先月末の夜、友達とドライブをしていた帰り道、道路の左側に白い物体が・・・・・・猫でした。
首が動いてるのが見えて、生きてるみたいだったので引き返してもらうようにお願いしました。
案の定 車にはねられたようで、私が近づいていくのに気付くと後ろ足を引きずりながら木の茂みに逃げていきました。
真っ暗だったので携帯のライトを照らしながら探しました。見つけたのは見つけたんですが、手の届かないところに・・・。
事情を話し、心配してくれた友達の妹二人が虫取りアミを持って駆けつけてくれました。一人が木をかき分けて、一人が携帯のライトを当てて、私は虫取りアミを持って(笑)でもアミが木に引っかかったりして捕まえるのは無理でした。そしてまた逃げて見失ってしまいました。
でもここまでして帰れないし、でも時間は遅いし・・・(深夜回ってました)あと一回見て回っていなかったら帰ろうかなと思っていたところ、見つけました!今度は手の届くところに!!
次失敗したらもう無理なので、猫の首元をしっかり掴んで捕獲成功!
暴れたり噛み付かれそうになりながら「大丈夫、助けてあげるから」と声を掛けながら車の荷台に入れました。
自宅に帰り、ゲージに入れて玄関で様子を見てたんですがハアハアとパンティングがひどかったです。心配だったのでその日は私も玄関で就寝。朝方には落ち着いていたので少し安心して一緒に出勤しました。
レントゲンを撮ったところ、骨盤骨折と肺気胸。
理想を言えば骨折の手術ですが、肺気胸もあるので麻酔をかけるのは無理。幸い?骨盤骨折は大したことがなく、少しズレてはいますが安静にしていればそのままくっつくとのこと。なのでこまめにレントゲンを撮って様子を見ることにしました。
数日間レントゲンで確認していたら、肺気胸はすぐに治りました。骨盤も動かなくて安静にしていたおかげか、少しズレたままではありますが固まってきているようでした。排便も出来ていたのでそこの問題もクリア。骨盤が固まれば歩行も問題なくできるとのこと。
あとは元気になったら里親を探そう!と思っていたんですが・・・猫は生まれも育ちもノラのようで、全然人に慣れません。最初は痛みのせいで怒ってるのかなと思ったんですが、ヴーとかシャーとか・・・警戒心は取れませんでした。
それでも最初のうちは怒りながらも触ることができたんですが、元気になってくるにつれ猫パンチをしてきたり威嚇がひどくなり、ますます触れなくなりました。
猫はまだ若く、一歳未満の男の子でした。
可愛い顔をしていたんですが、こんな人馴れしていない猫はさすがにもらい手はつかないかなと・・・私の家で飼えればいいんですが家族が家の中では無理だというので・・・また轢かれたら可哀想なので外には放したくなかったんですが・・・。
色々考えたんですが良いのか悪いのか、幸い大きな後遺症も残らなそうなので、また外に放しても一匹でやっていけるかなと思いました。
もしこれが人が世話をしないと生きていけないんだったらどうにかして慣れさせて、里親を探してましたけど・・・。
それに、逆に慣れすぎてきたらそれはそれで情がわいて私が離せなくなっていたでしょうし、お互いに都合が良かったのかもしれません。
懐いていなくても可愛いと思ってしまっていたので・・・(笑)
去勢だけして放すことに決めました。
去勢をした2日後、9/9のスーパームーンと言われる月の綺麗な日に元の場所に放してきました。扉が開いたのに気付くと、びっくりするくらいの速さで走っていきました・・・。
泣くかなと思ったんですが、あまりに一瞬すぎて涙は出ませんでした(笑)
でも、命が助かって元気にしてあげることができて良かったです。
前にも一度、通勤中に車に轢かれた猫を拾ったことがあるんですが、その子はもっと状態が悪く、眼球突出、下顎も割れて頭を強く打っているようでした。しばらく入院させて世話をしていました。自分で食餌ができなくて強制給餌をしていたんですが、そのうち舌も腐ってきたのか臭いが酷かったです。院長が、自分でごはんが食べれないのは厳しい。と言ったので涙を堪えて安楽死をしました。
そのことがずっと心残りだったので、次また保護することがあれば助けてあげたいと思っていたんです。
あの子がまた事故に合わないことを願います。
なんだか長くて暗い話になって申し訳ありません。
次はもうちょっと明るい話を・・・(笑)
最近カメラを買って写真撮ってるので次はそのネタでアップしますね♪笑
Posted at 2014/09/21 13:28:34 | |
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