リアブレーキパット交換もしんどい
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
残り少なくなったパットの交換をDIYでやってみました。
パット、シリコーンブレーキグリース、ピストン戻し工具はヤフオクで入手。
ウマ(ジャッキスタンド)はMonotaroで購入。
逆流防止弁、ブレーキパーツクリーナーは近所のホームセンターで購入。
ついでに、錆び止め塗料とハケもゲットしてきました。
15mm/13mm/11mmスパナ、ラチェットは手持ちを使用しました。
2
油圧ジャッキで持ち上げウマをかませて、
安全のためにサイドへ外したタイヤを入れました。
キャリパー裏のナットを15mmと13mmのスパナを使って外します。
この時点で、パットの粉で手は真っ黒です。
キャリパを歯ブラシ、金ブラシを使ってある程度キレイにします。
ブレーキパーツクリーナーを使ってさらにキレイにします。
3
リアのピストンは、フロントのように押すだけでは戻りません。
ピストンを回しながら押し込みます。
そのために、ピストンには切り欠けがあり、
そこへ専用工具をはめ込んで作業を行います。
手持ちのピストン戻し工具では少し形が合わなかったので、
工具の爪2ヶ所を金ノコで切り落としました。
しかし、ピストンは回るだけで戻りません。
4
ブリーダーボルト(エア抜きをするための小さなノズル)のキャップを取り、
11mmのスパナで緩めて、ピストンを押しながら回すと簡単にピストンを戻すことができました。
この時、ブリーダーボルトには、逆流防止弁をチューブの真ん中に仕込んで、
末端にボトルやビンをセットして、流れ出るブレーキフルードを受けます。
逆流防止弁は観賞魚のブクブク用のものを使用。
ホームセンターのペットコーナなどで300円くらいで入手できます。
チューブも200円あれば購入できるでしょう。
5
錆と汚れの目立つキャリパーにペンキを塗りました。
使ったのは、カラーの油性錆び止め。
赤や黄、青は下地の処理が面倒だったので緑色にしました。
ちなみに、赤は黄色、黄色は白を下地にすると色が映えます。
ピストン戻しに時間が掛かってしまい、また、炎天下での作業だったため一発仕上げです。
ハケを使ってムラやハケ目が残らないよう手際よく塗っていきます。
ペンキ屋でバイトをしていた経験がこんな所で生きました。
6
ペンキが乾いたら、パットにWAKO'Sの耐熱シリコーンブレーキグリースをチョイチョイと塗ってキャリパーにセットします。
キャリパーを固定するネジは通常1回のみの使用ですが、新品のネジがなかったので、
ネジ山にネジ止めのロックタイト(中強度)を数滴たらして使用しました。
7
キャリパーを元に戻したら、 ブリーダーボルトを再度緩めてエア抜きをします。
この時、ボルトを締める人とブレーキペダルを踏む人がいると作業は楽です。
ボルトを緩めて逆流防止弁付きのチューブをセットして、ブレーキペダルを踏んでもらいます。
チューブの中にエアが見えなくなったらボルトを締めます。
タイヤを付けて、ウマを取り外したら、軽く走ってブレーキラインにエアが入っていないかチェックしたら終了です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク