のようでもあり、現実を受け止めたくありませんでした。

私は、覚えていないのですが、自席の背後に立つキャビネットから逃げる行動をとっていました。

（そのキャビネットは幸い倒れませんでしたが）

その後、一呼吸おいて、ビルの外へ避難することになりました。

しかし、そこで自分の携帯がなかなか見つからない。

一度はあきらめかけましたが、冷静に置いてあった場所と、飛んでいく方向を確認したところ、発見に成功しました。



ビルの外に避難すると、そこには人があふれていました。

近くの公園も、すでに多くの人が。携帯で、連絡がつかない人は、公衆電話へ。公衆電話も、最初はつながっていましたが、私の会話が終わった後、回線が込み合ってしまい不通に。

地震直後から、仙台市内は停電。信号は自家発電でなんとか稼働しています。

その後、女性社員を家族と落ち合わせるために、徒歩移動を開始。途端に雪が強く降って寒かったです。

携帯のバッテリーを気にしながら、ワンセグで情報収集すると、津波の悲惨な映像が・・・。

なんとか、女性社員は旦那さんと落ち合うことができ、一安心。そして事務所に戻りました。

その時点で夕方5時。少しうす暗くなってきました。

事務所で、帰り身支度を整え、一路アパートへ。

会社の自転車を貸してもらいました。（所長へ感謝）



すでに、郊外へ向かう主要道路は渋滞。のろのろ自動車と歩行者の隙間をぬいながら、自転車を飛ばしました。普段30分電車でかかるところなので、1時間ちょっと必死にこぎました。



アパートに到着したときには、もうすでに暗闇に。もちろん、アパートは停電。こういう時の為だったのか、キーホルダーに付いていたミニマグライトで身支度をしました。ライトなかったら、悲惨でした。

幸い、アパートはトースターが落ちていただけで、被害はありませんでした。


マイレガに必要なものを積み込み、出発。ラジオより、いろいろ情報が入ってきます。
前日に、ガソリン満タンにしておいたのが、運が良かった。都市部はすでに渋滞していたので、避けるように山の方に向かって走り出しました。


停電のため、信号機、街灯は無し。レガシィのヘッドライトのみが頼りです。
途中、街中に入ると、ブロック塀が倒れたり、ガラスが割れたりしていました。



3時間かけて、郡山に到着。かみさんの実家の無事と、私の無事を伝えました。
郡山もひどかったようで、塀は崩れ、道路は波打ってました。


そこから、国道4号を南下。すでに、下りは大渋滞。高速が通行止めのため、トラックの長蛇の列が。郡山から白河までつながっていました。途中、道は隆起し、橋のジョイントも盛り上がっているところがありました。パンクしなくてよかったです。


郡山から、3時間かけて、私の実家の宇都宮へ、時間はすでに深夜1時半。家は真っ暗。外の塀が崩れていて心配です。電話は相変わらずつながらす、インターホンを何度も押しましたが、反応無し。
昼間、かろうじて公衆電話で母の声が聞けたので、大丈夫と判断し、埼玉へ向け出発。

次の日連絡が取れましたが、疲れて寝ていたそうです。良かった。


また、国道4号に戻り、南下。相変わらず、信号機は稼働してません。


そして、やっと埼玉草加の自宅へ。時刻は4時。到着の間際、一瞬涙が出そうになりました。

かみさんとは、地震後連絡を取れていなかったので、無事を初めて確認しました。

ほっとしました。

後から気付きましたが、メールがサーバーにいっぱいたまってました。その中にはかみさんからのメールも。こっちから送っていたメールも届いていたようです。

明日は、東京の本社へ、状況説明に行きます。

仙台に残っている同僚が心配です。

早く仙台に戻って、手伝いしたい、もどかしい気持ちです。

まずは、自分に出来ることを頑張ります！