足廻りの仕上げ(キャンバー)に関して質問、DMが多かったので残しておきます。

ダウンサスや車高調で下げるだけならそこまで気にすることもないのですが、エアサスで全下げした時の見た目の仕上げに関してめっちゃ質問が多かったので、私の場合の仕上げ方法を残しておきます。

足廻りに関しては正直今まで未知の世界でした。
自分で一度もバラしたことがなかったので自分なりに勉強しました。
理解しちゃえば簡単です。

まずはフロント。
エアサスのストラットをそのまま取り付けただけでも全下げ時のナチュラルキャンバーは1度か2度弱付きます。
ツラを出すことを考えるともう少しキャンバーは付けたいところなので試行錯誤しました。

エアサスメーカーにもよりますが、ショックの固定部分が長穴になっている物もあるのでそこでキャンバーを付ける方法と、ピロをスライド式にしてキャンバーを付ける方法。
どちらでもアリだとは思いますが、ピロで付く角度がだいたい2〜3度くらい。
下の長穴で付くのが5〜6度。
私はキャスト角の補正をしたのでピロはキャンバーを逆に起こして下の長穴で全寝かせしました。
それにT-Demandのフロントイージープロで＋1度。
それでだいたい5〜6度くらいです。

上が2度くらい。
下が6度くらいです。
ちなみにフロントに15mmのワイトレ入れてます。
個人的にはフロントはこれで完成です。

リアはT-Demandのイージープロのプレートのみでキャンバー調整しました。
本来RXでリアにキャンバーを付ける場合は調整式アッパーアームに交換してキャンバーを付けますが、リアのアッパーアームは車検非対応なのと、交換するのがとても大変なのでやめました。
それに調整式アッパーアームが高い(汗

イージープロのプレートを裏か表にすることでキャンバーを起こすか付けるか選択できます。

キャンバーを起こす場合は穴を奥に、キャンバーを付ける場合は穴を外側にします。
ここを固定するボルトを入れるのがとても大変です。
すんなり入れることを考えたら調整式トーコンアームは必須です。
エアサスを入れたらかなりのトーインになるのでどのみに必要になります。
リアは全下げ状態で6度〜7度くらいです。
全てにおいて言えることは、足廻りはだいたいテンションが掛かっています。
テンションとは、上下左右に対しての力(圧力)
引っ張られていたり、押されていたり。
これを理解するとボルトもナットもすんなりハマります。
リアは20mmのワイトレ入れてます。

試行錯誤した結果、個人的には合格点。
あとはリアの爪をもう少し処理してあと15mmほど外に出す予定です。
ここまでの労力を考えるとショップに任せたらそれなりの工賃が取られるわけです。
私の場合はやりながら少しずつ理解していったのでとても時間が掛かりました。
最初に足廻りを理解してればこんなに苦労しなかったかと思います。

自然な仕上がりで満足してます。