遅ればせながらですが、みなさん明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします♪♪
早速ですが今年も行きます!!今年の干支に因んだクルマたち特集、今年でシリーズ3回目になりました♪♪あと9回(9年)続ければ干支を一回り出来ますね(笑)
いつもの如く、最初は12年前、2003年(平成15年)にタイム・スリップ・・・
と行きたいところなんですが・・・
実は・・・
2003年デビューのクルマ資料をあまり持っていない(汗)
若者のクルマ離れを残念に感じている特命~自身が、この頃からクルマ離れしてるみたいで・・・若者を心配している場合ではないな、という事を新年早々自覚してしまいました(爆)
前置きはこの辺にしておいて、今年はいつもと逆パターンの36年前からスタートです♪♪
今から36年前の1979年(昭和54年)♪♪
この年は特命~的に熱くなってしまう年です(爆)
何せ西部警察の放送が始まった年ですからね(笑)
それと日本車の歴史の中で、ちょっと大きな転換期だったように思える年なので、少々多めの画像とともに振り返りたいと思います。
先ずはトヨタからは4代目にして後輪駆動最後(4ドアセダン)のカローラと

スプリンター

この頃のボディバリエーションが・・・
4ドアと2ドアのセダンとリフトバックに

ハードトップとクーペに

後に追加されるワゴンと商用バンがあったから凄い(汗)
エンジンの方もディーゼルこそ数年後の追加となりますが、定番の1300/1500に加え、なんとE70系初期は1800があった(汗)カローラで1800なんて、後のE120系に搭載されるまで永らくご無沙汰してしまう排気量ですね。
13T-U型直列4気筒1800ccはセダンと2ドアハードトップに搭載されました。

他に1600ツインカムの2T-GEU搭載のGTとクーペボディのレビンもありました
そしてもう一台は6代目クラウン♪♪ついつい「太陽にほえろ」のボス・・・より「山さん」をこの型に連想してしまう特命~です(笑)
こちらも4ドアハードトップに

4ドアセダンに

2ドアハードトップはこの型が最後でしたね

ワゴンに

商用車バンもラインアップ

あまり目立つネタが無いのがS110系クラウン前期ですが、クラウン伝統のペリメーター型フレーム構造がクラウンの特徴でした。

デビュー当初は旧モデルを踏襲したエンジン・バリエーションでスタートし、発売翌年に430セド/グロ・ターボより遅れて追加されたM-TEUを搭載したクラウン・ターボは、ステータス・ターボと呼んでました
日産からはクラウンに対するセドリック/グロリアは姉妹車になって3代目、セドリック単独では5代目、グロリアで6代目の430型はS110系クラウンより3ヶ月先にデビュー。これは歴代の中でも相当気合いが入ったモデルというか、「技術の日産」オーラがハンパないモデルでした♪♪
そしてセドリックのイメージキャラクターは「ミスターセドリック」の異名を持つロマンスグレーの素敵な俳優さんでしたね♪♪グロリアは偉大なプロゴルファーでした

まずはセドリックの4ドアセダン(手前)と4ドアハードトップ(奥)から

当時、最高峰の4ドアハードトップ280Eブロアム
リゾート地をバックにした画像が「いかにも」な感じですね(笑)

お堅い職業の方々に好まれる?4ドアセダンに

久々のワゴン復活と商用バンもあり

グロリアも同様に
4ドアハードトップに

4ドアセダンに

ワゴンと商用バンもありましたね

この430型セド/グロの偉業は発売した年の暮れに、日本初のターボチャージャー付ガソリンエンジンを市販化したこと♪♪直列6気筒のL型エンジンのL20E・Tがそれでした。偉業と称えたのは、せっかくの新技術もお上の認可が下りないと市販化されないですからね。当時、それをやってのけた日産はスゴい事ですよ。もちろん、このターボの建て前はハイ・パフォーマンスエンジンではなく、省エネでした。
また、ディーゼルエンジンも2800ccで直列6気筒。最近、再びディーゼルと2000ガソリン・ターボのエンジンが見直され搭載されつつありますが、各社とも1車種にどちらか1つ搭載のスタイルからすると、この当時は贅沢ですね~ガソリン・ターボとディーゼルが選べたのですから。

当初はL20E・Tターボ+5速マニュアルのみの組み合わせでしたが

翌年には待望のL20E・Tターボ+オートマチックが実現し、後のセド/グロを象徴するグレード、ターボ・ブロアムが追加されました。「先駆」の文字からクラウンをかなり意識して「技術の日産」をアピールしているのが伺えますね

DIESEL-6を名乗る6気筒ディーゼル車(一部グレードに4気筒ディーゼルもありましたが)も純正アルミロードホイールを標準装備した当時のディーゼル車らしからぬグレード設定もさすがです

