どこかで見たようなタイt(ry
アテンザスポーツを買ったのが運の尽き。
ターボの暴力的な加速に魅せられてる訳ですが
それを得るためには現状乗り換えるしかないのですorz
悔しいのでNAはNAでどこまで頑張れるのか
L3-VEのポテンシャルがまだわからないので
色々と検証しながら楽しみたいと思います。
ターボ車は次乗るし(←強がり
さて、NAにおいてハイスペックの指標となるのが
100ps/L…つまりリッター100ps。
アテンザの場合226ps出れば(排気量2260cc)
ハイスペックエンジンの仲間入りとなります。
現状カタログでは178ps。
シャシダイではもっと低いでしょう。
せめて+30psは頑張っていただきたいところ。
ただし、馬力:psとは簡単に言うとトルク×回転数なため
回転数を上げれば馬力は出ます。
でも、実質的なエンジンの能力である
「トルク」
これは馬力が上がっても基本的に変わりません。
なので、ぼくの目指す出力向上計画は
馬力ではなく、エンジンの能力、
トルクの向上を指します。
出力曲線全体が高回転エンジンになると思いますが
全体の底上げすることで、
実用域での快適性も確保することを目指します。
パワー=出力=トルクだと思っていただいたほうが
いいかと思います。
トルクが上がれば同じ回転数でも
馬力は向上します。
と、まぁ、結論から言うと、
リッター100ps
可能です。
脱線すると、
NCECロードスターのエンジンLF-VE(1998cc)は
L3ーVE(2260cc)のショートストロークバージョン。
概観は同じ、マウント位置も同じということで、
こちらのショップが
アテンザのL3-VEにLF-VEのピストン、ヘッドを移植し、
高圧縮にしてハイカムで226.2ps/7120rpmをたたき出してます。
ここまでは出なくても、200psはいけるかなと、
甘く見てるわけです笑
ではパワーを出すためには。
・燃料を多く噴く。
そのためには
・たくさんの空気を吸わせる。
燃料はECUの処理能力の範囲で学習してもらい、
それを超えたらロムチューンとなるわけですが
それ以前にたくさん吸わせるために
反則技が使えないNAは
めまぐるしい努力が必要です。
ポイントは3つ。
①吸気効率を上げる
剥き出しエアクリが代表例ですね。
「剥き出しにすると低速トルクがなくなる」
というのは、慣性の法則からです。
空気が「よどむ」部分(エアクリボックス)がなくなることにより、
空気の慣性力が弱くなり、トルクが減ります。
これは効率と相反するものですね。
この2つにより、おそらく剥き出しエアクリは出力(トルク)が下がり、
高回転域での効率は上がります。
もう1つ効率をあげる方法として
GT-RのRB26DETTに採用されてる多連スロットル。
実質インマニがなくなるので
曲がったり分かれたりという抵抗が減り
吸気効率が上がります。
吸気効率がよければレスポンスもよくなります。
②吸気温度を下げる
①の弊害として考えられるのが吸気温度の上昇。
温度が上がるほど気体は膨張します。
対策として、ターボ車の場合インタークーラーですね。
NAの場合、そんなものはないので
極力、外気温に近い吸気温度にする必要があります。
③吸気量を増やす
瞬間瞬間の空気を吸い込む量を増やします。
ビッグスロットルですね。
吸気に関してはこの3つを押さえれば
大体いいと思います。
1つ番外編として、
ラム圧加給。
自分の排気量以上吸い込もうとしないNAエンジンに
走行風によって空気を「押し込む」ことで
加給と同じ効果を生む。のがラム圧ですが、
これの効果を出すのは実用域では不可能です。
L3-VEの場合、6000rpmで必要な空気量は
毎秒200L以上。
ラム圧を得るためには
欲しがる空気量以上の走行風が必要です。
それを更に吸気口の断面積から吸うわけなので
スロットル全開の状態で
メーターが常に正圧になることはありません。
大型バイクにはカウルに
ラムエアインテークが純正でついていますが
加給効果を発揮するのは200km/h以上からのようです。
排気量が半分以下のバイクでそれなので
必要空気量が倍あるアテンザは吸気口の断面積を拡大するか
400km/h以上出すしかありません爆
よって、この名前がついた商品は、
厳密なラム圧加給はできません。
できたとしても、「アクセルオフで」ボックスに押し込まれた空気が
スロットルバルブが「開いていこうとする」瞬間に
正圧は終わると思います。
ただ、「吸気温度を下げる」という意味では
走行風を吸気口に直接当てるラムエアシステムは
絶大な効果があると思っています。
ぼくが構想しているプランにも、
コールドエアシステムとして、ラムエアを採用します。
長くなってしまいましたがパワーを出すためにはもう1つ大事なことがあります。
「燃やしたものはさっさと出す」ことも必要です。
それはまた次回。
今回はここまで~
Posted at 2012/10/23 00:05:16 | |
トラックバック(0) |
出力向上計画 | 日記