
■さて、スターファイアーRS-R1.0をMiToに装着して走り出してすぐに、「あれ?」と感じたことがある、と以前に記しましたが、「あれ?」の理由は音。
■クルマは走行すると、ロードノイズを発生するわけですが、その音に「?」と思うところがあったのです。ま、一口にロードノイズといってもタイヤ以外のものに起因するものがある上に、タイヤが発生するノイズに関してもタイヤの振動等が車体を伝わって車内に~という流れと、タイヤが発生するノイズが外気を通して車内に伝わる~という流れがあるわけですが、RS−Rでまず感じた「あれ?」は
意外にノイズが少ない、ということだったのです。
■ま、思い込みはいけませんが、装着前の段階で現在装着しているタイヤよりも当然ロードノイズは大きいだろうと予測していたのです。そうした予測が良い意味で裏切られて「あれ?」と思えたのでした。
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が、これをしてRS−Rはロードノイズが低い、と結論付けるのは早いでしょう。というか、実際にその後も様々な路面を走らせていますが、路面によっては以前の装着タイヤよりもロードノイズが大きい、と感じるシーンも結構あります。つまり、ここまでの結果でいえば、
「路面によってはロードノイズが思ったよりも低くなることがある」、ということ。
■そう考えると以前の装着タイヤとの差はこんな感じではないかと。つまり以前の装着タイヤというのは、様々な路面においてロードノイズに大きな差が生まれない=様々なバランスを考えた静粛性がある=一定の性能が保たれている。これに対してRS−Rの場合は、路面によっては意外にノイズが少ない場合もあれば、路面によってはノイズが大きくなる=静粛性が良いときと悪いときがある=条件によってバラつく性能となっている。ということだと思えます。
■そう考えると、つまりその差は総合力の差、という感じでこの辺りにタイヤの価格差が関係してくるのだろうな、という風に思えるわけです。
■とはいえ、RS−Rの場合、その価格は以前の装着タイヤの1/10に近いと考えると健闘している、という風に見ることもできるわけです。そしてロードノイズに関しては、煩い、という不快感は生まれるにせよ、決定的な欠点とはなり得ないのもまた事実です。
■そんな風に見ていくと、ロードノイズに関して「あれ?」と思えるところがあったわけです。
が、本当に条件が揃って良い路面になると、その価格を忘れさせるほど意外な静粛性がある、というのは驚きでした。
Posted at 2010/02/16 17:35:12 | |
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