6番目の愛車は、初代のミラージュ1600GT で人生初の新車です。
前車(Σ)がやや地味だったのと、シビックで知ったFFの面白さが忘れられず、
また「GT」という響きとプレーンなデザインが気に入り買いました。
色は、当時の世相を反映したような明るい「黄緑」で、この車のイメージカラーです。(今ではこんな色のクルマ、見かけませんよネ)
無いと思っていた写真が1枚出てきました。
実はこのミラージュ、Σの後すぐに買ったのではなく、昔を思い出し無性にバイクに乗りたくなって、先にZ400FX(写真手前)をゲット。
クルマは、暫らくカミさんのオートマ車を使ってました。
エンジンは、1597cc直列4気筒SOHCの「サターンG32B型」で最高出力は88ps
ただし、三菱自慢のサイレントシャフト付ではありません。
サスペンションは、ノーマルのミラージュに比べハードなセッティングになり、リアもスタビライザー付き。ステアリングのギア比もクイックなものでした。
タイヤは、フランスの戦闘機(ミラージュ)にあやかったのか、“ミシュラン”でした。
トランスミッションは、ジープの三菱らしく、ハイとロウの副変速機付き4速MTで、この車を選ぶきっかけの一つになった特徴的な機能です。
当時のカー雑誌に「腕に覚えのあるモサなら“クロスレシオ8速”も可能!」と冗談とも本気ともとれる記事が載っていて、小生も挑戦してみたが、技量不足で無理でした。
ステアリングは、太めのウレタン製で握りやすかったです。

フロントシートは、GT専用設計でしっかりとした座り心地。室内も、チェック柄のシートとドアトリムがとても新鮮でグラスエリアが広く開放感あふれるものでした。
引き締められた足回りはいい感じでしたが、エンジンはアクセルのツキがよくなく、時々ノッキングも発生するなど、動力性能の方はイマイチ。(ディーラーで調べてもらったが異常なしとのこと この個体固有の現象かも)
このクルマに、VWゴルフGTIのようなイメージを重ねていた小生の中には、どちらかというと「名ばかりのGT」だったような記憶が残っています。
デザイン的には大変気に入っていたのですが、1年くらい乗り、子どもが生まれたのを機に、一番下の弟に譲りました。
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2024/08/10 10:36:22