2014年06月20日
VINコード覚え書き
日本における、車台番号は
型式+生産番号
がおおいので、けっこうわかりやすいですね。
GG3S-10×××××といった形で。
マツダは特にわかりやすい。
GG
プラットフォームの型式
3
排気量(2.3Lより)
S
車台形状
Pセダン(旧表記)
Sスポーツ形状
Wワゴン
Cコンバーチブル
R四輪駆動(旧表記)
末尾に、付加記号として
Eユーノスブランド
セダンとスポーツは共通シャシーですが
ワゴンは少し違ったのでGY3Wでした。
GGとは、
G型プラットフォームのG世代という意味。
だから、
同じ車種は必ず同じ英字から始まります。
カペラがG
ファミリアがB
で始まるのも、名前は変われど、
遺伝子は変わってないのを感じます。
GHや、BLのアクセラからは少し複雑になります。
GH5FW
BLEAP
Fは前輪駆動という意味です。(Front)
四駆だと、Aになります。(AWD)
排気量が、2.0L、3.0Lだと、
わかりづらくなってしまうので
2.0LにはE
3.0LにはF
が主に割り当てられています。
例:LWEWとLWFW
しかし、
BLの前期、後期のように
同じ2.0Lでもエンジンが変わった場合、
別のアルファベットが割り当てられます。
例:前期BLEFW 後期BLFFW
例:前期DE3FS 後期DEJFS
1980年初頭から4桁を貫いてきたので
すごくわかりやすかったのですが
3代目プレマシーを皮切りに、
より詳しく、表示するようになりました。
駆動方式で分けているのが大きいですね。
マツダは四駆仕様の部品を
ことごとく変えるのでいい判断です。笑
ちなみに、生産番号の初めの一桁は
マイナーチェンジすると増えます。
RX-7、しかもFDだけだと思いますが
10万桁で、仕様を判断します。
1型から6型まであります。
ユーザーが勝手に呼んでるだけですが
マツダ全車、同じです。
とまぁ、マツダの国内仕様の車台番号は
とてもよくわかりやすく作られてるんですよ。
しかし。
VINコード。
車を作り、輸出する規模のある国では
ISO規格のこれに倣って、
車台番号を決めないとなりません。
日本の車台番号はガラパゴス状態なんです。
外車はみんなこれ。
日本車も輸出仕様はVINコードです。
GJ2FWの
プラットフォーム
エンジン
駆動方式
車台形状
そんなもんじゃ済まないくらい
詳しく意味があります。
メーカーオプションレベルの
装備品の有無までわかるとか。
で、ISO規格なので、
ある程度規則性はあるのですが
一部、メーカーによって
独自に決めていい部分もあります。
その解読が難しい。
RX-7
年式では
FD3S-2×××××
に相当する、僕の型式不明車ですが笑
車台番号はこうです。
JM1FD3332R030××××
まったくもって意味不明。
英語サイトをウロウロしてようやく
あとちょっとまで解読できたので、
覚え書きです。
J Japan
M MAZDA
1 車台形状
FD プラットフォーム
333 不明(独自に決めていい部分 仕様内容?)
2 Check Digit(と書いてあったけど意味不明)
R 1994年 (モデルイヤー製なので95モデル)
0 製造地コード(恐らく宇品工場の意味)
3 不明(恐らく製造開始から3年目)
0×××× 生産番号
といった形のようです。
333がわかれば、
北米に部品発注ができるようになるはず。
まぁ、お世話になるのは
ブレーキパイプ
ステアリングラック
エアコンパイプ
くらいだと思いますが笑
ほんとに、ちゃんと英語勉強しとけばよかった!
ちなみに…
SA22C
FC3S
FD3S
SE3P
初代RX-7からRX-8までですが、
向こうでは
FB
FC
FD
FE
と呼ばれてます。
元々、プラットフォームはSA型なのですが
当時、命名規則に安定感がなく、
VINコードをFBにしてしまったので
プラットフォーム名をFBに改名。
RX-8はRX-7後継でないと公言してるにも関わらず
プラットフォームをFEにしたので
VINコードはFEになってます。
つまりは、
RX-7がもし奇跡の復活を遂げた場合
型式はFEにはなりません。
なんになるのかなー?
と、妄想するのも楽しい。
反面、
綺麗に続いてるのはロードスター
NA
NB
NC
ND
是非とも末代までモデルチェンジをして
アルファベットを使い切っていただきたい。笑
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セブン | 日記
Posted at
2014/06/20 03:48:47
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