
長文注意。。。
腕時計に興味のない方はスルーしてください。
去年還暦となったおぢさまです。
cartierの腕時計って、少し女性的で、粋で、なんか上品ぢゃないですか?
お洒落な大人のアイテムと言うイメージです。
実は、私はカルティエの腕時計は1本も持っていません。
名古屋弁の口の悪いおぢさまでも、カルティエの腕時計をしていると、カッコいい、上品な、お洒落な、おぢさまになれるのではないか?と思いました。
パシャかタンクフランセーズを買って、奥方様とペアにするのはどうかと思いましたが、奥方様から、
『あなたには、上品過ぎて似合わないわよっ』と、却下。
定番のタンクは小さめで、これまた、上品過ぎて、激悪オヤジのおぢさまに似合わないので除外。
バロン ブルーは、柔和な感じで、私にはオシャレ過ぎて除外。
となると、残るはサントスとなりました。
いっぱい調べてみました。
1904年に3代目カルティエが友人の飛行機冒険家のために作成した、世界初の男性用腕時計と言う逸話あり。←コレ大事
1904年から120年経過しても、連綿とデザインが継承されている。
ベゼルをビス留めしたしたデザインは、1970年代発売のロイヤルオークよりも先駆けていたようです。
先代モデルまでのムープメントは、クォーツか社外のETAでした。
1847年創業のカルティエは、最近になり、キャリバー1847を開発して、その3針ムープメントをグループ会社に提供するようになりました。
んで、私の独断と偏見で、現代の腕時計についてまとめてみます。
1969年、世界初の市販クォーツ腕時計、SEIKOのアストロン発売。
その後急速なコストダウンが進んでクォーツショックに!
1970年代から1980年頃はクォーツ一色でしたね。
薄型の時計が流行しました。
その終盤に、私はコルムのアドミラルズカップを購入しました。
で、機械式では、私の大好きなジェラルド・ジェンタが活躍します。
私の憧れのロイヤルオークが1972年、ノーチラスが1976年、IWC インヂュニアも1976年に発売されます。

ラグジュアリースポーツの幕開けです。
クォーツショック後の1980年代になり、スイスの名門が復活し、機械式腕時計の人気が出で来ました。
機械式は、クォーツと違ってトルクがあるので、カッコいい太い針を動かす事ができます。
後に、GMT、ムーンフェイス、クロノグラフ、トリプルカレンダーなど複雑時計に進みました。
その当時は、手巻きなら薄いムーブメントがありましたが、自動巻きとなると分厚いムーブメントしかなく、クロノグラフムーブメントはバルジュー7750くらいしかありませんでした。
1990年代は、自動巻きの大型の分厚い時計、ウブロやバネライやブライトリングなど『デカ厚時計』が、流行しました。
2002年にムープメントメーカー最大手のETA社がスウォッチグループ以外への供給を段階的に停止する(2010年までに)と発表しました。
この事により、このグループ以外のメーカーは、他社ムープメントを購入するか、自前でムープメントを開発しなくてはならなくなりました。
ETAは積み重ねた技術があり、パーツを精密にプレス機で安く大量に撃ち抜いて生産できていました。
各社が自前となると切削加工で、コストがかかるようになりました。
ブライトリングクロノマットやIWCパイロットクロは、ETAムーブメントから自社ムーブメントになると定価も40〜60 万円の物が、100万円以上になっています。
その後、各社のムーブメントの開発が進み、薄型の小型の精度の高いムープメントとなり、現在の流行は、少し薄めの、デカ過ぎないサイズになったと思います。
んで、話をカルティエに戻します。
サントスのメタルブレスのモデルは、
1978年サントス(薄型のクォーツ)
無骨なステンブレス。
1987年サントス ガルべ(薄型のクォーツ)
ケースが湾曲して装着感アップ。
2004年サントス100(当時流行のデカ厚時計)
2018年現行サントス・ドゥ・カルティエ。(マニファクチュール)
ケースは湾曲して、ベゼルからブレスレットに連続するデザイン、厚さ10mm以下の現行モデル。
となります。
因みに、このブレスのデザインは、名作ラブリングと共通のようです。
(ラブリング:甲斐性があって彼女ができたら、プレゼントしてみたいですが…)
サントス・ドゥ・カルティエのサイズは、MMとLM。
ダイヤルカラーは、白、濃紺、緑、ブラウン。
MMはどちらか言うとユニセックス、時計好きとしては、大きめのLMの一択、ダイヤルカラーで迷います。
白文字盤は定番で、上品で、フォーマルには最高。
濃紺は、少し外した遊び心があり、Tシャツ+ジャケット姿でもいけそう。
緑は、かなりシャレオツで、ファション上級者向け。
ブラウンは、クルマのシートでも選んだ事ない色なので、無理かと思います。
んで、まずは実物を見てみようと思い、外商から予約を取ってもらい、松坂屋のCartierブティックに出撃。。。
やはり、定番の白文字盤は、私には上品過ぎでした。
σ(^_^;)
最近トレンドの緑は、サブマリーナでは超プレミアムですが、カルティエでは、なんかイメージに合わない気がしました。
ブラウンは、一瞬、ピクっととしましたが、もう少し歳を重ねてからでいいかなぁ?
濃紺です。別売りの純正の青のラバーストラップと色もマッチ、少しスポーティーで、ポルシェに乗る時にもベストマッチ。
(ポルシェは盆栽で、ほとんど乗ってませんが… …σ(^_^;) )
インデックスのローマ文字がピカピカ&立体的で、ダイヤルの青のサンレイ仕上げが最高で、ビビッときました。
(松田聖子風)
偉そうに能書きをいっぱい書いてますが、
見て、
ビビッときて、
欲しくなると、
我慢出来ず、
『これください♪』
でした。
松坂屋外商カードで、GSの時のように優待率計10%引きかと思ったら、カルティエは除外だそうでした。
(涙。。。)
でも、今後は、いつでも、買い物しなくても、駐車券サービスが3時間付くからOKとします。
Posted at 2024/06/22 20:58:45 | |
腕時計 | 日記