直6のL型エンジン最後のモデルでしたが、かなりイケイケだった頃のセド/グロを感じ取れますね(笑)
お次は大ヒット作となる6代目910型ブルーバード
まさに時代は「ブルーバードお前の時代だ。」を突き進んでいました♪♪
この時のイメージキャラクターはジュリーでしたが、後にX100系クレスタ前期にもちょい写りしてたような・・・

特に赤/黒ツートーンのボディがカッコ良くて、ブルーバードSSSに乗るパパは若々しくてカッコいいなぁと思えた時代のブルーバードは910が最強かな。後のU11まで、ブルに乗る日本のパパはカッコ良く見えた(個人談・・・笑)
今で言うヴォクシーのポジションって感じですかね

4ドアセダンの他に2ドアハードトップに

ADワゴンと商用バンの充実ラインアップ

後にターボエンジンや4ドアハードトップも追加され、ブルーバードなだけに、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでしたね♪♪
お次は電車トレッドと比喩されたS110シルビア/ガゼールは一部グレード名がちょっぴりエッチなので気になる方は調べてみてください(笑)

冗談はさておき、当初2ドアハードトップのみでしたが、ハッチバックを追加、Z18E・Tの1800ターボにスカイラインRSで有名な2000ツインカムエンジンのFJ20Eエンジンを追加して年々充実していきました

ガゼールのカタログを開くと・・・
凄い事が書いてありますが・・・(汗)

小暮課長のガゼールの方が馴染み深いですかね(爆)
ホンダからは2代目シビック、通称スーパー・シビックは
4ドアセダンの他に

3ドアハッチバックと5ドアのカントリーがラインアップされてましたね
三菱からは後のランタボ(ランサー・ターボ)で有名になったランサーEX
スバルからはレオーネ
最後に華やかな1979年生まれのクルマの中で、ひときわ質素な造りなのにインパクトが凄かった初代のスズキ・アルトは全国統一価格47万円!!
もちろん、消費税は存在しない時代です(笑)

このクルマはアイデア勝ちというかマーケティング勝ちのヒット商品でしたね♪♪
ザっと振り返ってみて、いかがでしたかね~1979年生まれのクルマたち。
意外と直線基調のハチマル車の先駆けといった感じのボディスタイルが始まった年でしたね。そして、後に競争が激化するターボエンジンの幕開けでもありました。電子制御のハシリもこの頃からでしたね。
ここからは・・・
今から24年前の1991年(平成3年)です!!この年も熱くなってしまうなぁ(爆)
先ずはいつものようにトヨタから・・・
「友達以上、恋人未満」のフレーズがやたらと記憶に残る初代サイノス。「友達以上~」って・・・どんな男女関係なんだろうかと今でも色々妄想してしまう特命~ですが、その辺の経験も感も持ち合わせておりませんので、モテる男は羨ましいなぁ~と言う事にしておきますかね(笑)新車当時は女性オーナーの姿も多かったと記憶しておりますが

1979年デビューのE70系から12年後、3世代進化した7代目カローラは・・・
セダンに

レビンに

後に短縮系ワードで浸透したカロゴンことカローラワゴンに

商用車バンまでフルモデルチェンジ♪♪

同じくスプリンターも
セダンに

トレノに

商用車バンに

カロゴンとリヤサスペンションを始め色々と差別化されてしまった、一応ワゴン(カロゴンにもあったビジネス・ワゴンと同じですが)

という具合に充実したラインアップがまだまだバブリーでした♪♪
通称トイチと呼ばれた、この型のカロリンターが歴代で一番好きなモデルかな
ここからはトヨタが高級車路線を連発し、縦置き6気筒エンジンはJZ系にシフトした年でもあったのですが・・・
先に30系カムリ・プロミネントがモデルチェンジしてたのに出て来た「Are you WINDOM?」のフレーズが印象的だった初代ウィンダム

特命~的には「Are you WINDOM?」に対して「こーゆーウィンダム(画像右)」がツボだったりしますが(爆)

お次は初代アリスト♪♪
これは当時カッコいい~と惚れ惚れしたものでした。一代にしてアリストは速いクルマ、スピードが出るクルマのイメージを築いてしまったのが凄い!!
アリストがデビューするキッカケはY31シーマのビジネス的成功と暴力的加速が悔しかったとか・・・もしかしたら、当時のトヨタ関係者がまったりとクラウンでステータスに浸りながらのドライブ中に、後ろからパッシングしながら煽って来たシーマに動力性能で敵わなくて悔しかったのか、Y31シーマ乗りの方が女性ウケが良くて悔しかったのか、なんて邪推する特命~です(笑)

