今日は明日納車する86の納車準備をしてました。
正直に言うと、ディーラーの営業マンにとっては受注こそが最もテンションの上がる瞬間であって、それから納車に向けては書類管理や準備などで徐々に雑用感覚に陥る人が多いように思います。
一方、オーダーした側にとっては契約はあくまでスタートであって、納車が近づくにつれてだんだんとワクワクしていくものじゃないですかね?
そのため長納期となる86のような車種の受注というのは、売る側と買う側の心理にギャップが起きやすいので、営業マンにとっては少々要注意だったりします(^_^;)例えば定期的な納期見込みの連絡の有無などでは実にトラブルになりやすいですね(汗)
職場では公言しているのですが、私は営業マンとしては異端児ですw
わりと営業職や接客業に関心があってディーラーマンになる人が多い中で、私はそんなことよりはクルマ好きの趣味が高じて営業マンになったようなものですから、商談もクルマの話が出来て幸せですし、もちろん、お客さんに納車でクルマを引き渡すのも大好きですね!
なにしろサービスエンジニアで自分のクルマをカスタマイズしたりサーキットへ行ったりしてる人はいると思いますが、営業職でそれをしている人の割合はわずかだと思います。まぁクルマ好きといっても楽しみ方は人それぞれだとは思いますがw
話を元に戻しますが、納車の前に行う…いわゆる納車準備というのは好きな仕事のうちの1つです(^^)
86の納車準備は他の車種より少し手間のかかる作業がありまして、逆にその面倒を見るのは満更でもありませんw
シートに被せてある透明なビニルの数や、乗降の際に車内にキズをつけないようにするビニルカバーの装着箇所など、圧倒的に多いほうです。配送されてきた新車の状態確認、ナンバーや付属品の取り付け、ETCのセットアップ、ナビの初期設定、各スイッチの作動確認、車検証入れの内容の確認、車両受領書などの書類、それから納車のタイミングに合わせた洗車…、洗車もボディカラーがブラックやグレー、濃紺などの場合は磨きキズ防止のため慎重な洗車が求められます。メタリックのないソリッドならなおさら( ゚Д゚)
この作業の瞬間、明日ワクワクしながら新車を取りに来店されるお客さんのことを考えると、逆に嬉しいドキドキ感をお裾分けさせてもらったような気分になります(*´ω`*)
86はクルマ好きなユーザーさんがオーダーされるケースが多いので、特に仕上がりには気にして準備させてもらってます!
最後に新車全体を見渡して、「うん、かっこいい!」と思えたら納車準備完了とします。
そしてお客さんのもとに渡ったら、いつまでもかっこいいと思って乗ってもらいたいものですね。
もちろん、86ユーザーである私がカメラで愛車を撮るときもかっこいいと思ってシャッター切ってます( *´艸`)

Posted at 2013/07/20 01:32:43 | |
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