搭載された2JZ-GTEエンジンに関するカタログ上の表記が誇らしげです、やたら「2」が多いなぁ(笑)

デビュー当時は先代モデルとのギャップにショックを受けたものの、時間と共に見慣れて来て味わい深く感じられ、特命~の愛車になった3代目ソアラ♪♪

12年前登場のS110系から3世代進化した9代目のS14#系クラウンはマジェスタ(画像右)と所謂ロイヤルシリーズ(画像左)に分かれた最初のモデルでした。

クラウンのシンボルというべき伝統のフルフレーム構造(ペリメーター型フルフレーム)のロイヤルと新モノコック構造のマジェスタの2本立てだった特徴的なモデルでしたが、フルフレーム構造はこのS140系ロイヤルが最後のモデルとなってしまいました。カタログ上の説明も従来とは比較にならないほど、簡素化されてます(涙)

ロイヤル系のエンジンは伝統のM型に終わりを告げ、3000の2JZ-GEと2500の1JZ-GE、2400ターボディーゼルの2L-THEでスタートしましたが、途中で2000の1G-FEを追加。
マニアックモデルとして5速AT+2JZにエクセーヌシートのロイヤルツーリングに乗ってみたい特命~です(汗)

マジェスタはV8・4000の1UZ-FEと直6・3000の2JZ-GEの2本立て+途中で4WDのi-Four(アリストも同じく)を追加し、セルシオより高価なマジェスタが出現したこともありました。
セダンと

ステーションワゴン、バンは旧型をビッグマイナーしてキャリーオーバーする手法のファーストモデルでした
日産からは意外や意外、凝ったメカニズムのバネット・セレナ

リヤサスペンションはマルチリンクで4輪独立、後輪駆動、スーパーHICAS、ビスカスLSDまで奢られてました(驚)ちょっとミニヴァンらしくないメカニズムですね
何気に3列目シートがちゃんと厚みのある辺りがイイ時代を感じさせます♪♪
最近の国産車はコンパクトやミニヴァンに限らずセダンまでリヤシートがチープ過ぎるのが不満な特命~です。

12年前の910から3世代進化した9代目U13型ブルーバードは4ドアセダンがSSS、4ドアハードトップはARXになったモデルでした。9代目・・・クラウンと同様に歴史あるブランドの重みを感じますね

ブルーバードを象徴グレード「SSS」はこちらの4ドアセダンのみに・・・
このルックスでSR20DETのツインカム・ターボ搭載のSSSリミテッド・アテーサはブルーバード最後のターボ車でした

当時人気のあったボディスタイル、4ドアハードトップは「ARX」となって戸惑ったものです

こちらも12年前の430型から3世代進化したY32型セドリック/グロリアは、姉妹車になって6代目、セドリックでは8代目、グロリアとしては9代目ですから、こちらも歴史あるブランドに敬意を表したくなりますね。
ブロアム系とグランツーリスモ系が更に性格分けされて・・・
セドリックと

グロリア

共に
ブロアム系は角目の
セドリックと

グロリア

グランツー系は丸目の
セドリックと

グロリア

と個性的になって、430型でデビューしたガソリン・ターボエンジンは排気量アップやツインカム化へと進化しました。この年、S140系クラウンのJZ系エンジン搭載開始に対する、Y32型セド/グロはVG30系エンジン最後の4ドアハードトップとなってしまいました。
4ドアセダンはクラウン同様、旧型をビッグマイナーでキャリーオーバーした
セドリックと

グロリアに

ワゴンとバンは先々代のY30型を継続したので、3世代併売だったんですね
2代目シーマはいきなり大人びてしまいましたが、

初代同様、特命~的にはメーカーオプションの純正鍛造アルミロードホイールが好みで、このホイールにタン革内装がツボです(笑)
ホンダからは5代目の通称スポーツ・シビックと4代目プレリュードがデビュー

シビックは3ドアハッチバックと

4ドアセダンの「フェリオ」が新しくなり

5ドアのシャトルは旧型をキャリーオーバー
今でこそフィット・シャトルですが、昔はシビックのバリエーションの一つでしたね

USアコード・ワゴン
軽自動車もホンダ・ビート、スズキ・カプチーノと駆動方式は違えど軽自動車のオープンカーが2車種デビュー♪♪
マツダからはアンフィニRX-7にルーチェの後継車センティアがデビュー

特に52:48の重量配分をアピールした

センティアに

アンフィニMS-9(ナイン)

が特命~的にヒットです、すごく優雅な佇まいが素敵♪♪昨今のマツダデザインと共に特命~の食指を刺激するんですよね~
そのセンティアにディーラーオプションのBBSアルミなんか装着したらイイなぁ~と思っていたら・・・

MS-9には特別仕様車で設定されてしまった(爆)

カペラの後継モデル、4ドアセダンのクロノスに5ドアハッチバックのアンフィニMS-6は、なんとV6エンジン搭載(汗)

他にユーノス・プレッソもV6だったかな・・・
ちょうど、マツダは多チャネル化に邁進していた時期でしたね、その後の結果は・・・でしたが(汗)
三菱からは2代目になったパジェロ♪♪
これでスキーに行くのが当時ナウかった!?

Jトップなんて漢なグレードもありましたね、さり気なく18インチアルミを履くグレードでした

この年の三菱はRV車の積極投入と看板車種ミラージュ/ランサーをデビューさせて
初代RVRに

2代目シャリオ

カローラ、サニー、シビックの対抗馬、ミラージュと

ランサーは

豊富過ぎるエンジンバリエーションに加えて

V6エンジンまでラインアップ(汗)
スバルからはアルシオーネSVX

各社、話題性に富んだ新型車投入の1991年でしたね♪♪目を見張るのは、エンジンや装備だけでなくクルマ自体が贅沢志向の造りだった特徴を感じますね。この時代のクルマを経験すると、昨今の国産車は物足りなくて仕方がないのは自分だけでしょうか?
最後になりました、今から12年前の2003年(平成15年)。1979年と1991年で熱を上げてしまった特命~的に、ココからはヤル気が出て来ない(爆)
ですが・・・まずトヨタからは、より身近になったというかメジャーになった2代目プリウス。トヨタ店専売車種だった初代から改め、トヨペット店との併売になったのが、この20系プリウスでしたね

お次は、いきなり若返りを図った12代目ゼロ・クラウン♪♪
熱し易く、冷めやすい特命~が珍しく一時期熱を上げてしまった近代のクルマの一つです(爆)
まるでキャバ嬢を口説くが如く、足繁くキャバクラに通う男のようにトヨタ店にゼロ・クラウンを見に行ったもんです(←どんな例えだ・・・笑)

さすがに当時20代だった特命~の経済力では手に入れる事は出来ず(今もですが・・・)、2年後のマイナーチェンジ頃にはすっかり熱が冷めてました。やはり美人は3日で飽きる的な感じなんでしょうか(笑)いや、クラウンは「いつかは、クラウン」であってサラリーマンの憧れであるべきなんでしょう。。。。。私の場合、「いつかは、クラウン」と夢を見ながら現実的には「いつの間にか、カローラ」とかになってそうですが・・・(爆)

この型のトピックスはエンジンでした。永らく搭載されて来たストレート6、いわゆる直列6気筒エンジンが、V型6気筒エンジンに代わった最初のクラウンでした。1983年にY30型セドリック/グロリアがV6化されてから、ちょうど20年後にクラウンもV6になったのでしたね

デビュー当初は3GR-FSEの3000と4GR-FSEの2500の2本立てでしたが、マイナー時にアスリートだけ2GR-FSEの3500が追加されました。全盛期に比べたらエンジンの種類も随分とリストラされてしまったなぁ・・・
他には初代ウィッシュ、2代目ハリアー、初代アベンシス、2代目ラウム、初代シエンタがデビューした年でした。
日産からはセフィーロと歴史あるローレルが統合され新ブランドとなったティアナがデビューしました。当時モダン・リビングを謳っただけにカタログの表紙を捲ると、しばらくインテリアについての解説が続いて・・・
ようやく外観写真に辿り着けます(爆)

モダン・リビングの提案は共感出来たのですが・・・何よりもローレルが廃版になってしまったのがショックでした(涙)
他にはF50シーマベースのプレジデント、プレサージュ、V35スカイライン・クーペがデビューした年でした。
ホンダからはセイバーがフェードアウトして一本化されたインスパイアが、アコード・インスパイアから数えて4代目でしたかね。V6エンジンなのに6気筒か3気筒に切り替わる可変シリンダーシステムのエンジンが搭載された型でしたね。

他に3代目オデッセイ、ライフ、エレメント、MDXがデビューした年でした。
マツダからはRX-8、アクセラ
三菱からはグランディス、ランエボⅧ
スバルからは4代目レガシィのB4/ツーリングワゴン/アウトバック、R2
スズキからはツイン、ワゴンR
ダイハツからタント
がデビューした年でした。
(↑手持ち資料が無いのがバレバレですね・・・爆)
という具合に今年初ブログも長文のうえ乱筆乱文となりましたが、お付き合い頂きまして、ありがとうございます。こんな調子ですが、改めて今年もよろしくお願いいたします。未年なだけに「メェ~惑(迷惑)」をおかけしない程度に♪♪